【イギリス保存鉄道】ロンドン近郊のブルーベル鉄道で英国のSLレトロ風景を乗り鉄・撮り鉄観光

蒸気機関車、いわゆる“SL”。


本来の公共交通目的の役割は退いたものの、レジャー目的の観光列車として運行されている事例が いくつか あるのは よく知られている ところで あります。

例えば静岡の大井川鐵道とか埼玉の秩父鉄道とかは、結構 有名ですかね…


そして英国・イギリスに おきましても さすがは鉄道発祥の地と いったところか、こういった観光ナイズのSLが日本以上に運行されておりまして…

わくわくする古き良き風景
●わくわくする古き良き風景●

なかでも今回 取り上げますブルーベル鉄道と いうのが、首都のロンドンの近郊に あると いうことも あり、SLが楽しめる鉄道としては非常に人気が高い所らしいと いうことで ですね…


2023年の8月、せっかくイギリスに訪れましたので…行ってまいりました。


と、いうわけで今回は この観光レポートを お届けしたいと思います。



ロンドン中心地から約1時間のアクセス

抹茶ミルク色の列車が目印
●抹茶ミルク色の列車が目印●

ブルーベル鉄道があるのは、ロンドンから南の方の郊外。


ロンドンのターミナル駅の一つである、ヴィクトリア駅から「East Grinstead」行きの近郊列車に乗って行きまして…
木々で生い茂る終点ホーム
●木々で生い茂る終点ホーム●

約1時間ほどで目的地「イースト・グリンステッド」駅に到着。


要は終点まで乗って行っちゃえば いいだけなので、わかりやすいですね。


ちなみに この路線は、大体30分間隔のダイヤで運行されているみたいです。

英国のスタバで描くヒト
●英国のスタバで描くヒト●

この駅の近くにはスーパーがあり、スタバも あったりするので SLの運行時間より ある程度 早めに来てコーヒーブレイクというのも ありだと思います。


これから鉄活で、忙しくなりますのでね…!

ブルーベル鉄道の入り口
●ブルーベル鉄道の入り口●

そして、こちらがブルーベル鉄道のほうのイースト・グリンステッド駅で ございます。


線路自体は さっきの路線と一直線に なっているんですが、駅は別々に なっておりまして…
駅復活の歴史が載ってる
●駅復活の歴史が載ってる●

要は この駅からは先は廃線に なっていたのを観光用の保存鉄道として復活させた、という経緯なんですね。


日本の大井川鐵道や秩父鉄道とかは観光SLうんぬん以前に公共交通であるのに対して、このようなイギリスの保存鉄道というのは完全に保存目的で運営されていると いうのが鉄道発祥の地の凄みを感じさせます。


そんなわけで どちらかといえばアトラクション的な形態なので、イギリスの鉄道が乗り放題できるブリットレイルパスとか そういうのは使えないんですね。
窓口でチケットを購入
●窓口でチケットを購入●

チケットは大人1人28.5ポンド。

往復とかでは なく、コレ1枚でブルーベル鉄道内が1日乗り降り自由と なっているみたいです。


少しイイ座席に座れるファーストクラスを希望する場合は これに さらに課金する必要がありますが、さすがに僕はスタンダードな三等車に しておきます。


なお、年々値上がり傾向なので ご承知おきを…
客車でカフェが営業中らしい
●客車でカフェが営業中らしい●

あら、こんな客車を転用した素敵なカフェが あったとは…


スタバも いいけど、せっかくだから こっちに行ってみても よかったですね。

レトロな旅情を楽しめる客車

やってきました蒸気機関車
●やってきました蒸気機関車●

それでは早速 乗ってみましょうかね…


ブルーベル鉄道は全長が たったの10kmほど。

この区間をSLで のんびり旅情を楽しむのが、この鉄道の醍醐味で ございます。
僕には乗れない1等車座席
●僕には乗れない1等車座席●

客車も多分 使われなくなった車両を色々集めて使っているので、それぞれの個体が それぞれで違う造りに なっているんだと思われますね。
スタンダードな座席
●スタンダードな座席●

基本的にリノベーション済みであり、レトロながらも所々現在チックの素材で構成された客席になってまして…
一応キッチンカーも
●一応キッチンカーも●

売店も ありますね。


サンドイッチとかジュースとかの軽食類が売っているみたいです。
扉、外からは開けられるけど…
●扉、外からは開けられるけど…●

特筆すべきは、乗降扉の開け方。


断面を見て、気が付きますでしょうか…


ドアノブが、外側にしか無いという事に…!

英語で一応書いてあるけど…
●英語で一応書いてあるけど…●

なので、降りる時は まず窓を下ろしてですね…
これが正規の開け方
●これが正規の開け方●

で、こうやって外側に手を伸ばして開けると…


うっかり設計ミスなんじゃねえの?と思いたくも なりますが、デフォルトで そういう想定の造りなんでしょう。だって窓の所に そう書いてあるし…


イギリスの昔の列車あるある だそうですよ。

子供が簡単に開けないようにとか、そういう配慮なんでしょうかね…

撮れ高の宝庫、ホーステッド・ケインズ駅

英国レトロなプラットホーム
●英国レトロなプラットホーム●

そもそも路線が10kmほどで駅も4つしか ないんですが、終点の一つ前の途中駅「ホーステッド・ケインズ(Horsted Keynes)」駅に到着。


一旦、ここで途中下車をしましょう。


この駅は1920年代のレトロな様相をしているのが最大の特徴で ございまして…
駅名板が「ダウントン」
●駅名板が「ダウントン」●

日本でも放映された「ダウントン・アビー」という英国ドラマでも駅のシーンの撮影で使われたりしたそうです。


母が好きで観ていたんですが、端的に言うと「渡る英国貴族は鬼ばかり」略して「渡鬼」みたいな感じでしょうかね…


ファン層が、なんとなく合点がいくドラマだと思いました。


●撮り鉄ができそうな場所の目星●

さて本題に戻りますが、ここで下車した目的は撮り鉄活動で ございまして…


事前に目星を付けている場所としては、駅から南下した所にある原っぱか…

もしくは さらに南、あるいは駅の北にあるレンガ詰みの橋のところか…


とりあえず、一番近くて無難そうな原っぱに行ってみましょうかね。

一応 事前にストリートビューも見たんですが、実際に行ってみないと細かい部分までは何とも わからないので…
パブリック フットパスとある
●パブリック フットパスとある●

ああ、なるほど…

この原っぱゾーン、公共用に開放されてるんですね。


気ままな散策とかピクニックとか、そういう利用が されているみたいです。


と、いうわけで…

見るからに優雅そうなSL
●見るからに優雅そうなSL●

蒸気ドームが金ピカな この列車は、その名もゴールデン・アロー号。


レギュラーダイヤ外の不定期観光列車ですが、予め ちょうど この日、この時間ぐらいに走るという情報は押さえていましたので…


乗ろうと思えば予約も できたんですが、これに乗っちゃうと撮り鉄してる時間が無くなるのとドレスコードが めんどくさいので…


僕のような人種は、乗るよりも撮るほうが性に合ってるんですよ、多分。

次に狙うはレンガアーチ
●次に狙うはレンガアーチ●

お次は場所を移動しまして、駅の北のほうの橋の所で撮ろうと思うんですが…


う~ん…手前に置いてある貨車みたいなのが、無ければなぁ~…

業務のためのモノなんだろうから しょうがないんだけども…


対面側の もっと橋寄りの斜面のあたりにも行きたくなる所では ありますが、ココには行けません。柵が してあります。


迷惑撮り鉄対策は、多分イギリスも同様なのかと…

駅のホームに戻ってきた
●駅のホームに戻ってきた●

で、検討したところ これは駅ホームから望遠で撮るほうがベターかなーと思いまして…


ここで待機して、撮れ高を狙ってみましょう。
不意討ちで反対側から やってきた
●不意討ちで反対側から やってきた●

…と橋のほうばかりを注目していたんですが、先に反対側から列車が やってきました。


気が付いて咄嗟にカメラを回しましたが、タブレット交換の場面も見れまして…
1920年代の英国鉄道っぽい画
●1920年代の英国鉄道っぽい画●

ちょうどレトロな駅ホームに侵入する場面も押さえることが できたので…


計らずも、いい瞬間を捉える事が できました。
油断してたら こっちからも
●油断してたら こっちからも●

…と、反対側に目を奪われている間に今度は本命の橋側のほうからも…


まったく、忙しくて楽しいぜ!


一応 橋とセットの構図という目標は、とりあえず達成できた…かな…?
さらに その後に もう1本
●さらに その後に もう1本●

これは さっき原っぱで撮ったゴールデン・アロー号の折り返し。


ブルーベル鉄道には転車台が ありません。


その代わり どっちの向きにも それぞれ機関車を所有していて、1日に稼働する2、3本の列車のうち一応どっちの向きにも考慮した車両運用に してあるのでは なかろうかと思われますね。

客車整備中
●客車整備中●

その他、この駅には車両の整備工場も併設されていて整備中の客車の見学も できたりします。


保存鉄道として古い車両を こうやって黙々とレストアしているのには、まさに鉄道愛を感じますね…
1920年代のホームにショベルカーが
●1920年代のホームにショベルカーが●

さらに訪れた当時、次なる発展のために工事をしている個所も見られました。


これが完成されると、さらに魅力的な途中下車スポットに なるのでは ないかと思われますね。

終点駅にもレトロな見どころ いっぱい

陸橋がポイントな駅
●陸橋がポイントな駅●

再び列車に乗りまして、終点の「シェフィールド・パーク(Sheffield Park)」駅に到着で ございます。

ここも駅の雰囲気が どことなく可愛らしい風景でして…


言わずもがな目に入る陸橋から様子を眺めるのが、なんかイイ気がしますね。
ひとっ走りした後に飲む水は美味い
●ひとっ走りした後に飲む水は美味い●

SLは水を欲するので、ここで給水するみたいです。


後ろのほうの建物も相まって、こういう姿も非常に画になります。

トーマスかもしれない機関車
●トーマスかもしれない機関車●

駅にはレストランとか博物館とかも併設されていますね。


鉄道グッズの売っているショップもあり、僕には ちょっと わからないんですが他では なかなか手に入らないレアな商品も あるとか ないとか…?

橋の上からの眺め
●橋の上からの眺め●

さて…

そろそろ帰路に つきましょうかね…


この時の復路イースト・グリンステッド方面の最終列車は15時台。


ダイヤは時期によって違うみたいですが、基本 大体 夕方になる前の早い時間に終電となってしまうっぽいので乗り遅れないように気を付けないと いけませんね。

と いうわけで

おそらく鉄ヲタでは なかろうと思われるノーマルな日本人観光客の姿も見られまして、一応 万人向け観光地としても耐えうる…かな?…


…と言いたい所ですが、やはり乗るだけではなく そのSLが走る姿の風景も眺めて なんぼかなぁと思いますね。

そのためにチケットも1日乗り放題という形式にしてあるのでは なかろうかと いう気がしますし…


しかし まぁロンドンから小旅行感覚で気軽にサクッとアクセスできますし、ヲタクにまでは堕ちてないけど鉄道は普通に好きだ!という方には間違いなく楽しめるテーマパーク路線では なかろうかと…


是非ともオススメしたい所で ございます、ハイ。


最後に今回も やはりダイジェスト的に動画を撮ってありますので、そちらのほうを…

記事中の写真のシーンとかが、大体 出たりしますよ。
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