'16年賀イラストを描く 2

前回
下描きを描きましたが…

150906_8.jpg
●下描き●


今回からは、
この下描きを
パソコンに取り込んでの
作業になります。

150920_1.jpg
●スキャニング●


スキャナーを使用して
紙原稿をパソコンに取り込みます。


ちなみに このスキャナー、
もう17年くらい前の
エプソンGT-7000Uという機種なんですが
性能がいいので未だに使用しています。


最新のパソコンにも
正式に対応できれば
とっても嬉しいんですけどねぇ…


なので、
取り込み作業は
古いXPのパソコンで やってます。

150920_2.jpg
●取り込み完了●


キャラクター本体の絵、枠ともに
それぞれスキャニングしたら
画像を保存。


古いパソコンから
いつも使ってるパソコンに
ファイルを持っていきます。

150920_3.jpg
●いつものパソコンとペンタブレット●


と、いうわけで ここからは
ペンタブレットを使用して
描いていきます。


絵を描く人じゃなくても、
パソコンで絵を描くといったら
真っ先に思い浮かぶ感じの
スタイルじゃないでしょうか。

150920_4.jpg
●デバイス コントローラー●


通称「左手用デバイス」。


利き手でペンを持つので
空いてるほうの手でコレを持ち、
画面のスクロールとか
拡大とか回転とかの操作を
コレで行います。

まぁ僕の場合は
左利きなので「右手用デバイス」に
なるんですけども…。


コレを使うと
いちいちコマンド操作をしなくても
ペンを持ったまま
片手で画面の操作が できるので
とってもラクです。

150920_5.jpg
●作業画面●


セルシス
CLIP STUDIO PAINT PROという
ソフトを使って描いていきます。


絵を描くソフトとしては
定番中の定番に なっているようです。
価格も 比較的 安価ですし。


実際、個人的にも
使い心地は良好と感じております。

150920_6.jpg
●レイヤー機能●


デジタルイラストの特徴として
レイヤーという概念が ありまして…


セル画みたいなモノですね。


「下書き」レイヤー、
「線画」レイヤー、
「下地」レイヤー、
「影色」レイヤー…

このような感じで
用途別にレイヤーを分けて
積み重ねて描くというのが
セオリースタイルと
されているようです。

150920_7.jpg
●線画を描く●


そんなわけで、
下描きの上に
「線画」のレイヤーを用意して
それに主線を描いていきます。


こうすれば下描きは下描きで
干渉せずに残りますので…

こういうところも
デジタルの利点ですね。

150920_8.jpg
●ペンの種類●


ペンも いろんな描き味の
種類が あります。


僕はイラストの主線を描くときは
写真の「粗い鉛筆」っていうのを
使っています。


なんとなくキレイすぎず、
程よくザラザラしてるのが
僕としては いい感じで…

多分、このへんは
人それぞれの好みでしょう。

150920_9.jpg
●キャンバスの回転●


紙に絵を描くとき、
ペンを動かしやすい方向って
いうのがあって…


それによって紙のほうを
回転させたりするんですけども…


さっき言ったように、
空き手のコントローラーで
画面の操作ができるので、
コレで その都度 回転とかして
描き進められます。


地味ながら、
コレが本当にラクです。


最近の
デジ絵 環境って すげえな!


と、感動すら覚えたくらいです。

150920_10.jpg
●線画完成●


と…こんな具合で
主線を描きました。


ちなみに、
主線まではアナログで紙に描いて
色塗りだけパソコンを使うという
やり方も ありえますが…


主線もデジタルに しちゃったほうが
色々いじりやすいし、
キメも細かく描けるかなー、と。


でも、できるだけ
アナログ感みたいなのも出したいので
わざと ちょっと粗い感じに
線を描いてみたりとか…


僕の最近のイラストの描き方は
そんな感じに なってます。


-つづく-
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