トビリシ空港鉄道
-その4-
前回からの続きです。
さすがに少しは
ベンチで仮眠してました…
…
よく寝たぁー…
…とは、
言い難いかなぁー…
ちょっと改めて
空港内を見学…
このエスカレーターの下が
人工芝になってて、
仮眠スポットとして
人気が高いみたいですね。
そんな、
ちょっとジュースを飲む
みたいな感覚で、
需要が ありますかね…?
空港から市街地までは
37番の路線バスが
走っていて、
フツーは みんな
コレに乗って市街地に
向かうみたいです。
…もう お察しかと
思われますが、
僕はフツーでは
ありません
ですのでね…
空港を出て すぐの所に
こんな建物が
ありまして ですね…
コレ、
駅だそうで…
あまり知られて
いないようなのですが、
実は空港からトビリシ中央駅まで
鉄道が走っているみたい
なんですよね。
鉄道 好きですし、
話のタネ的にも
ここは是非 鉄道で
行ってみたいと思います。
なんか…
使用されているのかが疑わしい
放置感が漂うんですけども…
なかなか、
一人で いるには
淋しくなってくる空間です。
一応、8時35分発で
列車は あるはずです。
朝は この1本だけ
みたいですけど…
う~ん…
需要が無いから
列車も無いのか…
それとも、
列車が無いから
需要も無いのか…?
ほぼ時刻表の時間頃に
列車が来ました。
…が、
誰も降りてきません…
…て いうか
このドア開きません…
えっ、
コレもしかして…
向こうから
周って来いと?
と いうわけで
ダッシュで逆側の
むき出しのホームに周って、
列車に乗り込みました。
…じゃあ
この建物の意味は!?
この列車は
ジョージア国鉄のほうの
運行だと思ってたんですが、
意外にも料金は
市内交通のほうのシステム。
さっきの路線バスが
料金0.50ラリと
聞いていますが、
この列車も同じく0.50ラリで
市内交通のICカードか
0.50ラリぴったりの現金が
必要になるみたいですね…
空港で小銭を作っておいて
正解でした…
ちょうど0.50ラリありましたよ…
車内に係員の兄さんが
乗っていたので、
改札してもらいました。
おそらく旧ソ連時代から
使っている車両で、
椅子周りはリノベーション
しているんだと思いますが…
安いドラマのセットか!
って思うほど
殺風景ですな…
このあと、もう一人
ローカルな おっちゃんが
乗ってきたところで
出発進行です。
純粋な空港利用客は
僕だけってことですね…
走行感は
見た目通りの無骨スタイル。
別に そこまで心配するほど
遅くもないけど、
ほどほどの速度で
走っていきます。
えっ、
途中駅あんの!?
…実は途中駅が
4~5個くらいあるようで、
ローカルなお客さんが数名ほど
乗ったり降りたり してました。
空港を出てから約30分強
くらいですかね…
トビリシ中央駅に
到着しました。
ちなみに路線バスでも
トビリシ中央駅までの所要時間は
大体 同じくらいのようです。
…う~ん、
まぁ…
流行らない理由は
わかった気がする…
せめて、空港駅が
空港前じゃなくて
空港内に直乗り入れ していれば
もう少し違うんじゃないかなぁ、とも
思うんですけどねぇ…
…ただ、こんな
老いぼれの現役旧ソ連車なんて、
他で そうそう
乗れるもんじゃないと
思うので…
そこに価値を
見い出せる方なら、
乗る意義は あるかと思われます。
路線バスと比較しても
コスパの不利さは
ほとんど ありませんしね。
何故か損した気持ちになる
メンタルの不利さは
ありますけどね。
損してない
ハズなんですが…
不思議ですね、
ハイ。
-つづく-
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