アブダビの白いモスク
-その36-
前回からの続きです。
1日限りの
ドバイ観光開始ですが、
早速いきなりドバイから
隣の首長国である
アブダビに行っちゃいます。
UAEはドバイが有名ですが、
実は首都はアブダビらしいです。
ドバイからはバスで
2時間とかで行けるみたいで、
なんでもアブダビには
なかなか見応えがあるモスクが
あるらしいので…
是非、それを
見に行ってみようと
いうわけで ございます。
エミレーツ航空の
無料シャトルバスだからか、
アブダビのエミレーツ・オフィスが
終点みたいです。
さて、
ここから
目的地のモスクに行くためには
タクシーを拾わないと
いけないっぽいんですが…
タクシー捜すの
めんどくせぇかなぁー…
と、
思っていたら、
タクシーのほうが
待ち伏せして客待ちしてたので、
もう コレに
乗っちゃうことに しました。
…が、
なんでしょう…
なんか、
この運転手…
ウザいです。
もう ことあるごとに
「マイ フレンド!」を
連呼するあたりが
ウザい…
…っつーか、
胡散臭い感じも
してきました…
でも、
個人の白タクなら ともかく、
ちゃんと正規っぽい車に
正規っぽい制服も着てるので
大丈夫だろうと思って
乗ったんですけどね…
…ここで僕は
重大な事に
気が付きました…
そういや、
メーター制じゃ
なかったっけか…?
と…
でも、車内には
メーターが
ないんですよね
そういえば…
なんか
バグったカーナビが
あるだけで…
猛烈に
「帰りも乗ってけ」と
ウザく誘ってくるんですが、
そろそろ本当に
疑わしく なってきたので、
それは さすがに
断固 断りました。
「さぁ着いたよ
マイ フレンド!
料金は
100ディルハムだ!」
いや
高ぇーよ!!
やっぱり
そう きたかあー…
事前情報と比較しても
倍以上 高いです。
「まけてよ」って
言ってみましたが、
ダメでして…
仕方ないので
100ディルハム払って
とっとと
お別れすることに
しました。
いやはや、
迂闊でした…
まさかUAEでボラれるとは
思わなかったですね…
正規の皮を被っているので
まったく油断してましたが…
いやぁ…
気分 悪いっすね、
やっぱり…
どこから入るんだろうと
少し探し回っちゃいましたが、
コレが入り口だったんですね…
このナリで
男女 別れてるから
トイレかと思っちゃって、
しばらく気付きも
しませんでしたよ…
…やはり この時の僕は
いささか冷静さを
欠いていたようです。
さっきのプレハブ小屋に
荷物を預けて、
貴重品とカメラだけ持って
入場します。
女性のほうは
アバヤと呼ばれる
露出を隠す布を身に着けて
入場するみたいですね。
ちなみに入場は無料です。
もし さっきのマイ フレンドに
復路も頼んじゃってたら
一緒に付き添って来そうで
ウザ怖いですね…
正式名称が長いんですけど、
「シェイク・ザイード・
ビン・スルタン・アル・
ナヒヤーン・モスク」
と いうそうです。
歴史ある建物とかでは
ないんですが、
とにかく豪華でデカくて
綺麗なモスクで
アブダビ、UAEの観光地としては
大きな見どころの ひとつに
なっているみたいですね。
中は土足ではなく、
靴を脱いで
上がるみたいです。
ちゃんと由緒ある
イスラム教のモスクですが、
もう完全に観光地の趣ですね。
床が反射するくらい
ピッカピカです。
ポルトガルでも
いくつか修道院の回廊とかを
見てきましたが…
やはり国や文化や宗教が違うと
意匠が異なりますね。
植物・花系を
イメージしたデザイン
なんでしょうかね。
製作者側からしたら
「よくぞ
そのアングルからも
見てくれた!」と
得意げに なりたい部分
でしょうねぇ。
ここも また
美しい造りに
なってますね。
ロープで進路が
区切られているので、
人が いない広々した部分も
ちゃんと撮ることが
できます。
なんていうか、
どことなく
メルヘンっぽさも
感じられますね。
もうちょっと
ズームで
見てみます。
宝飾にLED電球でも
所々 埋め込まれてるん
でしょうかね。
光の取り入れ方とか、
デザインとか、
絨毯の模様とか、
なかなか調和してる
造りだと思いました。
神々しい、と いうよりは
ちょっとオシャレな
センスのほうが
強い気がしますね。
そういえば
空が青々、
では ないですね…
UAEの天気は
基本 晴れしか
なさそうな印象ですけど…
やっぱり砂漠の砂とかで
ちょっと濁った空色に
なってるんでしょうかね。
一応、敷地内には
レストランも あります。
…が、
僕は他にも
行く予定が あるので、
そろそろ ここを
後にしようと
思います。
いやー、
なかなかでした。
イスラム教のモスクと いうのは
初めて見学しましたが
厳格、というよりは
ハイセンスな雰囲気でしたね。
…でも やっぱり
さっきタクシーにボラれたのを
引きずっているので、
若干イラつきながらの
見学だったのは
否めないんですが…
しかし まぁ、
予定通り
見たいモノを見てこれたので
よかったと思います。
-つづく-
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