ゴロデヤというところ
-その17-
-前回までのあらすじ-
鉄道に乗って、世界遺産のある
郊外へ遠征中。
と、いうところでございます。
列車に揺られて、
野を越え 谷越え 山を越え…
と、いうわけではなく、
ずっとひたすら平原です。何にもねえって言われたら
そりゃそうなんだけど…
ここに来る前は
マイナー国ゆえの治安の不安、
そしてウクライナ情勢とかは
どうなんだろうとか、
懸念事項を色々と
気にしていたんですが…
どうやらベラルーシは
想像以上に のんびり
平和なところみたいです。そろそろ我々の降りる駅、
ゴロデヤというところに到着のようです。
…ていうか どこだそれ?
僕も事前に そう思ったので
地図で位置は調べたんですけどね、
●ゴロデヤ●
2つの世界遺産の中間地点に位置する
ということは わかりましたが、
それ以外の情報は皆無です。
が、逆に そそりますね。
地図で地名が判明したところで
旧ソ連地域の この辺りなんて
どういう所なのかイメージとかも
全くわからないので、
むしろ観光地よりワクワクします。
ただ、ガイドさんがいなかったら
ヤバすぎてビクビクでしょうけどね…。列車から降ります。
プラットフォームっつーか
もう降りたらフツーに
線路を横切っちゃう感じですね。日本だと地方のほうでも
構内踏み切りみたいなのさえ
少なくなってますからねぇ…。ロータリーがあります。ここからはバスに乗るので、
窓口で切符を購入です。バスが来るまで、
ちょっとそのへんを風景を
見てみます。まぁ…おおよそ
観光地ではねーわな。
ごくごく一般の
ベラルーシの町なんだと
思います。けど、これが新鮮に感じます。
観光地だったら本とかで見れるけど、
こーいう一般のところは 通ってみないと
わかりませんからねぇ。
どんなトコなんだろうと気になってたけど
こういう感じだったのかぁー、と…。と、いうわけでゴロデヤ、
特に何も ないっちゃないんですが
2つの世界遺産の中間地点という立地、
また、プラットフォームのみの簡素な駅も多いなか
この駅は比較的大きめのようなので
バスの乗り継ぎターミナルとしての
役割を果たしているんだと思います。
そうこうしているうちに
バスがやってきました。いわゆる路線バス然とした
タイプのバスのようです。ちなみに この日も
そこそこの暑さでした。
そして、このバスはエアコン無し!
で、どうするかというと…
天井の通風孔を開けて対応と。
まぁ、気候的に これで充分なのかと。
走ったときに涼しい風が入ってきます。
と、いうわけで このバスに乗り、
世界遺産・ニャースヴィシュの町に
向かいます。通風孔から涼しい風は
入ってきてるんですけども、
ガイドさんは それでも車内で
結構 暑がっていました。
たしかに気温は
そこそこあるかもだけど、
日本に比べて蒸してないから
不快指数は低い感じがします。
だから僕としては
そんなでも なかったんですよ。
まぁね。
熊谷地方に比べれば
どうってこたないっていうか…。
-つづく-
- 関連記事
-
-
アブダビ空港に到着 2014/08/24
-
ミンスクのレーニン像 2014/09/17
-
荷物検査で大焦り 2014/09/06
-
ベラルーシ国立図書館 2014/11/05
-
ミール城を見学 2014/10/17
-
ミンスクにて3日目の晩飯 2014/11/07
-