カズベギトレッキング
-その20-
前回からの続きです。
-2019年5月1日-
いやぁー、
清々しい朝…
…と言いたい所なんですが、
起きた理由が
腹が痛かったからでして…
僕の場合、
コレが割と あるので
やっぱり個別バスルーム付きの
宿のほうが安心なんですよね…
…でも、起床タイミング的にも
ちょうど よかったかも…
今日は まず
カズベギ観光の
ハイライトとも いえる、
山の上の教会へのトレッキングを
しようと思いまして…
お昼までには
チェックアウトをしなきゃ
いけないし、
もっと いうと、
今夜はトビリシ発の列車に
乗らなきゃいけないので…
トレッキングは早朝のうちに
行ってしまおうかと思います。
いよいよ、
コイツの出番が
来たようだ…!
今回、新たに用意した
防水・防風ストレッチパーカー、
まさに この時のために
用意したようなモノです。
と、いうわけで
コレを着て、
必要最小限のモノだけ
持参して、
ウンコも
気張れるだけ
気張って…
これで準備万端!
さぁ、山登りに
出発で ございますよ!
天気のほうは
残念ながら ちょっと
芳しくないんですけども…
…ちなみに4WDタクシーで
行くことも できるみたいですが、
できる事なら やはり
自分で登ってみたい所です。
ちょっと軽めの
トレッキングコースみたいな
感じな そうですよ。
ブレックファーストを
食べるために
レストランに来てるので、
正しいっちゃ正しい姿ですね。
向かう先は
ゲルゲティの
ツミンダ・サメバ教会と いう所。
車も通れて坂も緩やか だけど
距離は長くなる舗装路と…
徒歩でしか行けないくらい
急斜面だけど、
距離は近くなる山道の…
この2ルートが
あるみたい なんですが…
時間には余裕が あるので、
ゆっくり舗装路で
いいかなー、と…
そんな感じで
進むことにします。
早朝とは いえ、
トレッキングって
割と朝早くから
やるイメージも あるから
他にも登る人が
結構いるんじゃ なかろうかと
思っていたんですが…
…見事なまでに、
誰も いねえな…
道…
こっちで いいんだよね?
俺が間違ってるんじゃ
ないよね?
思わず心配に
なりますが…
…でも、実は
完全に孤独な
わけでは なくて
ですね…
同行者が
おりまして…
何故か、
どういうわけか、
野良犬が
ついて来てるんです。
しかも2匹も。
たまたま道が
同じだけか…?
まぁ特に何かを
してくるわけでも ないので、
とりあえずは成り行きに
任せますけど…
アレ…?
俺、
舗装路のほうを行く気で
道なりに 真っ直ぐ来た
つもりなんだけど…
いつの間にか
急斜面の近道ルートに
突入しちゃっております…
しかも、野良犬も
「ここは こう行くんだ」
みたいな感じで
近道ルートに誘導してくるので…
こっちのルートに
強制的に
決定的に
なっちゃいました…
…そして、
まさか とは
思ってたんですが…
コレ、
ゴールまで ずっと
ついて来るのか…?
茶色いほうは
いなくなっちゃいましたが、
こっちのハスキー犬のほうは
依然として同行中です。
…いや むしろ、
なんだか僕のほうが
この犬に ついて行ってる
気が してきました…
しかも、立ち止まると
時々 喝を入れてくるんですよ
この先生…
…いや ちょっと
オジサン、ゆっくり行かないと
疲れちゃって…
…っていうか、結構フツーに
そこそこ疲れる道のり ですよ?
このルート…
しかし、
そんな こんなで
気持ちペース早めで
誘導されて
来てみたら…
おお…
ありましたよ、
教会が…
本来、歩いて登ると
1時間~1時間半くらい
かかるらしいんですが、
45分ぐらいで到着
してしまったようです…
だって、
急かすんだもの
この野良犬…
てっぺんまで来ると、
他の観光客も
結構 来てました。
やっぱり、
車で来る人のほうが
多いかな…
ちなみに、
舗装路のほうを歩いて行くと
2時間とか かかるみたいですね…
もしかして、主に
動物の利用のほうが
多いんじゃ…?
他の方の旅行記とかでは、
牛の飲む姿も確認しております。
眼下に見えるのが、
多分カズベギの町…
あそこから登ってきた
わけですね…
…よく1時間足らずで
来れたな…と、
思わず思ってしまう程の
迫力ですね…
…い、一応
ありがとう…
…と言ったほうが
いいかな…?
なんだかんだで、
この野良犬が
案内してくれた気は
しますしねぇ…
-つづく-
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