カズベギから下山
-その21-
前回からの続きです。
教会内部は
撮影禁止なのが
言われなくても わかるくらい
厳粛な雰囲気…
でも、
2人程の修道士さんが
祈りを唱えていて
時折ハモって歌唱をする
その様子は、
とても厳格で貴重なモノを
見学できたような
気がしますね…
しかし、なんつっても
たまらないのが
この景色でしょうね…
特に左側の雲!
ココは
「天国に一番近い教会」と
称されたり するそうですが、
あの雲の位置加減が
まるでココが天界のような
見え方を させてますね…
正直、大快晴!とは
言い難い天気では
ありますが、
これは これで
神秘的な雰囲気の色合いで
また良しかと…
そんな感じでウワサ通り、
行って見て大満足の
景観で ございました。
本当に行って よかったと
思います。
帰りも また
同じルートで下山します。
もう道は わかってるし、
舗装路を行くより早いし
降りるだけなら
ラクだと思いますし…
そしたら、今度は
また別の野良犬と
すれ違って…
そして、そのすぐ後には
登山客が…
…やっぱり、
そういう仕事なのか…?
その後も ちょこちょこ
他の登山客と すれ違い、
「この道で いいの?」とか
聞かれました。
僕は野良犬に
誘導されて行ったので…
…やっぱり、
感謝すべき なのかなぁ…
行きの時は
いなかったのに!
(馬は いたんですが)
…自分らでノソノソと、
勝手に食いに
来るんですかね…?
…この方々は、
野良なの?
飼いなの?
それとも飼いだけど
放置プレイなの…?
往路と同様、
大体45分くらいで
戻ってこれました。
割とアクティブな登山に
なると思うので、
やっぱり それなりの
準備をして登ったほうが
いいと思われます。
しっかりした歩きやすい
防水のシューズとか…
そして、やはり
コレも用意していって
大正解でしたね。
実は小雨が
降っていたりしたんですよ。
さすがに傘を差して
登るのはナンセンスですし…
あと やっぱり気温も
山の上のほうは低いので、
おそらく季節問わず
用意して行ったほうが
無難だと思いました。
この後、しばらく
宿で休憩してから
チェックアウトしました。
ほとんど絡みも
なかったし、
英語とかも あまり
通じなさそう でしたが、
暖かく笑顔で
見送って下さいました。
どうもお世話に なりました。
…さてさて、
今日は もう この後は
また首都のトビリシに
戻らなくては
いけないのですが…
昨日のワゴンタクシーとは違い、
どこにも立ち寄らずに
トビリシに直行するタイプの
ミニバス。
10ラリで乗れるらしいんですが、
来てみたら ちょうど満員でした。
しかたない、
次のを待ちますか…
すると
別のワゴンタクシーの
オッちゃんから、
「ワン・ファイブで
トビリシに行くよ!」
とのお誘いが。
次のが いつ来るか
わからないし、
15ラリなら まあいいか、
って事でコレに
乗っちゃうことに しました。
っていうか
「ワン・ファイブ」って
15ラリだよね?
と、思ったら
窓に「15」と
書いてくれたので
だいじょぶそうですね。
コレも例によって
人が集まってから
出発するシステムなんですが、
割と すぐ集まりました。
2人組×2と、
3人組×1と、
僕1人×1の、
計8人、
そのあと2人組が来て
計10人に なりそう
だったんですが
いや、さすがに
定員オーバーでしょうよ、
ってことで
計8人で妥協して出発です。
オッちゃんは
乗せたがってましたけど…
今回の この車は
フォードのバンタイプ。
昨日のエルグランドより
乗り心地が落ちるのは
致し方ないとして…
ドライビングの方針が
昨日の人と同じで
飛ばしまくりです。
なんでだ!?
前に車が いたら
抜かなきゃいけない
決まりでも あるのか!?
…飛ばしまくって
このバンが空中分解
しないことを祈りながら、
進んで行くと…
おおぅ…
何だ…
先に何か
あるのか…?
全くもって
進みそうも ないので、
とりあえず気晴らしに
外に降りてみました。
なんかパトカーが
ワザと食い止めてますね…
逆に、反対車線からは
トラックが途切れなく
バンバン走ってきます。
トラックを行かせるための
措置なのか…?
人が集まってきたのを見て、
遊び相手に なりたいのか
餌が欲しいのか、
とにかく やってきました。
…しばらくは、
こうやって様子を
傍観しているしか
なさそうですね…
-つづく-
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