東京空港交通リムジンバス車庫見学【成田空港スペシャルバスツアーレポート】
2019年までは毎年 海外旅行に行っていたので、毎年 成田空港に お世話になっていたもの なのですが…
2020年には言わずもがな、世界中の空港が機能を閉ざしてしまうという前代未聞の事態に なってしまったわけで…
空港では、人の気配も飛行機の飛び交う姿も めっきり少なくなってしまったと…そんな話を耳にしたりしますね…

●久々に訪れた成田空港●
…しかし飛行機が飛び交わなくなったのを逆手に取って、今のうちに普段は なかなか見辛い空港の部分を見てみようでは ないかと…
そういう試みのツアーとかも あったりするわけで…
っつーことで今回は こういう ご時世だからこそ?の成田空港のツアーに参加して見てみたり…そんな感じのレポートをしてみたいと思います。

●あの頃とは様相が違う●
…と、いうわけで2019年以来しばらくぶりに訪れた成田空港。
まぁなんていうか…シャッター街が多い印象ですね…
「PCRセンター」なんていう表示が、暫定仕様ではなく割とレギュラーっぽい案内板に なってしまっているあたりが物悲しいです。

●第2ターミナル●
今回 訪れたのは去年、2021年の10月の事です。
さすがに2020年に機能を完全停止をしてしまった頃に比べれば、チラホラと人も いたりするみたい ですが…
本来あるべき需要にそぐわない、奇妙な広さと言えます…こういうシチュエーションは今まででは想像だにしていなかった世界ですね…

●この時の時刻表●
飛んでるっちゃ飛んでる。
でも、正常なダイヤとは言い難い…欠航があったり変更が あったりと…

●ツアー用のリムジンバス●
なんだか寂しい空港の様子を目の当たりにしましたが、ここからが いよいよ今回の本題で ございます。
「成田空港非公開エリア&リムジンバス車庫に特別潜入!」という題のツアー。
空港を介して旅行に飛び立てないのであれば、この際だから空港自体を旅行にすればいいじゃん!…みたいな発想では ないでしょうか。
空港において通常では立ち入れない所を周って巡るレアさが売りのバスツアーと いうわけですね。

●ささやかなグッズが貰える●
「グリーンポート・トラベル」という会社が企画しているツアーで、他にも滑走路に降り立つツアーとか成田空港を中心に色々ツアーを展開しているみたいです。
今回の僕のツアーは22000円と、まぁ結構な値段はしたんですが…
こういう時ならではの興味本位ということで、まぁアリなのでは なかろうかと思います。

●バス車庫見学の流れ●
さて、最初に向かいますは この乗ってる「東京空港交通」という会社のリムジンバスの車庫ですね。
リムジンバスというのは日本では大体 空港連絡バスの事を指すそうです。
僕は電車は興味あるんですが、バスは守備範囲には ない分野ですのでね…
完全に無知の素人が眺める見学に なるんですが、果たして…?

●洗車体験●
まずは自動洗車機による洗車体験。
多分、フツーは乗って車内で興奮して楽しむのがノーマルなんだと思いますが。
たまーに、僕みたいに乗らずに洗われる姿を眺めるほうが撮れ高がを感じるアブノーマルな人も現れると…
係員さんのほうも このあたりが わかってらっしゃる方だったので、僕だけ洗われずに眺める側を挙手して あえて そうさせて頂きました。
プレイはするより見るほうが面白い…通と変態は紙一重です。

●様々な形式のバスがある●
そして、その後は車庫内に置かれているバスの見学。色々なバスが置かれています。
2021年は空港業務が手持無沙汰だったのも、逆に色々なバスを見れる要因の一つに あったかもしれないですね。

●994号車●
現在の主力で最新鋭の一つ。
メーカーは「J-BUS」という、日野といすゞの合同のバス製造事業の会社が作っているんですね。

●バリアをフリーにするリフト●
バリアフリーの一環として車いすを載せられるリフトがあったりとか…

●バス内のトイレ●
バスのトイレは なんだかなー…みたいなイメージがあったんですが、こうして見る限りは想定よりも快適に過ごせるように工夫がされているように見受けられます。
今のバスは こういうのが主流に なっているんですね。

●885号車●
一方でマニア的には、こちらの車両のほうが気持ちをくすぐられるのでは ないでしょうか。
日野ブルーリボンHU2MPAA改という車種。1995年投入の最古参らしいです。
空港で乗降客を直接 飛行機のそばまで運ぶランプバスという役割で走っているみたいですが、現在では現役で走るには さすがに形式が古すぎて…
ただ さっきも言ったようにマニアとかに人気が高くて、なんとなく残ってる…みたいな立場だそうです。
2022年9月現在、大切にして頂ける方向けに購入希望者を募集しているそうですよ。

●あの頃ならではの謎の装飾●
乗降口の階段に装飾されている こういう模様が、何故か時代を感じさせます。

●ドア開閉スイッチ●
何気に運転席に座らせてもらって、しかもドアスイッチまで操作させてもらいました。
ランプバスのドアの開閉を一般で できる機会は そうそう無いので、多分 貴重な体験だったかもしれません。
普通の路線バスとは違って、このバスは乗降口が3つあります。ランプバスならでは ですね。

●804号車●
そして、展示車両の中でも目玉の一つでは ないでしょうか。
PBLというタイプのバス。
さっきのリフトと同様、バリアフリーを目的にしたバスらしいんですが…

●カッコイイ変形●
こちらは本体自体が飛行機の搭乗口まで直接迫り上がるという、見た目が役割以上にワクワクするシステムです。
はしご車の代わりとか、消防用にも使えそうな気がしますけどね。

●勿論 乗ってみた●
車内空間は椅子が少な目で広々している感じです。
吊り革が紐2本で輪っか1個を支えてるのも、なんか珍しい気がしました。

●色んな事になってる●
まったく知識もなく、
それこそ たまたま そういうツアーだったからという理由で見学したリムジンバスの車庫ですが…
やはり車両は奥が深いですね。普段は鉄道寄りでバスは ほとんどノータッチの僕みたいな素人でも存分に興味深く楽しめる内容だったと思います。
考えてみれば鉄道博物館も、モーターショーも、それこそ車のショールームや展示場だって、車両の見学は どれも造りを比較するのが面白いので、楽しめるのは必然なのかも しれないですね。

●ホテルのレストランへ●
バス車庫見学の後はランチタイム。
ANAクラウンプラザホテル成田でコースメニューが用意されているようです。
通常であれば空港利用客が宿泊するようなホテルなんでしょうけど…
この ご時世だったからこそ、こういう利用も期待されていたんだと思います。

●成田ビューを眺めながら●
…ただ この ご時世じゃなくても、僕個人の力量では まず行き辛いステージでしょうねぇ…こういう所は…

●千葉で揃ったメニュー●
もっとも、このランチメニューが含まれているから こその旅行代金だと思うので…

●ロイヤル三元豚のロースト●
こういうコースメニューをいただく機会というのは なかなか ありませんので ですね…
じっくり美味しく味わいました。ハイ。
…さて、この後は いよいよ成田空港の普通は立ち入ることが できないエリアに入っちゃうことに なるみたいなんですが…
それは、また次回の記事に続かせて頂こうかと思います。
2020年には言わずもがな、世界中の空港が機能を閉ざしてしまうという前代未聞の事態に なってしまったわけで…
空港では、人の気配も飛行機の飛び交う姿も めっきり少なくなってしまったと…そんな話を耳にしたりしますね…

●久々に訪れた成田空港●
…しかし飛行機が飛び交わなくなったのを逆手に取って、今のうちに普段は なかなか見辛い空港の部分を見てみようでは ないかと…
そういう試みのツアーとかも あったりするわけで…
っつーことで今回は こういう ご時世だからこそ?の成田空港のツアーに参加して見てみたり…そんな感じのレポートをしてみたいと思います。
以前とは異質の成田空港

●あの頃とは様相が違う●
…と、いうわけで2019年以来しばらくぶりに訪れた成田空港。
まぁなんていうか…シャッター街が多い印象ですね…
「PCRセンター」なんていう表示が、暫定仕様ではなく割とレギュラーっぽい案内板に なってしまっているあたりが物悲しいです。

●第2ターミナル●
今回 訪れたのは去年、2021年の10月の事です。
さすがに2020年に機能を完全停止をしてしまった頃に比べれば、チラホラと人も いたりするみたい ですが…
本来あるべき需要にそぐわない、奇妙な広さと言えます…こういうシチュエーションは今まででは想像だにしていなかった世界ですね…

●この時の時刻表●
飛んでるっちゃ飛んでる。
でも、正常なダイヤとは言い難い…欠航があったり変更が あったりと…
リムジンバス車庫を見学

●ツアー用のリムジンバス●
なんだか寂しい空港の様子を目の当たりにしましたが、ここからが いよいよ今回の本題で ございます。
「成田空港非公開エリア&リムジンバス車庫に特別潜入!」という題のツアー。
空港を介して旅行に飛び立てないのであれば、この際だから空港自体を旅行にすればいいじゃん!…みたいな発想では ないでしょうか。
空港において通常では立ち入れない所を周って巡るレアさが売りのバスツアーと いうわけですね。

●ささやかなグッズが貰える●
「グリーンポート・トラベル」という会社が企画しているツアーで、他にも滑走路に降り立つツアーとか成田空港を中心に色々ツアーを展開しているみたいです。
今回の僕のツアーは22000円と、まぁ結構な値段はしたんですが…
こういう時ならではの興味本位ということで、まぁアリなのでは なかろうかと思います。

●バス車庫見学の流れ●
さて、最初に向かいますは この乗ってる「東京空港交通」という会社のリムジンバスの車庫ですね。
リムジンバスというのは日本では大体 空港連絡バスの事を指すそうです。
僕は電車は興味あるんですが、バスは守備範囲には ない分野ですのでね…
完全に無知の素人が眺める見学に なるんですが、果たして…?

●洗車体験●
まずは自動洗車機による洗車体験。
多分、フツーは乗って車内で興奮して楽しむのがノーマルなんだと思いますが。
たまーに、僕みたいに乗らずに洗われる姿を眺めるほうが撮れ高がを感じるアブノーマルな人も現れると…
係員さんのほうも このあたりが わかってらっしゃる方だったので、僕だけ洗われずに眺める側を挙手して あえて そうさせて頂きました。
プレイはするより見るほうが面白い…通と変態は紙一重です。

●様々な形式のバスがある●
そして、その後は車庫内に置かれているバスの見学。色々なバスが置かれています。
2021年は空港業務が手持無沙汰だったのも、逆に色々なバスを見れる要因の一つに あったかもしれないですね。

●994号車●
現在の主力で最新鋭の一つ。
メーカーは「J-BUS」という、日野といすゞの合同のバス製造事業の会社が作っているんですね。

●バリアをフリーにするリフト●
バリアフリーの一環として車いすを載せられるリフトがあったりとか…

●バス内のトイレ●
バスのトイレは なんだかなー…みたいなイメージがあったんですが、こうして見る限りは想定よりも快適に過ごせるように工夫がされているように見受けられます。
今のバスは こういうのが主流に なっているんですね。

●885号車●
一方でマニア的には、こちらの車両のほうが気持ちをくすぐられるのでは ないでしょうか。
日野ブルーリボンHU2MPAA改という車種。1995年投入の最古参らしいです。
空港で乗降客を直接 飛行機のそばまで運ぶランプバスという役割で走っているみたいですが、現在では現役で走るには さすがに形式が古すぎて…
ただ さっきも言ったようにマニアとかに人気が高くて、なんとなく残ってる…みたいな立場だそうです。
2022年9月現在、大切にして頂ける方向けに購入希望者を募集しているそうですよ。

●あの頃ならではの謎の装飾●
乗降口の階段に装飾されている こういう模様が、何故か時代を感じさせます。

●ドア開閉スイッチ●
何気に運転席に座らせてもらって、しかもドアスイッチまで操作させてもらいました。
ランプバスのドアの開閉を一般で できる機会は そうそう無いので、多分 貴重な体験だったかもしれません。
普通の路線バスとは違って、このバスは乗降口が3つあります。ランプバスならでは ですね。

●804号車●
そして、展示車両の中でも目玉の一つでは ないでしょうか。
PBLというタイプのバス。
さっきのリフトと同様、バリアフリーを目的にしたバスらしいんですが…

●カッコイイ変形●
こちらは本体自体が飛行機の搭乗口まで直接迫り上がるという、見た目が役割以上にワクワクするシステムです。
はしご車の代わりとか、消防用にも使えそうな気がしますけどね。

●勿論 乗ってみた●
車内空間は椅子が少な目で広々している感じです。
吊り革が紐2本で輪っか1個を支えてるのも、なんか珍しい気がしました。

●色んな事になってる●
まったく知識もなく、
それこそ たまたま そういうツアーだったからという理由で見学したリムジンバスの車庫ですが…
やはり車両は奥が深いですね。普段は鉄道寄りでバスは ほとんどノータッチの僕みたいな素人でも存分に興味深く楽しめる内容だったと思います。
考えてみれば鉄道博物館も、モーターショーも、それこそ車のショールームや展示場だって、車両の見学は どれも造りを比較するのが面白いので、楽しめるのは必然なのかも しれないですね。
千葉県産グルメでコースランチ

●ホテルのレストランへ●
バス車庫見学の後はランチタイム。
ANAクラウンプラザホテル成田でコースメニューが用意されているようです。
通常であれば空港利用客が宿泊するようなホテルなんでしょうけど…
この ご時世だったからこそ、こういう利用も期待されていたんだと思います。

●成田ビューを眺めながら●
…ただ この ご時世じゃなくても、僕個人の力量では まず行き辛いステージでしょうねぇ…こういう所は…

●千葉で揃ったメニュー●
もっとも、このランチメニューが含まれているから こその旅行代金だと思うので…

●ロイヤル三元豚のロースト●
こういうコースメニューをいただく機会というのは なかなか ありませんので ですね…
じっくり美味しく味わいました。ハイ。
…さて、この後は いよいよ成田空港の普通は立ち入ることが できないエリアに入っちゃうことに なるみたいなんですが…
それは、また次回の記事に続かせて頂こうかと思います。
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