バスでミール城へ
-その22-
-前回までのあらすじ-
バスを待ってる間、
“きのこの山”と
“たけのこの里”で
体力回復。
僕はともかく、ガイドさんは
お腹空かしてたでしょうから…。
こういう書き方をすると
ガイドさんが燃費悪いみたいな
感じに聞こえますが、
そうではないです。
もう昼飯時は過ぎてるわけなので
お腹空かしてるのはフツーのことです。
むしろ おかしいのは僕のほうなわけで。
ホラ、僕の場合コレの心配があるので…。
出すハメになりたくなければ
入れないほうがいいという理屈です。
そして もうひとつ、燃費が悪いといえば…
カメラね。
これ以上、電池切れフェードアウトを
気にするのは非常にウザいので…
と、いうわけでココでカメラチェンジです。従来使っていたヤツです。
スカイツリー編はこれで撮ってます。
何気に9年くらい経ってる機種なので
画素数は一気にダウンですが、
僕の使用用途では さほど痛さはありません。
ただ、手ブレ補正機能が
旧式なのかちょっと弱いです。
丁寧に撮らないとブレブレになっちゃいますね。
とはいえ、当時としては
フラッグシップ的な機種だったらしく、
色具合とかは むしろさっきまでの安カメラより
良さげに感じることも…。
カメラ、2個も要るかね?と
行く前は ちょっと思ったりしたんですが、
結果として持ってきてよかったです。
やはり予備は必要ですね。
さて、水を また購入したくなったので、
切符売り場の所の売店で
水を買ってきます。
この建物内には切符売り場の他、
売店、そしてコミュニティーセンター的な
人が集まる施設が入っています。
ああ、だからパっと見、建物が
切符売り場らしくなかったのかな…。
コミュニティーセンターには
結婚式か何かで集まった人達が
ケーキやらお惣菜やらを各自寄せ集めて
お食事会的なことをしておりました。ちなみにココの売店、いわゆる
旧ソ連式ショッピングシステムでした。
金を払ってレシートをもらってから
ハイ、じゃあ商品を持ってっていいよー、という
先に払わないとモノを手にとれないシステム。
郊外地方のほうではこのシステムが
残ってるところが多いようです。
と、そうこうしているうちに
バスが到着。行き先に「フロドゥナ」と
書いてあるのは なんとなくわかりました。
地球の歩き方にも書いてあった
ニャースヴィシュ14時33分発の
フロドゥナ行きだと思われます。近くの席にいた女の子とお父さんが
なにやら お絵かき遊びをして遊んでいました。
「パパこれみてー!」
てな感じで女の子がノートに
次々と絵を描いては
お父さんに見せていくと。
うーん。微笑ましい光景だ…
と、見ていたら
目が合っちゃいまして。
お互い軽く「どうもどうも…」と
会釈をしたんですが、
せっかくいい機会なので…
写真を撮らせていただきました。快く応じてもらえました。
ありがとう、スパシーバ。
女の子に「ニーハオ」と
言われましたけど、
違うんだよねー残念ながら…。
日本だと言うと、お父さんは驚かれてました。
…そうだ…
せっかくだから…
アレもあったな…
…と、いうわけで これもいい機会なので
ジャパニーズ扇子をあげました。こんなこともあろうかと、
いや、
むしろ こういう出会いを期待して、
100円ショップキャン・ドゥで
あらかじめ買ってきて正解でした。
日本人から見ると いくらなんでも
日本を強調しすぎな絵柄ですが、
このくらいのほうが
分かりやすくて良さげかと…。
ちなみに写真には写ってませんが
お父さんにも浮世絵柄の
扇子を贈呈しております。
実際、結構喜んでもらえたので
よかったです。
そして、こっちとしても
思い出にできたので よかったです。
正直、いい出会いに萌えました。と、いうわけで今度は
ミール城に向けて出発でございます。我々が降りた駅に また到着。
やはり この駅は乗り継ぎターミナル的な
役割が大きいように思えます。で、ここでまさかの
踏み切りにつかまると。
しかも結構長いんですよね…
バーがないので、せっかちだと
行っちゃえ!とか言いたくなりますが、
そういうわけにもいかず。
ここは ちゃんと待つしかないのです。
しょうがないのです。ここの遮断機は
音が日本みたく「カンカンカン」ではなく、
「ピーコーピーコー」と
これでもかってくらいな
電子音でした。
で、列車が行って、ようやっと出発。
うーん、それにしても 今回のこのバス、
色々な意味で撮れ高が良くて、
退屈しませんねぇ。ベラルーシの郊外地方では
やはり自給自足が多いようです。麦はロール状にまとめておいて、
家畜小屋用とかに使ったりとか…ですかね。
結構あちこちで多く見かけました。
次回は これまた世界遺産、
ミール城を見学します。
-つづく-
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