『ご漫悦な日常』

●心機リフレッシュ的な表紙●
当ブログの連載漫画「漫どころ劇場」のエピソード8『ご漫悦な日常』編の表紙的なイラストで ございます。
このイラストのコンセプト
本編内容のほうが このシリーズから、- 久々の完全な新展開
- 内容的にも心機一転
- キャラもほぼ心機一転
- 執筆の創り方も心機一転
そんなわけで この表紙イラストも自ずと心機一転した気持ちで、楽しく描けた感が ありますね。
…とは言っても絵柄が大きく変わったわけではなく、どちらかと いえば物語を描くに当たっての重点のほうが大きく変わったと意識しております。
その変化は原稿にも顕著に表れておりまして…
比較として、以下にエピソード6の1ページとエピソード8の1ページを俯瞰的に並べてみてみました。

●新旧原稿を俯瞰で比較●
左がエピソード6、右がエピソード8なんですが…
文字・吹き出しの密度が明らかに違うのです。
エピソード7までは とにかく内容を詰め込み、詰め込み、セリフで説明くさく描いてた感じだったと自分でも記憶しているのですが…
それを反省しようと考えたのです。
漫画なんだから やっぱり絵で魅せないと いけないよなぁ、と いうことで…
そうなると自ずと物語の方針も変わってくるわけです。
エピソード9からはセリフで説明くさくするストーリを極力避けて、絵だけで魅せる内容に…
…その結果 人間の表情、性格とかの物語に焦点を置く感じにシフトしていったと…一応自覚しては おります。
僕としては こっちのほうが絵で物語を説得させる漫画として濃厚になったと思うので、方針としては転換して よかったと思うんですけども…
…ただまぁ、以前のも読んでみたら読んでみたで、違った面白さは あるんですけどもね。
若かったなぁ~、みたいなのも感じますし…
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