ビルケナウを見学
-その25-
前回からの続きです。
このあとは
巡回バスに乗って、
ビルケナウという所に
移動です。
基本的に
これまでのアウシュヴィッツと
これから行くビルケナウは
セット的な感覚で、
引き続き中谷さんのガイドツアーで
回っていきます。
ちなみに巡回バスは無料です。
距離も遠くなく、
程なくして
ビルケナウに到着です。
ここを
くぐっていくと…
おそらく「アウシュヴィッツ」で
一番ポピュラーな風景が
このゲートかと思われます。
この日たまたま
こんな曇った天気だったので、
より雰囲気が出た感じに
なりましたね…。
さっきのアウシュヴィッツよりも
かなり広大な敷地です。
そういえば
ここに来る途中の道のりに
線路が見えましたが、
これが まさに
ここに続くポイントだったんですかね。
基本的に当時のまま
保存されているらしいんですが、
最近は さすがに老朽化が激しく
実際に中の見学とかが
できなくなってきてるみたいです。
見学可能な場所にて、
実際の寝床を見学です。
当時の収容された人達は
これで、
このまんま寝たと…
これは、
どこでも寝られるで おなじみの僕でも
さすがに無理なレベルだ…
冗談は ともかく、
実際に ここで
そういう扱いだった
という解説を聞くと、
当時の劣悪な実態が
よりとって見えてきますね…。
最後にゲートの上階からの
景色を見学できました。
ああー、
やっぱ線路
続いてた感じですね。
…と いうわけで…
観光と いうよりは…
色々と考えされられる
アウシュヴィッツ見学でしたが…。
基本的に、
当時の施設が
そのまま保存されている
という趣旨の場所なので…
写真で掲載したもの以上の、
目を覆いたくなるような
残酷な展示物とかは無いです。
例えば、
戦時中はポーランドと同じように被害に遭った
お隣・ベラルーシの戦争博物館の
どストレートな写真・展示物とか…
そういう感じのものでは なかったですね。
ちなみにベラルーシ等、
他のヨーロッパ各国にも
同じような収容所が
あったようです。
大抵、ドイツ軍が
去る際に証拠隠滅していったらしいので
今は残ってなかったり
するみたいなんですが…
逆にいえば、展示物だけでは
詳細が わからなかったりするので…
やはりガイドさんに
解説してもらうほうが、
より深く理解できるのでは
ないかと思います。
どうして このような
殺人工場が存在してしまったのか…
人の善・悪ではなく、
政治体制的な観点等から
問いかける感じの解説という印象でした。
実は事前資料ということで、
「シンドラーのリスト」を
借りたんですが…
長かったもので…
ちゃんと
見切れなかったんですよね…
読解力に乏しい僕だと、
ドラマよりもドキュメンタリーのほうが
向いてるようで…
それで、
何気に こっちのほうが
印象に残ってたり…
でも、コレはコレで
アウシュヴィッツを見るにあたり
意義ある材料になった気がします。
…そんなわけで、
アウシュヴィッツ見学、
なんかしらの情報を
持って挑むほうが、
より有意義に感じられるかと
思います。
-つづく-
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