コンウィ城とグレート・オーム…ウェールズのスランディドノで山と古城と鉄道の風景観光
今回 取り上げます所は、
「Llandudno」と書いて「スランディドノ」という街で ございます。
綴りと読み方が なんか独特ですが、これはウェールズという国の言葉の読み方みたいですね。

●ウェールズの国旗は赤い龍●
今回は この街で、のどかな山々とか中世の古城とか、そして それらと組み合わせた鉄道の おもしろ興味深い風景とか…
そんな感じの観光のレポートをお送りしたいと思います。
なお、訪れたのは2023年の8月です。
「イギリス」というのは通称であり、連合の国家なんですよね。
主に中心となっている「イングランド」、
それとは また違う独自の文化を持つ「スコットランド」、「北アイルランド」…
●イギリスの中のウェールズという国●
そして、今回 訪れております「ウェールズ」。
このウェールズという国、山々の景観や古城が多く残されている事が大変 魅力的らしくて ですね…
これらと鉄道を掛け合わせた撮れ高を狙いたいなー…っていうのが、今回の目的で ございます。

●ウェールズ語の上ぇーるずに鳥が●
今回 僕が拠点とした所は「スランディドノ・ジャンクション」という駅。
上がウェールズ語、下が英語と2か国語表示になっているのがアイデンティティですね。

●名は体を表すジャンクション●
鉄道路線は この駅から3方向に分岐しておりまして…
加えて近くを走る幹線道路も、なにやら分岐してるっぽくて…
まさに「スランディドノ・ジャンクション」以外の名前が思い浮かばないような場所で ございます。
そして観光的にも、ここからなら あっちにも こっちにもと行きやすいので ここを拠点にするのが一番都合が いいと いうことで ですね…

●駅前の立派なお屋敷●
さらに都合のいい事に、ちょうど この駅前に構えている宿を取ることが できまして…
と いうわけで今回は この「The Old Station Hotel」さんという所に お世話になりました。
駅を出て、本当に すぐ目の前の至近立地です。

●今回 宿泊した部屋●
まさかの大仰な「デラックスキングルーム」らしいです。
ひたすら観光に勤しんでいたので ほぼ寝に来ただけだったんですが、この部屋なら もうちょっと のんびり くつろげれば よかったかなぁーとも思いました。
それでいて お値段が一泊75ポンド(約13500円くらい)だったので、内容を考えると かなり お得だったような気がしますね。

●飲料アメニティも充実●
ケトルはお馴染みですが、コーヒーメーカーまで備わっている所は初めてです。
どんなものなのか、使ってみたかった気持ちも あったんですが…
どんなふうに使うものなのか、使い方が全く わからなかったので断念致しました…

●メインはレストラン●
そしてココ、1階は基本的にレストラン、というか酒類も楽しめる いわゆるパブになっていまして…
このようにパブと宿が融合した施設の事を伝統的に「イン(INN)」と呼ぶそうです。

●ボリューミーなガモンステーキ●
何が便利かって、泊まって そのまま そこで食事も できるって事ですよね。実に合理的。
と いうわけで僕も ここでイギリスのボリューミーなパブ料理を、お腹が いっぱいに なり過ぎるほどに堪能いたしました。
まずはスランディドノの市街地へ…
拠点にしている「スランディドノ・ジャンクション」駅から、ズバリ「スランディドノ」行きの電車に乗って終点まで約10分です。

●駅前でアリスがお出迎え●
基本的にリゾート地だそうで、観光客は多いですね。
あと、なんか「不思議の国のアリス」に ゆかりがあるらしいですよ。

●丘へ向かう路面電車●
で このスランディドノにおける観光のハイライトが、街の北西のほうにあるグレート・オームという丘なんですが…
そこへ向かうための路面電車が、また非常に興味深い存在で ございます。
と いうわけで、これに是非 乗って行きましょう。

●グレート・オーム・トラムウェイ●
スランディドノの街とグレート・オームの丘を結ぶ、路面かつ登山電車。
観光需要が主だと思いますが、何気に120年以上の運行を誇る歴史ある路線だそうですよ。

●ケーブルで激しく牽引されていく●
最大の特徴が、路面電車の様相で ありながら山を登るためにケーブル動力で あると いうところ ですね。
路面区間では さすがにアスファルトのくぼみに埋められておりますが、専用軌道区間ではケーブルが剥き出しでガラガラと回っている所が見られて面白いです。

●グレート・オームの景観●
で、丘の上からは このような のどか かつ壮大な景色を望むことが できます。
これは素晴らしい…!丘から海の彼方のほうまで見渡せますよ。
ちなみに この丘には、トラム以外にもロープウェイも通っているのが見えますね。
所々にいる白い粒々したのは、羊さんで ございます。

●羊が沿線住民●
この丘では羊さんが放牧されているみたいで…
トラムが走る傍らで、草を はむはむしている画が実に良いです。

●羊優先の横断●
トラムが動くのは羊さん達が渡り終わってから。
…ところでケーブルが あんなに剥き出しじゃ、羊さん足を怪我とか しないんですかね…
意外に、賢く避けて渡るのか…?

●住宅街へと下りていく●
一方で街中へ下りて行くと、狭い路地をクネクネと縫って行く様が また面白い景観です。
沿線環境が、まさに路面電車と登山電車の融合と いうわけですね。

●トラムストーキングの末、下山●
で、トラムの追っかけ撮影に夢中になっていたら、往復分のチケットを買ったにも関わらず結局 復路は乗車せずに下山してしまいました…
ぶっちゃけ この路線、勾配は あっても距離は そんなでも ないので行きは乗っても帰りは徒歩というパターンが観光的にもオツかもしれません。
特に撮り鉄の方だと、このパターンになる確率が高いと思われますので…

●川向うに見える存在感●
お次に紹介しますのは、このコンウィ城。
こちらはスランディドノ・ジャンクション駅から西方面に橋を渡ってアクセスします。
鉄道でも一駅で行けますが、本数が あまり多くないので待たずに歩いちゃったほうが早い場合が多いかも…そのくらいの距離ですね。

●日本人の需要にも対応●
この城は比較的 日本でも知られている城らしく、ちゃんと日本語のパンフレットが売られております。
と、いうわけで せっかくなので購入です。結構ちゃんと解説も書かれていますし…

●塔の上から街を見下ろす●
イギリスにおいても保存状態のいい お城だそうで、余裕で世界遺産に登録されているみたいです。
城下町との景観の一体感も また素晴らしいですね。

●コンウィ駅のプラットホーム●
さてさて このコンウィ城の面白ポイントとしては、鉄道がイイ感じに城下を貫いて走っちゃってるという点かと…
城下町内にコンウィ駅が あるんですが、ご覧の通り城壁をブチ抜いて線路が引かれております。

●鉄道が城の一部に見える●
しかも まるで城主の所有物かのごとく城に すぐ隣接して走っているっていうのが、もう鉄ヲタ的には面白ワクワクする景観で ございまして…
鉄道が貫く世界遺産の城と いうのも、なかなか ないんじゃ ないでしょうか?

●PRISON TOWER●
線路側に沿って立つ塔が、プリズンタワー。
…と いうことは、牢屋と いうことか…?

●牢屋から線路が見える●
もしかしたら中世の迷惑撮り鉄は、主にココに捕らえられていたかも しれませんね…

看守
みたいな感じで…

●左から車道、歩道、鉄道の三橋●
…で、そうなると是非とも この城と鉄道が一体に共演してる画が欲しいなと思うところでは あるんですが…
一番右の鉄道橋、事もあろうに全面 壁に覆われておりまして ですね…
ちょっとや そっとの容易いアングルでは、思い描いた画が撮れそうに ないんですよね…

●対岸に良さげな陸橋が…●
…ですが その橋を超えた後は鉄道が外に出てきます。
そして実は ちょうど向こう岸、スランディドノ・ジャンクションのあたりに陸橋が ありまして ですね…
狙うなら そこから望遠かなー、と…

●陸橋の壁は高かった●
しかし、ここでも文字通り障壁が…!
脚立が必要なくらい、壁が高いです…
…しかし辛うじて障壁エリア手前の、手すりゾーンからなら いけるか…?

●世界遺産の城から出てきた鉄道●
なんとか…こんなもんか…
橋の入り口も ちゃんと景観の統一感に気を遣って作られているのかも しれません。
ちなみに年に一回くらい、SLも ここを走るようで…
英国撮り鉄紳士は、もう大興奮でしょうねぇ…

●城に照明が点き始めた●
…さてさて、個人的には お城って、行くよりも見るほうを、外観を撮る事に重きを感じておりまして ですね…
このコンウィ城は川を挟んで対面側から、スランディドノ・ジャンクション側から撮るのが実に画に なります。

●8月のイギリスは21:40頃に暮れる●
そして さらには、夕暮れ時のライトアップが非常に撮れ高ポイントと されているようで…
そういう意味でも、今回のスランディドノ・ジャンクション駅付近で宿が取れたのは本当に好都合でした。
メシも そこで食えるし、暗くなってからでも すぐ徒歩で撮影地に行き来できるしで…

●夜のコンウィ城●
こんな感じで ですね…
水面にもライトアップが反射して、実に美しく お城が映える景観で ございます。

●ちょっと離れた所から●
撮ってから気付いたのが、城も さることながら右側の城下町。
なんか すげーカラフルなイルミネーションが反射してて、いい意味で想定外にビビりました。
これは撮りに来て よかったですね…
ちなみにチラホラと地元っぽい人は撮りに来てたりとか してましたが、そこまでオーバー撮ーりズム化している感じは ないので…
コンウィ城の景色は、まだまだ穴場なのかも しれません。

●おまけに こんな画も●
ついでに もう一つ、暗さ的に厳しいとは思いましたが夜景時の鉄道コラボ画も ためしに狙ってみたんですが…
なんと都合のいい事に、写真の位置で何故か列車が数分間一時停止を…!
これは…俺の撮影に考慮してくれたのか…!?
そんなわけは ありませんが、そのぐらいの大チャンスだったので なんとか慌てて100均の簡易三脚を立てて一応 撮ってみました。
しかし、さすがに ちょっと条件的に厳しい画かな…
ちょうど そこに停まってくれたと いうレア感は、あるとは思いますけどね…
かの「地球の歩き方」でも、イギリス編に ちょろっとしか載ってないですし…
しかし まぁだからこそ通好みと いうか、マニア好みと いうか…ヲタク心をくすぐる所では なかろうかと…
鉄ヲタは もちろん、城ヲタの方々にとっても噛めば噛むほど味わい深い…そんな風景が味わえる所だと思われますね。
最後に、グレート・オーム・トラムウェイで山頂を目指す展望映像を一応 撮ってみましたので…
●のどかな景色と激しいワイヤー●
景色を見てる…というか、ついついガラガラと動いていたワイヤーに目が いってしまったと いうか…
「Llandudno」と書いて「スランディドノ」という街で ございます。
綴りと読み方が なんか独特ですが、これはウェールズという国の言葉の読み方みたいですね。

●ウェールズの国旗は赤い龍●
今回は この街で、のどかな山々とか中世の古城とか、そして それらと組み合わせた鉄道の おもしろ興味深い風景とか…
そんな感じの観光のレポートをお送りしたいと思います。
なお、訪れたのは2023年の8月です。
「イギリス」というのは通称であり、連合の国家なんですよね。
主に中心となっている「イングランド」、
それとは また違う独自の文化を持つ「スコットランド」、「北アイルランド」…
●イギリスの中のウェールズという国●
そして、今回 訪れております「ウェールズ」。
このウェールズという国、山々の景観や古城が多く残されている事が大変 魅力的らしくて ですね…
これらと鉄道を掛け合わせた撮れ高を狙いたいなー…っていうのが、今回の目的で ございます。
スランディドノ・ジャンクション駅を拠点に

●ウェールズ語の上ぇーるずに鳥が●
今回 僕が拠点とした所は「スランディドノ・ジャンクション」という駅。
上がウェールズ語、下が英語と2か国語表示になっているのがアイデンティティですね。

●名は体を表すジャンクション●
鉄道路線は この駅から3方向に分岐しておりまして…
加えて近くを走る幹線道路も、なにやら分岐してるっぽくて…
まさに「スランディドノ・ジャンクション」以外の名前が思い浮かばないような場所で ございます。
そして観光的にも、ここからなら あっちにも こっちにもと行きやすいので ここを拠点にするのが一番都合が いいと いうことで ですね…

●駅前の立派なお屋敷●
さらに都合のいい事に、ちょうど この駅前に構えている宿を取ることが できまして…
と いうわけで今回は この「The Old Station Hotel」さんという所に お世話になりました。
駅を出て、本当に すぐ目の前の至近立地です。

●今回 宿泊した部屋●
まさかの大仰な「デラックスキングルーム」らしいです。
ひたすら観光に勤しんでいたので ほぼ寝に来ただけだったんですが、この部屋なら もうちょっと のんびり くつろげれば よかったかなぁーとも思いました。
それでいて お値段が一泊75ポンド(約13500円くらい)だったので、内容を考えると かなり お得だったような気がしますね。

●飲料アメニティも充実●
ケトルはお馴染みですが、コーヒーメーカーまで備わっている所は初めてです。
どんなものなのか、使ってみたかった気持ちも あったんですが…
どんなふうに使うものなのか、使い方が全く わからなかったので断念致しました…

●メインはレストラン●
そしてココ、1階は基本的にレストラン、というか酒類も楽しめる いわゆるパブになっていまして…
このようにパブと宿が融合した施設の事を伝統的に「イン(INN)」と呼ぶそうです。

●ボリューミーなガモンステーキ●
何が便利かって、泊まって そのまま そこで食事も できるって事ですよね。実に合理的。
と いうわけで僕も ここでイギリスのボリューミーなパブ料理を、お腹が いっぱいに なり過ぎるほどに堪能いたしました。
のどかな丘を行く路面電車
それでは観光に まいりましょう。まずはスランディドノの市街地へ…
拠点にしている「スランディドノ・ジャンクション」駅から、ズバリ「スランディドノ」行きの電車に乗って終点まで約10分です。

●駅前でアリスがお出迎え●
基本的にリゾート地だそうで、観光客は多いですね。
あと、なんか「不思議の国のアリス」に ゆかりがあるらしいですよ。

●丘へ向かう路面電車●
で このスランディドノにおける観光のハイライトが、街の北西のほうにあるグレート・オームという丘なんですが…
そこへ向かうための路面電車が、また非常に興味深い存在で ございます。
と いうわけで、これに是非 乗って行きましょう。

●グレート・オーム・トラムウェイ●
スランディドノの街とグレート・オームの丘を結ぶ、路面かつ登山電車。
観光需要が主だと思いますが、何気に120年以上の運行を誇る歴史ある路線だそうですよ。

●ケーブルで激しく牽引されていく●
最大の特徴が、路面電車の様相で ありながら山を登るためにケーブル動力で あると いうところ ですね。
路面区間では さすがにアスファルトのくぼみに埋められておりますが、専用軌道区間ではケーブルが剥き出しでガラガラと回っている所が見られて面白いです。

●グレート・オームの景観●
で、丘の上からは このような のどか かつ壮大な景色を望むことが できます。
これは素晴らしい…!丘から海の彼方のほうまで見渡せますよ。
ちなみに この丘には、トラム以外にもロープウェイも通っているのが見えますね。
所々にいる白い粒々したのは、羊さんで ございます。

●羊が沿線住民●
この丘では羊さんが放牧されているみたいで…
トラムが走る傍らで、草を はむはむしている画が実に良いです。

●羊優先の横断●
トラムが動くのは羊さん達が渡り終わってから。
…ところでケーブルが あんなに剥き出しじゃ、羊さん足を怪我とか しないんですかね…
意外に、賢く避けて渡るのか…?

●住宅街へと下りていく●
一方で街中へ下りて行くと、狭い路地をクネクネと縫って行く様が また面白い景観です。
沿線環境が、まさに路面電車と登山電車の融合と いうわけですね。

●トラムストーキングの末、下山●
で、トラムの追っかけ撮影に夢中になっていたら、往復分のチケットを買ったにも関わらず結局 復路は乗車せずに下山してしまいました…
ぶっちゃけ この路線、勾配は あっても距離は そんなでも ないので行きは乗っても帰りは徒歩というパターンが観光的にもオツかもしれません。
特に撮り鉄の方だと、このパターンになる確率が高いと思われますので…
鉄道が貫く世界遺産の城

●川向うに見える存在感●
お次に紹介しますのは、このコンウィ城。
こちらはスランディドノ・ジャンクション駅から西方面に橋を渡ってアクセスします。
鉄道でも一駅で行けますが、本数が あまり多くないので待たずに歩いちゃったほうが早い場合が多いかも…そのくらいの距離ですね。

●日本人の需要にも対応●
この城は比較的 日本でも知られている城らしく、ちゃんと日本語のパンフレットが売られております。
と、いうわけで せっかくなので購入です。結構ちゃんと解説も書かれていますし…

●塔の上から街を見下ろす●
イギリスにおいても保存状態のいい お城だそうで、余裕で世界遺産に登録されているみたいです。
城下町との景観の一体感も また素晴らしいですね。

●コンウィ駅のプラットホーム●
さてさて このコンウィ城の面白ポイントとしては、鉄道がイイ感じに城下を貫いて走っちゃってるという点かと…
城下町内にコンウィ駅が あるんですが、ご覧の通り城壁をブチ抜いて線路が引かれております。

●鉄道が城の一部に見える●
しかも まるで城主の所有物かのごとく城に すぐ隣接して走っているっていうのが、もう鉄ヲタ的には面白ワクワクする景観で ございまして…
鉄道が貫く世界遺産の城と いうのも、なかなか ないんじゃ ないでしょうか?

●PRISON TOWER●
線路側に沿って立つ塔が、プリズンタワー。
…と いうことは、牢屋と いうことか…?

●牢屋から線路が見える●
もしかしたら中世の迷惑撮り鉄は、主にココに捕らえられていたかも しれませんね…

ここなら大好きな鉄道が好きなだけ見れるから、本望だろ?
みたいな感じで…

●左から車道、歩道、鉄道の三橋●
…で、そうなると是非とも この城と鉄道が一体に共演してる画が欲しいなと思うところでは あるんですが…
一番右の鉄道橋、事もあろうに全面 壁に覆われておりまして ですね…
ちょっとや そっとの容易いアングルでは、思い描いた画が撮れそうに ないんですよね…

●対岸に良さげな陸橋が…●
…ですが その橋を超えた後は鉄道が外に出てきます。
そして実は ちょうど向こう岸、スランディドノ・ジャンクションのあたりに陸橋が ありまして ですね…
狙うなら そこから望遠かなー、と…

●陸橋の壁は高かった●
しかし、ここでも文字通り障壁が…!
脚立が必要なくらい、壁が高いです…
…しかし辛うじて障壁エリア手前の、手すりゾーンからなら いけるか…?

●世界遺産の城から出てきた鉄道●
なんとか…こんなもんか…
橋の入り口も ちゃんと景観の統一感に気を遣って作られているのかも しれません。
ちなみに年に一回くらい、SLも ここを走るようで…
英国撮り鉄紳士は、もう大興奮でしょうねぇ…
夕暮れに映えるコンウィ城

●城に照明が点き始めた●
…さてさて、個人的には お城って、行くよりも見るほうを、外観を撮る事に重きを感じておりまして ですね…
このコンウィ城は川を挟んで対面側から、スランディドノ・ジャンクション側から撮るのが実に画に なります。

●8月のイギリスは21:40頃に暮れる●
そして さらには、夕暮れ時のライトアップが非常に撮れ高ポイントと されているようで…
そういう意味でも、今回のスランディドノ・ジャンクション駅付近で宿が取れたのは本当に好都合でした。
メシも そこで食えるし、暗くなってからでも すぐ徒歩で撮影地に行き来できるしで…

●夜のコンウィ城●
こんな感じで ですね…
水面にもライトアップが反射して、実に美しく お城が映える景観で ございます。

●ちょっと離れた所から●
撮ってから気付いたのが、城も さることながら右側の城下町。
なんか すげーカラフルなイルミネーションが反射してて、いい意味で想定外にビビりました。
これは撮りに来て よかったですね…
ちなみにチラホラと地元っぽい人は撮りに来てたりとか してましたが、そこまでオーバー撮ーりズム化している感じは ないので…
コンウィ城の景色は、まだまだ穴場なのかも しれません。

●おまけに こんな画も●
ついでに もう一つ、暗さ的に厳しいとは思いましたが夜景時の鉄道コラボ画も ためしに狙ってみたんですが…
なんと都合のいい事に、写真の位置で何故か列車が数分間一時停止を…!
これは…俺の撮影に考慮してくれたのか…!?
そんなわけは ありませんが、そのぐらいの大チャンスだったので なんとか慌てて100均の簡易三脚を立てて一応 撮ってみました。
しかし、さすがに ちょっと条件的に厳しい画かな…
ちょうど そこに停まってくれたと いうレア感は、あるとは思いますけどね…
と いうわけで
正直、ウェールズという国は地味では あります。かの「地球の歩き方」でも、イギリス編に ちょろっとしか載ってないですし…
しかし まぁだからこそ通好みと いうか、マニア好みと いうか…ヲタク心をくすぐる所では なかろうかと…
鉄ヲタは もちろん、城ヲタの方々にとっても噛めば噛むほど味わい深い…そんな風景が味わえる所だと思われますね。
最後に、グレート・オーム・トラムウェイで山頂を目指す展望映像を一応 撮ってみましたので…
●のどかな景色と激しいワイヤー●
景色を見てる…というか、ついついガラガラと動いていたワイヤーに目が いってしまったと いうか…
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