負の遺産アウシュヴィッツ

ポーランド紀行'16
-その24-




前回からの続きです。


アウシュヴィッツ博物館にて観光中、

と いうより
お勉強中でしょうか。

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●囚人視線から撮影された写真●


「なんとか やっと撮れた…!」
的な写り具合なのは、
撮影禁止だったから。

監視の目を盗んで撮った
当時の実態の様子らしいです。

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●収容された人々●


色々な国から
連れて来られた、

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●髪を刈られた女性も●


たくさんの
人々が、

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●連れて来られた人たちのカバン●


特に詳細とかは
何も知らされないまま、

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●連れて来られた人たちの靴●


次々と処刑されたり、
劣悪な環境化で
ぞんざいな扱いを
された という実態は、
外部に知られないように
してたわけですね。


に しても数が凄いんです。

この靴にしても
部屋一面にドッサリと
あるくらいの数でして…。

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●連れて来られた人達の義足類●


こういうのも沢山あります。

金属類は使えるので、
回収していたそうです。

160703_7.jpg
●子供達もいた●



…そんなわけで、
当時の実際の様子は
絵で表現されていたりしますね。

160703_8.jpg
●当時の状況を描いた絵●


表情・タッチなどで
劣悪だった当時の状況が
表現されているんだと思います。

160703_9.jpg
●当時の状況を描いた絵●


監視官はあくまで囚人の監視。

遺体処理とか そういうのは
連れて来られた囚人達同士で
やらされたそうです。

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●囚人には刻印が刺青された●


戦後、生き残った人達の証言などから
明かされた事実なんだと思います。

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●「死の壁」と呼ばれる銃殺場●


銃殺での
処刑だったり…

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●焼却炉●


焼却炉に
連れてこられて…

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●焼却炉の天井の穴●


密室状態で
殺虫剤を投入されて…

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●毒ガス室●


ガス処刑されたりと…。


連れて来られた人達にとっては
もう何が何だかワケがわからない、

とても生きた心地では
なかっただろう というのが
想像に難くありませんね…。

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●ここを超えると多分 殺られる●


逃げるにも逃げ出せず…
まさに地獄。


こういう事実が実際にあったという事を、
展示物を交えながら
ガイドさんが解説してくれます。

160703_16.jpg
●そんな中 見つけてしまったチャームポイント●


さすがに そんな空気の中、

「この飾り、かわいいすね」

とは訊ねられませんでした…。


さすがの
KYで おなじみな この僕も
ここは厳粛な雰囲気を
大事にしました…

そういう場所ですので…。



-つづく-
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