ジョージアのトビリシとアルメニアのエレバンを結ぶ国際寝台夜行列車をネットで予約してみる
今回は鉄道のお役立ち情報!
ジョージアの首都・トビリシから、
アルメニアの首都・エレバンへ行く寝台夜行列車のオンライン予約の やり方をですね…

●エレバン⇔トビリシとある●
おそらく、この情報が役に立つという人は日本に数名ほどしかいないような気も しますが、お届けしようじゃないかと思います。
※なお この記事、2023年現在でも それなりに需要が ありそうだったので若干加筆しましたが、基本的にはレポート自体は2019年の時のモノなので ご了承願えればと思います。
見た感じ基本的にシステムに変化は なさそうな気がしますが、まぁ参考程度と いうことで…

●ジョージアの首都トビリシ●
先日、ジョージアとアルメニアに行ってきたわけなんですが…
まずジョージアから行って次にアルメニアに行こうと、
その際、この両国間には寝台夜行列車が運行されているので、コレを使ってみようというワケでございますね。
僕は予め日程を組んでいたので、この夜行列車も予約できるものなら予約して行こうと思ったんですが…

●トビリシ中央駅●
ただでさえ情報が少ない この辺りの国々…
とりあえず、予約方法をネットで探ってみたんですけども…
どうも、この列車を利用した人は ほとんど みんな現地でチケットを買ってるみたいなんですよね…
別に それでも いいんですけど、予約できるんだったら予約しちゃったほうが精神衛生上 助かるので ですね…
調べたところ、どうやら このサイトから予約へ進めるみたいで…
右側にある「Ticket Online」をクリックします。
ちなみに この夜行列車は「南カフカス鉄道」という、アルメニア側の鉄道会社が運行しているらしいですね。
なので、逆にジョージア側の鉄道サイトでは予約できないと思われます。

●Ticket Onlineのページ●
表示言語はアルメニア語の他にロシア語、英語も表示可能。
ただ僕って やつぁ、英語も正直そんなに自信がないものでして…

●日本語に変換●
Google Chromeの翻訳機能で日本語に してみました。
どこかニュアンスがヘンな部分は ありますが、ピンポイントで何が言いたいのかを調べるときには便利なので、ちょいちょい切り替えたりして使ってます。
で、一応 上記画像に それぞれ飛ぶ先を書きましたが、とりあえず まずは「時刻表検索」を見てみましょうか…

●時刻表検索●
40日前から予約が可能に なるそうで、検索も40日前になると表示されるように なるみたいですね。
僕が乗りたいと思っていたGWの時は冬季ダイヤのようで、トビリシからは隔日発、奇数日に列車が出るスケジュールらしいです。
月の変わり目が ちょっと要注意で…
使用する編成が1本しかない関係からか、
31日とか奇数日終わりの月の場合、列車はアルメニア側に行ってるから次の日の1日は運休に なるようで…
逆に30日とか偶数日で終わる場合は1日も運行される、という事になってるっぽいです。
よりによって僕の乗りたい日が その月の変わり目だったのでダイヤを注視していたんですが、この検索で ある程度 事前に その辺りも確認できるので ちょっと助かります。
検索の駅名表記は英語表示が できますが、検索結果は何故かロシア語しか出ないみたいですね…
アルメニアは日常的に英語よりもロシア語のほうが馴染みが あるので、基本的に そのあたりのクオリティは そういうモノだと思うしかないかと…
一応、解説しておくとCoach class(車両クラス)は
Place type(シートのタイプ)は
…と いう意味みたいです。
寝台列車のシートは1等の2人部屋以外は上下2段式に なっていて、一般的には下段のほうが好まれる傾向が あるので値段も高いみたいですね。
なお、値段の単位はアルメニアの「ドラム」での表記のようです。

●座席レイアウト●
寝台列車のレイアウトも画像で確認できます。
上から2等車、3等車、1等車の順と思われますが…何で この順番なんだろう…?
2等車と3等車の2段式座席の上下位置は表の通りです。
3等車の進行方向向き座席に関しては左右の どちらが上か下かが、僕自身が買っていないのでちょっと わからないんですが…
…買う時に、上記の表の値段とかと比べて判断するしか ないのかなぁ…

●オンラインチケットのルール●
ルールが書いてあるページがあるので、とりあえず一読…
読んでみると、ちょいちょい気になる所も あるんですが、追々確認しながら進めてみましょうか…
と、いうわけで まずはアカウントの作成をしてみます。

●アカウントの作成フォーム●
入力内容は それぞれ書いてある通り、米印の付いてる必須項目の個所を埋めればOKですね。
つまづくとしたら、上から8項目目の「Document Series」ですかね…
正直 僕もよく わかっちゃいないんですが、とりあえず「Foreign Document」と入力しておきました。
一応それで問題は起きてないので多分それで大丈夫だと思います。
で、「Registration」をクリックすれば登録完了。
正常に登録できれば入力したメールアドレス宛てに登録Welcome的なメールも多分 届くはずです。

●ログイン画面●
登録後、そのままログイン状態になるかは覚えてないんですが…
なってなきゃ なってないで、とりあえずログインを…
で、ログインをしたらば「Purchase a ticket」からチケット購入画面に進むことが できます。

●チケット購入フォーム●
ここでは とりあえず…
2019年5月1日 出発(片道)、
トビリシ中央駅からエレバン駅まで、
大人1名、
2等寝台、
…と いう条件で購入すると します。
記録してあるスクリーンショットが実際に当時 僕が買ったときに取ったモノなので…
ちなみに「tbilisi-pass,」と いうのがトビリシ中央駅の事、
エレバンのほうは「yerevan」でいいみたいです。
列車のクラスは、よく わからないんですが確か どのみち「Non-Modernized」しか選べなかったと思います。
あと、列車クラスなんですが せっかく上記でわざわざロシア語表記を調べたってのに、ココは英語なのかよ!って話で…
…申し訳ありませんが、なんとか表記内容と値段で それぞれ察しをつけて もらえればと思います。僕も うろ覚えなんで…
少なくとも、「Compartment caggiage」が2等寝台の意で あった事は、実際そうだったので確実で ございますです。

●条件を満たした座席を選択●
フォームを記入して「search」を押すと すぐ下に条件を満たした座席が表記されます。
座席番号なんですが、自動で割り振られるみたいで自分で選ぶことはできないみたいですね。
実際に再度 選び直してみましたが、やはり画像と同じ9番に なるんで…
ただ、割り振られた この9番は一般的に良かれと されている下段席ですので…
おそらく、人数によって下段席から順に埋めていくようにプログラムされているんだと思われます。
また この選択画面ではカウントは表示されていませんが時間制限があって、1分以内とかに選択しないとタイムアウトになるっぽいんですよね…
…僕も1回、時間切れになりました。つか、1分は短くない?
…なので、事前に ある程度 考えを固めてから挑む必要が あるかと…
…で、希望する座席を選択したら(赤くなる)、「Input date of passengers」をクリックして進みます。

●確認画面●
ここで、本当にコレで いいかを最終確認。
いいので あれば、「INECOBANK」をクリックしてカード入力画面に飛んで決済と なります。
…なお、ルール表記に書いてあった通りだとすると、決済に使えるのはMastercardのみ。
何故だ?VISAじゃダメなのか?
…幸い、僕が用意していたのはたまたまMastercardだったので、特に問題なく決済できましたが…
…と思いきや、後に「日本発行のVISAでも使えた」という情報を実際に頂けました。
逆にカードの種類問わず「決済できない」という話も噂レベルでは目にしたことも あるんですが…
…コレは もはや やってみたとこ勝負かな、と…

●購入完了●
ふぅ…
この画面が出れば購入完了ですね。
とりあえず、プリントアウトを促してるっぽいのでプリントアウトをしておきましょうか…

●プリント結果●
…
ぇえっ…
…なんか、他の方々が現地で買ったチケットだと もっと色々と大仰に表記が されてたと思うんだけど…
本当にコレでいいのか…?
ちなみにメールのほうにも同じようにデータが記入されたドキュメントが来ていますが、内容は大体一緒ですね…
う~む…

●トビリシ中央駅チケット売り場●
…心配なので、トビリシに着いたときに一応 聞いてみました。
そしたら

売店スタッフさん
との事で…
もしかしたら、乗る前に現地で本ちゃんのチケットと引き換えなければ いけないのか とか思っていたんですが、コレで大丈夫なようです。Eチケット番号が あるので これでOKなのだと…
よかったー、これで ひと安心です。
ちなみに現地でチケットを買う時は、ココで番号札を取って呼ばれた窓口に対応してもらうシステムのようですね。

●乗車当日●
と、いうわけで今回購入したEチケットで無事 乗ることが できました。
実際の列車の様子は紀行本編のほうで…
日本において、ネットで この列車のチケットを買ったという情報が全然 見つけられなかったので ちょっと躊躇っていたんですが、やって やれないことは なさそうだったので やってみた次第で ございます。
ただ、早割とかの割引は ないみたいですね…
むしろ、WEB発券手数料が かかって若干 高くなってる気がします。
しかし、特に夏季になるとトビリシから さらに先の「バトゥーミ」というリゾート地の発着となり、列車も毎日運行と なるようで…
特に欧米からの観光客に相当 需要が あるらしく、「早めに予約したほうが いい」と英語サイトでは書かれている所も見かけましたので…
実際、今回も同室のポーランド人の方々は僕と同じEチケットでプリントアウトして来てましたし…
スケジュールの安牌という事を考えれば、事前にネットで予約しても損は ないかと思います。手数料っつっても数百円程度ですので…
一応 改めて加筆するにあたり多少ですがアルメニアの鉄道のサイトをチラっと見てみたので、気が付いた部分を補足しておきます。

●2023年現在のサイト●
まず最初に、実は客車が新しい車両に置き換えられているみたいです。
新しくなって快適になった?反面、旧ソ連時代の客車のレトロ感が名残惜しいと いうデメリットも…
サイトのレイアウトも2019年の頃とは ちょっと変化があり、列車の検索フォームがトップに用意されています。
ためしに これで一応、件の寝台列車の検索をしてみると…

●客車の説明画面が出てきた●
おおー、なんか わかりやすくなってるー。
進化したんだなぁ~、と思いながら真ん中の赤い「Buy online ticket」を押すと…

●数年前にも見た事あるページに●
結局ココに飛ぶのか…
見れる範囲でチラチラ見ましたが、おそらく2019年当時とシステム的に変化は ない模様。
なんなら客車のレイアウト画像も同じ。新型に置き換えたのに そのままで対応してるのか…?
と、いうわけで恐らくですがシステム的には2023年現在も当記事の やり方で対応できるものと思われます。
ちなみに説明書の「Mastercardでのみ決済可能」という記載も相変わらず そのまま ですが、前述の通りVISAの成功事例もありますので とりあえず挑戦してもらうのが宜しいのでは ないかと…

●ジョージア鉄道の予約●
ついでなので、ジョージア鉄道の国内線の予約に ついても少し触れておこうかと思います。
「TKT.GE」というジョージアの あらゆるチケットを取り扱っているサイトがあって、鉄道のチケットもココで予約が できるようです。
ジョージア鉄道の公式サイトも あるんですけど、使おうとした当時どうにも不安定だったので、この「TKT.GE」のほうを使ってみました。
アカウント等は作らなくても使用可能で、チケットの買い方も目的地さえ決めていれば特に問題なく直感で買える仕様だと思われます。
少なくとも、さっきまでの夜行列車の予約の仕様に比べれば…
カードもVISAとマスターが使用可能、決済が完了するとQRコードがゲットできるので それを乗車の際に用いれば多分 乗れるはずです。
…「多分」と いうのは、実は僕、予約は したんですけど実際には乗らなかったのです…
…寝坊しちゃって…

●ゴリからトビリシ行きの列車に乗車●
お次に、予約じゃなくて現地で いきなり飛び乗る場合。
上記の寝坊が悔しいので、同じ経路を飛び込みで乗ってみたんですが…
駅の係員さんや乗務員さんが案内してくれて、手書きのチケットを発行してくれました。
なお、パスポートの提示は求められます。
おそらくパスポート番号が必要なんだと思いますが、コピーで いいのかはわからないので、原本を持っているほうが無難かも しれません。
実際の列車の様子は、コチラの記事で…

●トビリシ空港線●
最後に、トビリシ空港~トビリシ中央駅間の鉄道に ついても…
コレも予約しようかと思ったんですが、検索しても表示されなかったので予約無しで乗りました。
さっきの列車とは異なり市内交通的なシステムのようで、市内交通ICカード「メトロマニー」か現金0.50ラリを使うようです。
現金は お釣りが出ないので、ちょうど分を用意しないとダメっぽいですね…
実際に乗った様子はコチラで ございます。
この列車に関しては、予約なんて する必要がない事が よく わかりました。
…と いうことで、当ブログでは非常に珍しいお役立ち情報でした。
たとえ日本で一人か二人だけで あっても、多少なりとも参考に なれば、幸いで ございます。
ジョージアの首都・トビリシから、
アルメニアの首都・エレバンへ行く寝台夜行列車のオンライン予約の やり方をですね…

●エレバン⇔トビリシとある●
おそらく、この情報が役に立つという人は日本に数名ほどしかいないような気も しますが、お届けしようじゃないかと思います。
※なお この記事、2023年現在でも それなりに需要が ありそうだったので若干加筆しましたが、基本的にはレポート自体は2019年の時のモノなので ご了承願えればと思います。
見た感じ基本的にシステムに変化は なさそうな気がしますが、まぁ参考程度と いうことで…

●ジョージアの首都トビリシ●
先日、ジョージアとアルメニアに行ってきたわけなんですが…
まずジョージアから行って次にアルメニアに行こうと、
その際、この両国間には寝台夜行列車が運行されているので、コレを使ってみようというワケでございますね。
僕は予め日程を組んでいたので、この夜行列車も予約できるものなら予約して行こうと思ったんですが…

●トビリシ中央駅●
ただでさえ情報が少ない この辺りの国々…
とりあえず、予約方法をネットで探ってみたんですけども…
どうも、この列車を利用した人は ほとんど みんな現地でチケットを買ってるみたいなんですよね…
別に それでも いいんですけど、予約できるんだったら予約しちゃったほうが精神衛生上 助かるので ですね…
予約はアルメニア側の鉄道のサイトから
調べたところ、どうやら このサイトから予約へ進めるみたいで…
右側にある「Ticket Online」をクリックします。
ちなみに この夜行列車は「南カフカス鉄道」という、アルメニア側の鉄道会社が運行しているらしいですね。
なので、逆にジョージア側の鉄道サイトでは予約できないと思われます。

●Ticket Onlineのページ●
表示言語はアルメニア語の他にロシア語、英語も表示可能。
ただ僕って やつぁ、英語も正直そんなに自信がないものでして…

●日本語に変換●
Google Chromeの翻訳機能で日本語に してみました。
どこかニュアンスがヘンな部分は ありますが、ピンポイントで何が言いたいのかを調べるときには便利なので、ちょいちょい切り替えたりして使ってます。
で、一応 上記画像に それぞれ飛ぶ先を書きましたが、とりあえず まずは「時刻表検索」を見てみましょうか…

●時刻表検索●
40日前から予約が可能に なるそうで、検索も40日前になると表示されるように なるみたいですね。
僕が乗りたいと思っていたGWの時は冬季ダイヤのようで、トビリシからは隔日発、奇数日に列車が出るスケジュールらしいです。
月の変わり目が ちょっと要注意で…
使用する編成が1本しかない関係からか、
31日とか奇数日終わりの月の場合、列車はアルメニア側に行ってるから次の日の1日は運休に なるようで…
逆に30日とか偶数日で終わる場合は1日も運行される、という事になってるっぽいです。
よりによって僕の乗りたい日が その月の変わり目だったのでダイヤを注視していたんですが、この検索で ある程度 事前に その辺りも確認できるので ちょっと助かります。
検索の駅名表記は英語表示が できますが、検索結果は何故かロシア語しか出ないみたいですね…
アルメニアは日常的に英語よりもロシア語のほうが馴染みが あるので、基本的に そのあたりのクオリティは そういうモノだと思うしかないかと…
一応、解説しておくとCoach class(車両クラス)は
- 「Плацкарт」が3等の開放寝台
- 「Купе」が2等の4人部屋寝台
- 「СВ」が1等の2人部屋寝台
Place type(シートのタイプ)は
- 「Нижние」が下段(線路に対して横向き)
- 「Верхние」が上段(線路に対して横向き)
- 「Боковые нижние」が下段(進行方向向き)
- 「Боковые верхние」が上段(進行方向向き)
…と いう意味みたいです。
寝台列車のシートは1等の2人部屋以外は上下2段式に なっていて、一般的には下段のほうが好まれる傾向が あるので値段も高いみたいですね。
なお、値段の単位はアルメニアの「ドラム」での表記のようです。

●座席レイアウト●
寝台列車のレイアウトも画像で確認できます。
上から2等車、3等車、1等車の順と思われますが…何で この順番なんだろう…?
2等車と3等車の2段式座席の上下位置は表の通りです。
3等車の進行方向向き座席に関しては左右の どちらが上か下かが、僕自身が買っていないのでちょっと わからないんですが…
…買う時に、上記の表の値段とかと比べて判断するしか ないのかなぁ…
アカウントを作成してから購入

●オンラインチケットのルール●
ルールが書いてあるページがあるので、とりあえず一読…
読んでみると、ちょいちょい気になる所も あるんですが、追々確認しながら進めてみましょうか…
と、いうわけで まずはアカウントの作成をしてみます。

●アカウントの作成フォーム●
入力内容は それぞれ書いてある通り、米印の付いてる必須項目の個所を埋めればOKですね。
つまづくとしたら、上から8項目目の「Document Series」ですかね…
正直 僕もよく わかっちゃいないんですが、とりあえず「Foreign Document」と入力しておきました。
一応それで問題は起きてないので多分それで大丈夫だと思います。
で、「Registration」をクリックすれば登録完了。
正常に登録できれば入力したメールアドレス宛てに登録Welcome的なメールも多分 届くはずです。

●ログイン画面●
登録後、そのままログイン状態になるかは覚えてないんですが…
なってなきゃ なってないで、とりあえずログインを…
で、ログインをしたらば「Purchase a ticket」からチケット購入画面に進むことが できます。

●チケット購入フォーム●
ここでは とりあえず…
2019年5月1日 出発(片道)、
トビリシ中央駅からエレバン駅まで、
大人1名、
2等寝台、
…と いう条件で購入すると します。
記録してあるスクリーンショットが実際に当時 僕が買ったときに取ったモノなので…
ちなみに「tbilisi-pass,」と いうのがトビリシ中央駅の事、
エレバンのほうは「yerevan」でいいみたいです。
列車のクラスは、よく わからないんですが確か どのみち「Non-Modernized」しか選べなかったと思います。
あと、列車クラスなんですが せっかく上記でわざわざロシア語表記を調べたってのに、ココは英語なのかよ!って話で…
…申し訳ありませんが、なんとか表記内容と値段で それぞれ察しをつけて もらえればと思います。僕も うろ覚えなんで…
少なくとも、「Compartment caggiage」が2等寝台の意で あった事は、実際そうだったので確実で ございますです。

●条件を満たした座席を選択●
フォームを記入して「search」を押すと すぐ下に条件を満たした座席が表記されます。
座席番号なんですが、自動で割り振られるみたいで自分で選ぶことはできないみたいですね。
実際に再度 選び直してみましたが、やはり画像と同じ9番に なるんで…
ただ、割り振られた この9番は一般的に良かれと されている下段席ですので…
おそらく、人数によって下段席から順に埋めていくようにプログラムされているんだと思われます。
また この選択画面ではカウントは表示されていませんが時間制限があって、1分以内とかに選択しないとタイムアウトになるっぽいんですよね…
…僕も1回、時間切れになりました。つか、1分は短くない?
…なので、事前に ある程度 考えを固めてから挑む必要が あるかと…
…で、希望する座席を選択したら(赤くなる)、「Input date of passengers」をクリックして進みます。

●確認画面●
ここで、本当にコレで いいかを最終確認。
いいので あれば、「INECOBANK」をクリックしてカード入力画面に飛んで決済と なります。
…なお、ルール表記に書いてあった通りだとすると、決済に使えるのはMastercardのみ。
何故だ?VISAじゃダメなのか?
…幸い、僕が用意していたのはたまたまMastercardだったので、特に問題なく決済できましたが…
…と思いきや、後に「日本発行のVISAでも使えた」という情報を実際に頂けました。
逆にカードの種類問わず「決済できない」という話も噂レベルでは目にしたことも あるんですが…
…コレは もはや やってみたとこ勝負かな、と…

●購入完了●
ふぅ…
この画面が出れば購入完了ですね。
とりあえず、プリントアウトを促してるっぽいのでプリントアウトをしておきましょうか…

●プリント結果●
…
ぇえっ…
…なんか、他の方々が現地で買ったチケットだと もっと色々と大仰に表記が されてたと思うんだけど…
本当にコレでいいのか…?
ちなみにメールのほうにも同じようにデータが記入されたドキュメントが来ていますが、内容は大体一緒ですね…
う~む…
実際に乗ってみた

●トビリシ中央駅チケット売り場●
…心配なので、トビリシに着いたときに一応 聞いてみました。
そしたら

問題ない、コレで乗れます
との事で…
もしかしたら、乗る前に現地で本ちゃんのチケットと引き換えなければ いけないのか とか思っていたんですが、コレで大丈夫なようです。Eチケット番号が あるので これでOKなのだと…
よかったー、これで ひと安心です。
ちなみに現地でチケットを買う時は、ココで番号札を取って呼ばれた窓口に対応してもらうシステムのようですね。

●乗車当日●
と、いうわけで今回購入したEチケットで無事 乗ることが できました。
実際の列車の様子は紀行本編のほうで…
日本において、ネットで この列車のチケットを買ったという情報が全然 見つけられなかったので ちょっと躊躇っていたんですが、やって やれないことは なさそうだったので やってみた次第で ございます。
ただ、早割とかの割引は ないみたいですね…
むしろ、WEB発券手数料が かかって若干 高くなってる気がします。
しかし、特に夏季になるとトビリシから さらに先の「バトゥーミ」というリゾート地の発着となり、列車も毎日運行と なるようで…
特に欧米からの観光客に相当 需要が あるらしく、「早めに予約したほうが いい」と英語サイトでは書かれている所も見かけましたので…
実際、今回も同室のポーランド人の方々は僕と同じEチケットでプリントアウトして来てましたし…
スケジュールの安牌という事を考えれば、事前にネットで予約しても損は ないかと思います。手数料っつっても数百円程度ですので…
2023年に改めてサイトを見てみた
…と、上記までは基本的に2019年当時のレポートなのですが…一応 改めて加筆するにあたり多少ですがアルメニアの鉄道のサイトをチラっと見てみたので、気が付いた部分を補足しておきます。

●2023年現在のサイト●
まず最初に、実は客車が新しい車両に置き換えられているみたいです。
新しくなって快適になった?反面、旧ソ連時代の客車のレトロ感が名残惜しいと いうデメリットも…
サイトのレイアウトも2019年の頃とは ちょっと変化があり、列車の検索フォームがトップに用意されています。
ためしに これで一応、件の寝台列車の検索をしてみると…

●客車の説明画面が出てきた●
おおー、なんか わかりやすくなってるー。
進化したんだなぁ~、と思いながら真ん中の赤い「Buy online ticket」を押すと…

●数年前にも見た事あるページに●
結局ココに飛ぶのか…
見れる範囲でチラチラ見ましたが、おそらく2019年当時とシステム的に変化は ない模様。
なんなら客車のレイアウト画像も同じ。新型に置き換えたのに そのままで対応してるのか…?
と、いうわけで恐らくですがシステム的には2023年現在も当記事の やり方で対応できるものと思われます。
ちなみに説明書の「Mastercardでのみ決済可能」という記載も相変わらず そのまま ですが、前述の通りVISAの成功事例もありますので とりあえず挑戦してもらうのが宜しいのでは ないかと…
ついでにジョージア国内鉄道の乗り方

●ジョージア鉄道の予約●
ついでなので、ジョージア鉄道の国内線の予約に ついても少し触れておこうかと思います。
「TKT.GE」というジョージアの あらゆるチケットを取り扱っているサイトがあって、鉄道のチケットもココで予約が できるようです。
ジョージア鉄道の公式サイトも あるんですけど、使おうとした当時どうにも不安定だったので、この「TKT.GE」のほうを使ってみました。
アカウント等は作らなくても使用可能で、チケットの買い方も目的地さえ決めていれば特に問題なく直感で買える仕様だと思われます。
少なくとも、さっきまでの夜行列車の予約の仕様に比べれば…
カードもVISAとマスターが使用可能、決済が完了するとQRコードがゲットできるので それを乗車の際に用いれば多分 乗れるはずです。
…「多分」と いうのは、実は僕、予約は したんですけど実際には乗らなかったのです…
…寝坊しちゃって…

●ゴリからトビリシ行きの列車に乗車●
お次に、予約じゃなくて現地で いきなり飛び乗る場合。
上記の寝坊が悔しいので、同じ経路を飛び込みで乗ってみたんですが…
駅の係員さんや乗務員さんが案内してくれて、手書きのチケットを発行してくれました。
なお、パスポートの提示は求められます。
おそらくパスポート番号が必要なんだと思いますが、コピーで いいのかはわからないので、原本を持っているほうが無難かも しれません。
実際の列車の様子は、コチラの記事で…

●トビリシ空港線●
最後に、トビリシ空港~トビリシ中央駅間の鉄道に ついても…
コレも予約しようかと思ったんですが、検索しても表示されなかったので予約無しで乗りました。
さっきの列車とは異なり市内交通的なシステムのようで、市内交通ICカード「メトロマニー」か現金0.50ラリを使うようです。
現金は お釣りが出ないので、ちょうど分を用意しないとダメっぽいですね…
実際に乗った様子はコチラで ございます。
この列車に関しては、予約なんて する必要がない事が よく わかりました。
…と いうことで、当ブログでは非常に珍しいお役立ち情報でした。
たとえ日本で一人か二人だけで あっても、多少なりとも参考に なれば、幸いで ございます。
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