ビルケナウを見学

ポーランド紀行'16
-その25-




前回からの続きです。


160705_1.jpg
●アウシュヴィッツ博物館を見学●


このあとは
巡回バスに乗って、
ビルケナウという所に
移動です。

基本的に
これまでのアウシュヴィッツと
これから行くビルケナウは
セット的な感覚で、
引き続き中谷さんのガイドツアーで
回っていきます。

160705_2.jpg
●結構デカめのバス●


ちなみに巡回バスは無料です。

距離も遠くなく、
程なくして
ビルケナウに到着です。

160705_3.jpg
●ビルケナウの入り口●


ここを
くぐっていくと…

160705_4.jpg
●線路が続いている●


おそらく「アウシュヴィッツ」で
一番ポピュラーな風景が
このゲートかと思われます。

160705_5.jpg
●ポピュラーな風景●


この日たまたま
こんな曇った天気だったので、
より雰囲気が出た感じに
なりましたね…。

160705_6.jpg
●ビルケナウの風景●


さっきのアウシュヴィッツよりも
かなり広大な敷地です。

160705_7.jpg
●線路に残る車輌●


そういえば
ここに来る途中の道のりに
線路が見えましたが、

160630_7.jpg
●道のりに見えた線路●


これが まさに
ここに続くポイントだったんですかね。

160705_8.jpg
●バラック●


基本的に当時のまま
保存されているらしいんですが、
最近は さすがに老朽化が激しく
実際に中の見学とかが
できなくなってきてるみたいです。

160705_9.jpg
●実際の収容棟の中●


見学可能な場所にて、
実際の寝床を見学です。


当時の収容された人達は
これで、
このまんま寝たと…

160705_10.jpg
●実際の寝床●


これは、
どこでも寝られるで おなじみの僕でも
さすがに無理なレベルだ…


冗談は ともかく、
実際に ここで
そういう扱いだった
という解説を聞くと、
当時の劣悪な実態が
よりとって見えてきますね…。

160705_11.jpg
●来た方向を見下ろした景色●


最後にゲートの上階からの
景色を見学できました。


ああー、
やっぱ線路
続いてた感じですね。

160705_12.jpg
●敷地内を見下ろした景色●


…と いうわけで…


観光と いうよりは…

色々と考えされられる
アウシュヴィッツ見学でしたが…。


基本的に、
当時の施設が
そのまま保存されている
という趣旨の場所なので…

写真で掲載したもの以上の、
目を覆いたくなるような
残酷な展示物とかは無いです。


例えば、
戦時中はポーランドと同じように被害に遭った
お隣・ベラルーシの戦争博物館の
どストレートな写真・展示物とか…

そういう感じのものでは なかったですね。

141030_12.jpg
●ベラルーシの戦争博物館の展示写真●


ちなみにベラルーシ等、
他のヨーロッパ各国にも
同じような収容所が
あったようです。


大抵、ドイツ軍が
去る際に証拠隠滅していったらしいので
今は残ってなかったり
するみたいなんですが…

160705_13.jpg
●ビルナケウのガス室(爆破隠滅の跡)●


逆にいえば、展示物だけでは
詳細が わからなかったりするので…


やはりガイドさんに
解説してもらうほうが、
より深く理解できるのでは
ないかと思います。

160705_14.jpg
●要所要所で解説してくれる中谷さん●


どうして このような
殺人工場が存在してしまったのか…

人の善・悪ではなく、
政治体制的な観点等から
問いかける感じの解説という印象でした。

160420_8.jpg
●渡航前に借りたDVD●


実は事前資料ということで、
「シンドラーのリスト」を
借りたんですが…


長かったもので…


ちゃんと
見切れなかったんですよね…


読解力に乏しい僕だと、
ドラマよりもドキュメンタリーのほうが
向いてるようで…

それで、
何気に こっちのほうが
印象に残ってたり…

160705_15.jpg
●同じく借りてきたDVD●


でも、コレはコレで
アウシュヴィッツを見るにあたり
意義ある材料になった気がします。



…そんなわけで、
アウシュヴィッツ見学、


なんかしらの情報を
持って挑むほうが、
より有意義に感じられるかと
思います。



-つづく-
関連記事
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキング

Comment 0

There are no comments yet.