ハバナの人の誘い
-その27-
前回からの続きです。
まだ宿の周辺、
ハバナ大学の近くを散策中です。
このあたりは
新市街地と呼ばれるところで、
昨日 行った観光地の
旧市街地とは対照的に
地元の人の繁華街的な
感じですかね。
「コッペリア」という
有名なアイスクリーム屋さんらしいです。
行列のできる店みたいですね。
キューバ人専用の病院。
後に乗った
タクシーの運転手さんから
そう教えてもらいました。
(外国人用の病院も別に あるようです)
ちなみにチェ・ゲバラは
医師でも あったらしいので、
それで絵が描いてあるんだと
思います。
ここで学生が
キャンパスライフを
送っているわけですね。
…この人も
そうなんだろうか…?
「オレ、ハバナ大学の学生なんだ!」
と、英語で話しかけて来ました。
歴史を学んでいるようで、
「この近くにカストロとかゲバラ達が
契りを交わしに行ったバーがあるから
教えてあげるよ!」
みたいな事を言ってます。
話に乗りかかっちゃったので、
とりあえず
ついて行ってみますかね…
「ここで みんなで
白と黒の お酒を飲みあって
白人も黒人も関係なく
契りを交し合ったんだ!」
そうなんすか…
へー…
「さあ!
オレ達も この絵のように
白と黒の お酒で飲んで
契り合おうぜ!」
ゴメン。
それは やめときます。
さすがに それは
丁重かつ丁重にお断りしました…
向こうも
「そっかー残念」と、
そんなに強くは来なかったので
よかったです。
このあたりは
積極的に話しかけてくる人が
結構 多いですね…
何か おごらせる策略なのか、
単に世間話をしたいだけ なのかは
定かでは ないんですが…
この後も ちょいちょい
声をかけられたり しました。
「チーノ(中国人)か?
ま、ま、ちょっと寄ってけって!」
と、いうふうな感じで
話しかけてくるので、
とりあえず、
「こんちわ!」と挨拶してみたり、
「いや、中国じゃなくて日本です」
と訂正してみたり、
もう めんどくさいから
「ニーハオ」って言っちゃったり、
もはや聞こえてない体で
スルーしたりと…
そんな感じで、
テキトーに応対してました。
まぁ…
いいんすかね、
こんな感じで…
本当に いろんな車がありますね、
キューバは。
よく見たら
右の柱、あぶねぇ!
経済的にはキツい国なので、
建物が なかなか
修繕できないのかも
しれません。
でも、思っていたより
ATMは ありますね。
僕のカードが
使えるのか どうかは
わかりませんが、
キャッシングで
現金を引き出すことも
ちゃんと できるみたいです。
店らしき所は
ちょいちょい見かけるんですが…
今日は お休みなのか…
それとも永久に お休みなのか…
-つづく-