'16年賀イラストを描く 3

前回では
パソコンに取り込み、
「CLIP STUDIO PAINT」
というソフトを使用して
線画まで描きました。

150920_10.jpg
●描き終えた線画●



ここからは徐々に
色塗りを進めていきます。

151006_1.jpg
●筆のツールの選択●


「水多め」という種類の筆を選びます。


マニュアルによると、

「水を多めに含んだような、
境界線がハッキリしてる水彩」

との事のようです。


僕は なんとなくで
選んでますけど。

151006_2.jpg
●バナナの模様を描画●


全体の色を塗る前に、
まずバナナの模様を塗っちゃいます。


バナナの模様っていうのは、

151006_3.jpg
●バナナの模様●


コレのことです。


要は
線画でフチを付けずに
塗りたかったので、
あらかじめ別のレイヤー上に
先に 塗ったわけです。


全体の色を先に塗っちゃうと
下描きが隠れちゃうので…。

151006_4.jpg
●トーンツール●


次にトーンテクスチャを使います。


なんていうか…

「画用紙に柄を付ける」

…みたいな機能と
思ってもらえればいいかと。


「油絵」という柄を選んで、
キャンバス一面に敷きます。

151006_5.jpg
●一面に「油絵」トーン●


そんでもって、
レイヤーのブレンドモードを…

151006_6.jpg
●ブレンドモードを「ソフトライト」に●


ブレンドモードってのは、
色を重ね合わせた場合、
どういうふうに色が変化するのかを
指定する項目ですね。


「下の色より暗い場合は
逆に明るく変化する」

みたいに色々な法則でブレンドできます。


…でも、僕はバカなので。


法則の計算は せずに(できずに)、


行き当たりばったりで
モードを試して選んでるんですけども。



…で まぁ、
この項目を「ソフトライト」に
指定すると ですね…


い~い具合に
ザラついた紙に描いた感が出て、
アナログ感が増す感じが するのです。
個人的に。

151006_7.jpg
●トーンを重ねた結果のザラつき●


作業的に見やすくするために、
一時的にキャンバス地を
青くしてみました。


よく見てみると、質感が
ちょっとザラついてるのが…

わかりますかね?

151006_8.jpg
●「濃い鉛筆」を選択●


次に、色を塗る前に
下地を塗っておきます。


別に下地が無くても
塗ることは可能ですが、
こういう お絵かきソフトを使用して
イラストを塗る場合は
下地を まず作るのが
セオリーっぽいです。


僕も、実際に作業をしてみて
そのほうが良さそうと思ったので
セオリーに従って進めていきます。

151006_9.jpg
●下地のフチを描いてく●


「濃い鉛筆」で
下地の線画を描いた上で…

151006_10.jpg
●「塗りつぶし」ツール●


「塗りつぶし」というのを
使っていって…

151006_11.jpg
●塗りつぶしていく●


ドバーッと一気に
白で塗りつぶしていきます。



こうして、
下地の完成です。

151006_12.jpg
●下地完成●


どういう絵を描くかにも
よりますけど、
とりあえずは下地が あったほうが
今回の場合は
作業がしやすいと思います。


-つづく-
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