漫どころ劇場No.316

No.316「アンタのせい」

今回は
本編とは全く関係ないものの、
漫画執筆にまつわる話を
しようかと思います。

170627_1.jpg
●執筆に使っているペン●


①は
「ハイパージェル」というペン。

②は
「タプリクリップ」というペン。

いずれもゼブラ製。

僕は主に この2本を使って
漫画原稿を描いています。

170627_2.jpg
●①の使用例●


①は基本的に主線用ですね。


ジェルインクは
クッキリのりやすくて、
お気に入りの描き心地です。

170627_3.jpg
●②の使用例●


②は斜線模様とか、
影とか、効果線とか、
なんか こう、
シャッ!シャッ!と
勢いで引く線を描くときに
使っています。


こちらは 特別なペンではなく、
ごくごくフツーの
0.7ミリの油性ボールペンです。


もう15年以上、
これらのペンで
漫画を描いておりまして…

この陣営に
特に不満も ないんですが…


ちょっと気分転換というか、
もしかしたら より良い一品を
発見できるかもしれない という
期待も込めて…

たまーに別の商品を
ちょっと試しに使ってみたり
することも あるんですよ。

170627_4.jpg
●これを試してみる●


と、いうわけで②に関して
試しに ちょっと違うペンを
使ってみることに しました。

新しく仕入れた
ゼブラの「スラリ」というペンを
②に運用に当ててみます。


ちなみに僕は
なんとなく、ゼブラ派ですね。

170627_5.jpg
●「スラリ」で描いてみる●


エマルジョンインクという、
油性と水性の特徴を
併せ持ったインクらしいです。


通常の油性ボールペンよりも
線がクッキリしている感じがします。

170627_9.jpg
●描き味の比較●


わかりにくいかもしれませんが、
頭の髪のほうが
今までの通常の油性ボールペン、

後ろ髪のほうが
新たに試したエマルジョンインクです。


ちなみに今回の本編では
2ページ目から
エマルジョンインクを
使用しております。

ハズです、
たしか。


…スキャン後だと
あまり変化は
わからないですかね…


…でも それなら、
むしろ違和感がなく
実用に使えるということに
なりますね。


なるんですけども…

170627_6.jpg
●ペン先のインクのダマ●


うーーーーん…


なんかインクのダマが
今までの以上に
溜まりやすい気もするなぁー…


そこを気にしながら描くのは
ちょっとストレスかなぁ…

描き味は悪くないんだけどなー、
うーーん…

170627_7.jpg
●あっさり出戻り●


で、やっぱり
描き慣れたほうに
戻す方針に なっちゃいました。


まぁ…
こんなもんですよ。


今までも ちょいちょい
試してみたりしたんだけど、
結局 元の2本で描くのが
一番 落ち着くという
結論に なるんですね…


と、いうふうな感じで
テキトーにフラつきながら
描いてるんですよ と。

今回は そんな話でした。

170627_8.jpg
●描きあがった教子担当●


今回、
このためだけに描いた
ドヤ顔です。
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