【海の風景】三陸鉄道リアス線の見どころを巡る1日
釜石や宮古など、リアス式で有名な太平洋沿岸を沿うように走る事からか「リアス線」という名称が ついておりますね。

●赤青白の三鉄カラー●
と いうわけで今回は この三陸鉄道で釜石-宮古-堀内という所まで乗って観光をしてみたので、そのレポートをお送りしたいと思います。
なお、訪れたのは昨年2022年の8月で ございます。
名前のごとく透き通る浄土ヶ浜

●宮古駅 駅舎●
最初に訪れますのは この宮古駅。
この沿線においては、ここに来たなら ここに寄らない手は ないだろうと いう程の観光の拠点駅です。

●極楽浄土の如き景観●
なんと いっても この浄土ヶ浜が王道の観光スポットですね。
なお僕のように公共交通機関で訪れるとなると駅から路線バスに乗ってアクセスする事に なりますが、本数は一見 少なくも なさそうに見えながらも やっぱり多くは なくてですね…
三陸鉄道のほうの本数も相成って観光を考える際には やや計画性が必要に なってくると思われます。バスがあっても電車のほうが無いとか ありますので…

●さっぱ船で青の洞窟へ●
まぁせっかく来たのなら ただただ眺めるだけでは物足りないと いうことで、このアトラクションに参加したいと思います。
青の洞窟というのは ここに限らず よく聞きますが、僕は初めて行きますので楽しみですね。どのくらい本当に青いのか…

●いざ出航●
この日の天気は どっちかというと曇りでは あるものの まぁまぁ及第点な空模様で もってくれたので、なかなかな素晴らしい景観が拝めますね。
そしてスケジュール的に ほぼ朝イチで やってまいりましたが、果たして…

●まずは早速 青の洞窟へ●
おお、なるほど!
確か本当に青い、青すぎる!
天気が微妙だったので どうだろうとか心配していたんですが、どうやら空模様は基本 関係ないみたいです。とにかく透明度が高ければ青くなるらしいと…
あと、どちらかと いうと午前中のほうがベストコンディションだとか。
なので朝イチで来たのは よかったんですね。

●絡んでくるウミネコ達●
そして もう一つ、この さっぱ船クルーズで面白いのが地元民たるウミネコさん。
彼らは知っているのです…観光客が かっぱえびせんをくれると いう事を!

●えびせんキャッチの瞬間●
実はツアー時に かっぱえびせんを頂けるのですが、これがウミネコさん達、大変 好物だそうです。
あげるも良し、自分で食っても良し…
ここのウミネコさん達は人間同様、かっぱえびせんが やめられなく止まらなくなってしまったんでしょう…
夏は天然のクーラーにもなる鍾乳洞
透き通った水繋がりで もう一つ立ち寄ったのが、龍泉洞という所。と、いうわけで お次は最寄り駅である岩泉小本駅で下車します。

●自治体施設の中に駅が併設●
本当は田老駅という所で降りて震災の遺構のホテルとかを見てみようかな とか思っていたんですが、この日この後 天気が酷くてですね…
屋内で楽しめるタイプの観光地に急遽予定変更した次第で ございます。

●日本三大鍾乳洞らしい●
岩泉小本駅から路線バスに乗って30分程で龍泉洞に到着。
人気の観光地らしく、結構 賑わっておりますね。
三陸鉄道からアクセスしてきた客は僕を含めて2組くらいしか いませんでしたが…
多分ほとんど車で来る人が多いんですかね、やっぱり…

●空っぽくも見える地底湖●
さっきの青の洞窟と同様、この鍾乳洞の地底も かなりの透明度を誇るようで…
ライトアップが青いのではなく天然で青いんですよね、コレは。

●飲むのもオススメ●
ちなみに飲んでも透き通るように美味な水だそうで、ミネラルウォーターだったりコーヒーだったりも売られております。
この前日に乗った観光列車のSL銀河の車内売店でも、最寄り駅を走るわけでは ないですが名産品ということで販売されておりました。
個人的にはコーヒーはホット派なんですが、なんとなくコレはアイスのほうがピッタリっぽい気もしますね。

●中は涼しい●
それと この鍾乳洞、運が良ければ?コウモリさんに遭遇することもあるそうです。
残念ながら僕は見かける事は できませんでしたが…
あと この鍾乳洞内は夏でも気温が10度くらいと低いので涼める、っつーか むしろ上着が必要になってくるかも しれません。
ただ その分 外気との気温差が激しく、外に出たらカメラのレンズが水滴だらけに なっちゃっいまして…
しばらく使い物に ならなかったのがビビりましたね…
三陸らしい鉄道風景

●堀内駅ホーム●
今度は三陸鉄道の最北端である久慈駅の5つ手前、「堀内」と書いて「ほりない」駅にやってまいりました。
ホームは片面1線の典型的なローカル無人駅の様相ですね。

●眼下の景観●
ホームの前に広がるのは太平洋!
今までの中でも一番 三陸っぽい景観の駅だと思いますね。

●ここはあまちゃんのロケ地●
そして ここは、かの有名なドラマのロケ地だそうです。
なるほど…ここで有名な あのシーンを思い浮かべる事が できると…
僕、あまっつぁん観たこと ないけど画にしたくなる景観の良さは感じ取れました。

●画になるトンネル●
劇中での駅名「袖ヶ浜」の駅名板も設置されております。
ローカルな一駅ながら色々と情報量が多いですね この駅は…

●三陸鉄道 定番の撮影地●
そして、この駅から15分程歩いた所にある大沢橋梁という橋が撮影地として有名と いうことで…
これが目当てで雨の中でも わざわざ訪れたわけなんですが…
やっぱり できれば、青空で海も青々としていたほうが映えたんでしょうけどねぇ…

●駅に戻って来た●
ていうか実は橋まで行かずとも駅の景観だけでも充分、
むしろ こっちのほうが好みかも…みたいな感じも あったりします。
雨も ちょうど止んで、日暮れも なんか程よい感じに なりましたね。
釜石の宿泊情報

●ホテル ルートイン釜石●
そして、釜石へ…
今回は元々JR釜石線のSL銀河ありきの旅行だったので、釜石に宿泊しておりました。
今回 利用しました このホテルは駅から徒歩15分と やや離れているものの、市街地の真っ只中で利便性は高いし大浴場も付いてるしで無難なチョイスだと思います。

●シングルルーム●
1泊7480円ほど。
特筆点としてはトイレは あるけど、バスルームならびにシャワーがないと いうこと。
まぁ大浴場あるし…ってことですかね。

●洗面はリビングで●
それに伴ってか洗面台がリビングのソファーのすぐ横に あるというのが、なんか不思議な配置な気がします。
そういう例が全くないわけでは ないですが、現代のビジネスホテルとしては珍しいかと…

●新華園支店●
周辺にはラーメン屋とかも結構多いです。
こちらの新華園さん、釜石市街地に本店含めて幾つか店舗が あるみたいなんですが とりあえずホテルから一番近いということで この支店へ…

●釜石ラーメン定食●
味が あっさりめなのが釜石ラーメンの特徴だとか…
鳥の唐揚げに半チャーハンと、この日は至極のラーメン定食で満腹と なりました。

●イオンも近くにある●
それとイオン。
もうね…イオンさえあれば無敵じゃなかろうかと…
そんな気さえ しますよね。何でも揃っちゃいますからね。
花火大会の日も釜石っ子が みんなイオンに揃っちゃう…そういう場所なんだと思いました。
と、いうわけで釜石はイオンがあるので強いです。ハイ。

●岩手出身さいとう・たかを●
そんなわけで、三陸鉄道の観光をざっとしてみたわけで ございますが…
海無し埼玉から やってきた僕にとっては、海沿い風景の鉄道というのは それだけでも斬新な旅情を味わえる舞台では あったわけですが…
ただ やはりローカル線の宿命で本数が限られてくるので、朝から観光を始めたとしても1日に巡れる観光地はせいぜい2、3箇所程度かと…
路線距離も何気に長いですので、天候などとも加味しながら観光を計画すべき路線だとは思いますね。
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