電車でGO!ベラルーシ編
-その16-
-前回までのあらすじ-
早朝から郊外遠征へ出発!
駅で列車待ち。
と、いうところです。
とりあえずプラットフォームに向かいます。ていうか動く歩道の坂道ヴァージョンです。
階段でも坂道でも
どっちでも いいっちゃいいと思うけど、
どうして こうしたんだろう?
と、いうわけで
プラットフォームに到着です。さて、我々の乗る列車は…近郊型列車かな。
たしかスイス製だったと思います。
でも、我々が乗る列車は
こっち。イイ!
渋いっす!
コレだよ、俺の求めていたモノは…!この無骨さが たまらなくイイ!
そりゃピカピカの新車もいいけども。
今回の旅行は こーゆーやつのほうが
風情が出てイイってもんです。車内に設置されています。
車両に年輪は感じても、
キレイに整備されてる印象でした。
と、いうわけで
いよいよ出発進行でございます!ミンスクから
目的地のゴロデヤまでは
約2時間ほど かかります。
フツーに考えると
長ぇ!と思いますが、
果たして…?あるんですねぇ。
でも、僕は元々日本でも使わないタイプです。
防犯うんぬんというより
そこに置くと忘れちゃうよね、フツーに。今回我々が乗ってる この列車は
多分 優等ではなく、普通列車だと思われます。改札口がない代わりに
車内で検札が行われるんですね。
ちなみに不機嫌そうな表情をされていますが
別に機嫌が悪いわけではありません。
そういうもんなのです。
日本の営業スマイルが
むしろ過剰だと思えば…。見える風景といったら…こんな感じの風景が
ひたすら続きます。
ベラルーシには海がありません。
山もありません。
ただひたすら、森とか林とか
広大な平原が広がります。
そう考えるとベラルーシは
埼玉県というか…
我が東上沿線に
通ずるものがあります。そこも惹かれる要因に
あったんですかね、ベラルーシ…。ダーチャというやつかも…。
ベラルーシやロシアなど旧ソ連の人々は
夏休みになると郊外の別荘に移り、
作物を自給自足して過ごすという
習慣があるそうです。
その別荘をダーチャというそうです。
むしろダーチャのほうが
過ごしやすくなっちゃって
こっちが本荘になっちゃう人も
中には いるとか…。
ところで、列車に乗ってると
時折 乗客をターゲットに
雑貨等を販売する商人が
やってくるんですよね。「さあ見て見て
スゴイよスゴイんだから
この削り器はねェ…!」
…みたいな感じで
TVでよく見る
実演ショーばりの啖呵が
車内で繰り広げられます。
そして商品は
スカーフから湯沸かし器までと
一貫性とか気にしない勢いの取り揃え!
まぁ…正直ね、
誰か買うのかな…?と。
半信半疑で見ていたんですが…食いついたよ。
しかも結構 興味津々気味で。
言葉がわからないので
内容は知りませんが、
よほど そそる内容の
商品だったんだろうか…?スゴイな このオバちゃん!
ちなみに こういう車内販売人は
何人か いましたが、
このオバちゃんが
品揃え、啖呵、売り上げともに
ダントツでした。
言葉が わからずとも
食いつきの差が明らかだったので
実力が よくわかりました。今回僕をガイドして下さる
セルゲイさん。
日本語ペラペラなので安心です。
お世話になります。
ブログに載せてもいい、との事なので
掲載させていただきました。
列車は引き続き、
ゴロデヤに向かって走ります。
-つづく-
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