ボフニアから帰路へ

ポーランド紀行'16
-その18-




前回からの続きです。


ボフニア王立岩塩坑の
観光が終わったので、
ここを後にしようと思います。

160618_1.jpg
●屋外ブースのお姉さん●


…と
岩塩坑を出ようとしたら、
同じく観光帰りの人が
車の中から、

「このへんの目的地だったら、
よかったら乗せていきましょうか?」


との
お誘いが…


基本的には
あまり知らない人の車には
乗ってっちゃマズイとは
思いますが、


僕と同じく
岩塩坑の観光客だと いうこと、


小さいお子さん連れの
ご家庭だと いうこと、


…などなど、
総合的な雰囲気から
まぁ、特に
問題は なかろうと
判断して、
お言葉に甘えさせて頂く事に しました。

160618_2.jpg
●乗せていってくれた親切な方●


何か お礼を…


「きのこの山」は
往路の列車で使っちゃって
弾切れなので…


あからじめ100均で買ってきた
ド和風柄の扇子を贈呈。

まぁ、子供さんは
きょとーんと してますが…


どうも
ありがとう ございました。


…と いうわけで、
ボフニアの町の
中央広場に到着です。

160618_3.jpg
●ボフニアの中央広場●


いや、まぁ
別に何かが
あるわけでは
ないんですが…


テキトーに散歩する際の
ゴール地点に、

くらいの気持ちで
来てみました。


まさか
車で連れてってもらっちゃうとは
思っても いませんでしたが。

160618_4.jpg
●王様っぽい銅像●


やはり「王立」岩塩坑と
何か関係が あるんですかね?

160618_5.jpg
●多分、「レオポルド・オクリスキ」さんの銅像●


しかし、何にせよ
この町に関する
日本語の公的資料が
皆無ですので…


この方が、
どんな立派なことをして
偉いのか とかは
ちょっと わかりません。

160618_6.jpg
●おそらく町の歴史博物館●


そんな感じなので…

こういう所に行っても
全く ちんぷんかんぷん
だと思うので、
中には入りませんでした。


なので、
テキトーに
ブラ歩きするのみです。

160618_7.jpg
●町並み●


でも、ただ単に
無機質な住宅街と
いうわけではなく、
統一された景観の町並みで
雰囲気が 感じられる気がします。

160618_8.jpg
●標識●


お年寄りの利用が多い
横断歩道なんですかね?



…と、まぁ
こんな感じで…

テキトーに歩きながら、
そろそろ駅に帰ろうと
思います。

160618_9.jpg
●駅近くのアパート●


町の中央広場から離れて
駅に近づくに連れて、
むしろ閑静な住宅街に
なっていきます。

駅周辺のほうが
賑やかな傾向にある
日本とは逆ですね。

160618_10.jpg
●ボフニア駅に到着●


さて、
この駅には
自動券売機が
ないようなので…


買ってみますか、
窓口のオバちゃんから。

160618_11.jpg
●案内機で列車を確認●


左が始発駅で。

右が行き先駅。

らしいんですけども…


どうも最初
見方を間違えて…

左に書いてある内容を
オバちゃんに告げたら、

「無い!

だから!
そんな列車は無い!!」


…と
スゲー怒られちゃいまして…

160618_12.jpg
●訂正の筆談とチケット●


で、
後から間違いに気付いて
改めて問い合わせてみると、

「そう、それでいいのよ、
ウフフ。」


…と
打って変わっての
ツンデレ笑顔で
応対してくれました。


料金は
チケットが5ズウォティ、

スマイルが0ズウォティです。

160618_13.jpg
●クラクフ行きの列車が到着●


お!
渋いの来た!

コレは普通列車ですかね。

ああ、だから料金が
往路より安いのか…。

160618_14.jpg
●車内●


中もイイ感じに渋いです。

いいね いいね、
こういうの
乗りたかったんですよー。


おまけに車内には、

「乗り過ごしちまったじゃねぇか、
どうしてくれんだオイ…」

みたいな事を
ブツブツ言ってる
おっちゃん とか…


連れ戻しても
連れ戻しても、
どーしても手すりに
しがみつきたがる
少年とか…

160618_15.jpg
●手すりに しがみつく少年●


カオスなローカルっぷりが、
見ていて なかなか
面白かったです。

160618_16.jpg
●クラクフ本駅に到着●


…と いうわけで
無事、クラクフに戻ってきました。


うーん…

そうですねぇ…


岩塩坑だけで いえば、
いくら混んでいようとも
素直にヴィエリチカ
行ったほうが無難かと思います。

ヴィエリチカのほうが
言葉が わからなくても
見ているだけで圧巻ですし…。


ただ、今回の場合
岩塩坑うんぬんと いうより…


道中自体が
思いっきり
ポーランド・ローカルに
触れられた感じが
しましたので…


個人的には
心に残る
ショート トリップに
なりました。



-つづく-
関連記事
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキング

Comment 0

There are no comments yet.