ミールにて夕食
-その25-
-前回までのあらすじ-
ミール城観光、完了!
同時にすなわち、
本日の世界遺産めぐりも
完了っつーことで。
朝早くから出発した遠征ですが、
そろそろシメにかかる時間に
なってまいりました。まぁ…空は全然
明るいまんまなんですけども。
時間的には もう夕方過ぎてるんですよね。
と、いうわけで ついでに
ここいらで晩飯にしようと思います。
本当はコレのことを考えると
ミンスクに もどってからのほうが
安心できるんですけど、ガイドさんが
ミール城の近くに
良さげなカフェがあるんですよ~と
計画を立てて下さっているので、
ここはオススメに のっておきましょう。
食いすぎなければ多分、大丈夫。ミール城とバスターミナルとの
間の道にあります。
ちなみに ここいらでいう“カフェ”は
喫茶店というよりは気軽に食事もできる場所。
レストランとか なっちゃうと
高級寄りになっちゃうので
僕みたいなのなんかは
そりゃカフェですよね。なかなかイイカンジのカフェです。
ただですね、オススメとは言いますが、
メニューは現地語の文字だけなので
わかんないと完全にわかんないっす。
ガイドさんいないとムリっすね。
で、今更なんですが
ベラルーシで使われてる言葉は
もう承知とは思いますがロシア語です。
ベラルーシ語というのも あるんですが、
ソ連時代の名残もあってなのか
基本的にロシア語が主流らしいです。
ただ、ベラルーシ語ってのは
ロシア語とは文法は ほとんど同じらしく
単語が違うだけで方言みたいな感覚、
郊外地方では ちょいちょい
使われてるみたいです。
とりあえずですね、
事前に どんなものがあるか、
どういうのを食おうかなとも
検討をつけてきたりしたので、
それらを中心に注文しました。旧ソ連圏名物ともいうべき清涼飲料。
黒パンを発酵させて作る飲み物で
ここらへんの人にとってはド定番だそうです。
ただ、ひとつ誤算だったのがですね、
炭酸だったとは知らなかったぜ…。
情報の詰めが意外にも甘かったな…
炭酸 苦手な人なんですけどね僕…
が。
これまた意外にも
結構得意かもしれないです、コレ。
黒パン独特の酸味が
後から効いてくるので、
日本人が飲むと
人によって好みが
分かれるみたいなんですが
僕はイケるクチみたいですね。で、こっちは大元のほう。
特に注文とかしなくても
付け合わせとして出てきます。
色が黒いと、
黒糖パンみたいな錯覚を
してしまいますが、
こちらは砂糖ではなく麦なので
酸味が効いております。出~たよ~~、
独特のピンクが特徴のスープですよ~。
いや、ていうかね、
デカいと思うんだけど…どうかね?
参考までに手を並べてみましたが。
ガイドさんに言わせると
小さいほうらしいんですけどね。
なお、暖かいほうが一般に知られていますが
今回のコレは夏らしく冷製だそうです。
ちなみにボルシチって、
ロシア料理と思いきや、
実はウクライナ発祥らしい。
でも結局ベラルーシでも
フツーに出てくるから…
今となっては旧ソ連料理という
くくりでも いいんじゃないかなぁ?
さて、馴染みない色をしてるので
初めてだと どんなんだろうと
ちょっと恐る恐るになりますが…
味はフツーの野菜スープです。
クセとかもありませんので
案外食べやすいと思います。
色のコントラストが濃いので
トロみがありそうに見えますが、
実は それもほとんどなくて。
色の原料となっているのは
ビーツという赤い野菜に
よるものだそうですが、
コレ自体はタマネギとかニンニクとか
それ系統っぽい感じの野菜です。
総合的には
日本の田舎の郷土料理とかにもある
野菜汁というか…冷汁っていうのかな?
そういうのに近い感じです。
そうめんとか浸けても、味的には
違和感ないんじゃないかと思います。
色は思いっきり違和感あるけど。こちらはベラルーシオリジナル。
ジャガイモ消費量世界一の名に恥じない
思いっきりジャガイモを使った郷土料理です。
見た感じ、ハッシュドポテトに似てますが
どちらかというと さつま揚げに近い。
備え付けの白いソースは
スメタナというサワークリームで
これをたっぷり付けたほうが美味いです。
ちなみに真ん中あたりにあるのは
豚肉の燻製的なものみたいですね。いやー、食った食った。
どうもごちそうさまでございました。
ただ、予想はしていたんですが
分量は比較的多いのかもしれないので
あらかじめ頼みすぎないほうが正解です。
食いきれなくなっちゃいますので…。
結構、ジャガイモでキますからね、腹に。
そんなわけで、そろそろバスで
ミンスクにもどります。ベビーカーを持った子供に
すげー見られてますけども。
ミール城からミンスクに行くバスは
16時23分が最終と
地球の歩き方には乗ってますが、
ガイドさんによる現地最新情報だと
18時10分があるそうなので、
それに乗って帰ります。
ちなみにバスを逃した場合は
往路と同じ、ゴロデヤという駅から
鉄道で もどるしかないようです。本来、切符売り場で切符を買うんですが
なんか発券のためのパソコンが立ち上がんなくて
発券できねぇ、みたいな事になってて
結局バスの運ちゃんから
直接切符を買って搭乗しました。
売り場に並んでるお客さんも
そんなに焦ってなかったので
運ちゃんから買えばいいやー、で
フツーなんですかね。
と、いうわけで
ミンスクに向けて出発です。
-つづく-
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