負の遺産アウシュヴィッツ
-その24-
前回からの続きです。
アウシュヴィッツ博物館にて観光中、
と いうより
お勉強中でしょうか。
「なんとか やっと撮れた…!」
的な写り具合なのは、
撮影禁止だったから。
監視の目を盗んで撮った
当時の実態の様子らしいです。
色々な国から
連れて来られた、
たくさんの
人々が、
特に詳細とかは
何も知らされないまま、
次々と処刑されたり、
劣悪な環境化で
ぞんざいな扱いを
された という実態は、
外部に知られないように
してたわけですね。
に しても数が凄いんです。
この靴にしても
部屋一面にドッサリと
あるくらいの数でして…。
こういうのも沢山あります。
金属類は使えるので、
回収していたそうです。
…そんなわけで、
当時の実際の様子は
絵で表現されていたりしますね。
表情・タッチなどで
劣悪だった当時の状況が
表現されているんだと思います。
監視官はあくまで囚人の監視。
遺体処理とか そういうのは
連れて来られた囚人達同士で
やらされたそうです。
戦後、生き残った人達の証言などから
明かされた事実なんだと思います。
銃殺での
処刑だったり…
焼却炉に
連れてこられて…
密室状態で
殺虫剤を投入されて…
ガス処刑されたりと…。
連れて来られた人達にとっては
もう何が何だかワケがわからない、
とても生きた心地では
なかっただろう というのが
想像に難くありませんね…。
逃げるにも逃げ出せず…
まさに地獄。
こういう事実が実際にあったという事を、
展示物を交えながら
ガイドさんが解説してくれます。
さすがに そんな空気の中、
「この飾り、かわいいすね」
とは訊ねられませんでした…。
さすがの
KYで おなじみな この僕も
ここは厳粛な雰囲気を
大事にしました…
そういう場所ですので…。
-つづく-
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