もはやこれだけで観光名所!ロシア・モスクワ地下鉄の宮殿のごとき豪華絢爛な駅ホーム巡り

2019年の
ゴールデンウィークに
ジョージアとアルメニアへ
行ってきた
わけ
なんですが…


そのフライトの際
ロシアの首都であるモスクワを
経由して行ったので、
帰りに ちょこっとだけ
そのモスクワに立ち寄って
観光を してきました。


限られた時間内での
モスクワ観光…


さて、
何を見ようか…


…やはり、定番の
クレムリン?


それとも
美術館巡り?


もしくは無難に
街ブラ ショッピング??


いやいやいやいや、
この僕が見たいモノっつったら、
もうアレしか ないでしょう、

て いうか
この記事のカテゴリーが まず
「偏った鉄道いじり」なので
それしか ないでしょう…


地下鉄ですよ、
やっぱり…!

190822_1.jpg
●パッと見 美術館っぽい地下鉄駅●


てなわけで、今回は
ロシアのモスクワの地下鉄を
ですね、

今回も相変わらずの、
ソ連時代で あったら
確実にスパイ扱いされるで あろう
怪しい目線と動きで
ジロジロと観察してきて
まいりましたので…

そのレポートを
お送りしようと思います。


これまでも
旧ソ連型の地下鉄は
いくつか見てきましたが…

今回のモスクワは
まさに旧ソ連の
総本山みたいな所で、
地下鉄的にも
旧ソ連 最大規模だと思うので…

これは ちょっと
期待感も高まりますね…

190822_26.jpg
●モスクワの地下鉄路線図●


行く前から
期待感が高まる余り、
事前に ちゃんと
路線図とかも
ある程度は準備して
挑むことに しました。

路線数、利用客数ともに
東京に匹敵する規模が
あるようで…


実際、地下鉄を巡る際に
何度も路線図と
にらめっこ したので、
モスクワの地下鉄は
行き当たりばったり ではなく
路線図の把握は
しておいたほうが
よさそうですよ。

多分、迷いますんで…

190822_4.jpg
●切符売り場●


有人窓口なんですが、
基本的に混んでることが
多いようです…

この写真の時は
空港からの到着客で
溢れ返ってたと思うので、
余計に そうだったのかも
しれません。

190822_5.jpg
●チケット ゲッツ●


ICカードに なってまして、
バスなどの市内交通も
共通で使えるようです。


チャージ式の他、
乗り放題タイプの設定も あって、
窓口で欲しい種類を
口頭で言って買うんですが…

窓口のオバちゃんは
基本ロシア語オンリーの
対応っぽいので、
筆談とかが無難かと思われます。


僕も乗り放題タイプが
欲しかったので、
混んでる中 頑張って並んで
予め準備した筆談を見せて
それで程なく買えました。

乗り放題タイプは、
窓口で しか
買えないらしいので…

190822_3.jpg
●自動券売機●


…と、思ってたら、
最近の自動券売機なら
乗り放題券も
買えるみたいですね…

後から知りました…

しかも こっちなら
よっぽど人気が ないのか、
結構 空いてますよ…


…窓口のオバちゃんも、
「アンタ達
券売機 使いなさいよ!」

くらい、
言っちゃっても いいと
思いますけどねぇ…

190822_6.jpg
●自動改札機●


で、このカードを
タッチして改札すると。


乗った距離に関係なく
一律料金らしいので、
そのためか降りるときは
改札することは なく
そのまま出場と なります。

190822_7.jpg
●深くて長いエスカレーター●


ジョージアのトビリシの
地下鉄
でもあった、
「旧ソ連 地下鉄あるある」の一つ。

基本的に
古い路線ほど深くて、
新しい路線ほど
浅い傾向が あるようです。


東京の地下鉄事情とは
傾向の順序が逆ですよね…

新規路線は、
既存路線を避ける理由で
深く作ってるんですけども…

190822_8.jpg
●プラットホーム●


そして、
モスクワの地下鉄の
最大の特徴にして
最大の見どころと
言えるのが…

やはり、この
プラットホームでは
ないでしょうかね…

190822_9.jpg
●乗降口付近●


もはや下手な宮殿顔負けの
凝った装飾で作られています。


他の旧ソ連の地下鉄も
それなりにオシャレな
プラットホームでしたが、
さすがは総本山モスクワ…

豪華さのレヴェルが
明らかに違いますよ…

190822_10.jpg
●別路線のプラットホーム●


しかも一つの駅だけじゃなくて、
各駅それぞれで
違うテーマのもとに
作られてるみたいでして…


もう これを巡るだけでも、
充分 観光が成り立っちゃう
勢いですね…


ちなみに上記2つは
ベラルースカヤ駅のモノ。

前者が5号線で
後者が2号線、
乗換駅だと路線ごとにも
違うと いう
こだわりようです。

190822_11.jpg
●7号線バリカードナヤ駅●


…と いうわけで今回、
僕も いくつかの駅を
見てまいりました。


時間的制約が あるので
当然、全ては見ることは
できませんが…

190822_12.jpg
●2号線マヤコフスカヤ駅●


一応 事前に
押さえておきたい駅を調べて、
可能な限り効率的に周ることを
心掛けたつもりでは
あるんですけどもね…

190822_21.jpg
●案内板●


一応、案内表記は
ロシア語だけではなく、
英語も併記されていますね。

190822_22.jpg
●古い案内板●


ちょっと前までは、
このような
ロシア語のみの案内板が
長らく使われていたようで…

長らく使い過ぎて、
黄ばんでるんでしょうね、
コレは…


去年2018年の
サッカーワールドカップを機に、
こういう部分を色々
改善させていったようで、
以前に比べると案内表記類が
わかりやすくなっている
ようです。

190822_27.jpg
●怒涛のロシア語の情報量●


…ただ、全体的には
決して明快とは
言い難いものが あり…


さっきも言ったように、
やはり路線図の把握は
かなり重要かと…


ホームに来たものの、
どっちが どっちに行くのかが
わからなかったり
することも多く、
僕は路線図に加えて
コンパスも割と
駆使したりしてました。

190822_13.jpg
●3号線エレクトロザヴォーツカヤ駅●


…そんな こんなで、
やはり予定していた駅を
全て周ることは
できなかったんですけども…

190822_14.jpg
●3号線アルバーツカヤ駅●


一応 優先度が
高かった駅には、
概ね行けたとは
思います。

190822_15.jpg
●3号線キエフスカヤ駅●


基本的には、
昔に作られた路線・駅のほうが
煌びやかな傾向が
あるような気がします。

190822_16.jpg
●5号線キエフスカヤ駅●


特に環状線である5号線に、
装飾の力を入れている感じですね。


なんでも当時は
かの指導者、
“鋼鉄の男”こと
スターリンの指揮が
色濃く反映されていたようで…


祖国の繁栄と技術の粋を
表すという方針のもと、
こういう煌びやかなホームが
作られたとか…


…うーむ、
さすが鋼鉄の男…

ある種、
“鋼鉄っちゃん”とも
言えるかも しれません。

190822_17.jpg
●4号線キエフスカヤ駅●


キエフスカヤ駅は、
3、4、5号線とも
結構 撮れ高が高い
駅ですね…


写真も、
自然と この駅のモノを
選んじゃってました。

190822_18.jpg
●1号線クロポトキンスカヤ駅●


一番古い1号線も
割と巡ったつもりなんですが…


比較的
薄暗い駅が多かったので、
見栄え的に それほど
アクが強くなかったかも…

190822_19.jpg
●1号線トロパリョヴォ駅●


むしろ1号線の場合は
末端部分が
ここ数年に延伸されて
いるみたいで…

190822_20.jpg
●1号線ルミャンツェヴォ駅●


神殿的な煌びやかさとは違う、
新時代のデザインが見れまして…

これは これで、
逆に興味深いと思います。



…と まぁ
このように、
駅巡りを可能な限り
してきたわけ
なんですけども…

190822_23.jpg
●ホーム端にある時計●


救いだったのが、
列車の頻度が比較的
多かったと いうこと。


左が現在時刻で、
右が さっきの電車が行ってから
経過した時間。

他の旧ソ連式 地下鉄でも
見られた、
共通のシステムですね。

190822_24.jpg
●新型の時計もある●


こういう設備が あるのに対して、
いわゆる時刻表みたいなモノは
ないんですけども…


…必要ないって
ことでしょうね…

電車、逃しちゃっても
また すぐ来るし、
みたいな感じで…

…モスクワ、
すげえな…

…このおかげで、
駅巡りも ちょっと助かりました。

190822_25.jpg
●ホーム端にはレーニン像も●


…と、
いうわけで…


想定していた以上に
煌びやかなプラットフォームの
撮れ高が高すぎまして…


まだまだ
紹介したいことが
いっぱい あるんですけど…


て いうか
まだ車両の紹介だって
全然できてないんですけど…


…長くなっちゃうので、
一旦 次回に
続けることに します。



-つづく-
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