嵐電と嵐山の風景【2021年夏の京都】
行動自粛のご時世と台風のような大雨という、よくぞ ここまで悪条件が重なってくれたもんだと言いたくなる中 行ってきた京都・奈良の観光のレポートを前回より お送りしているわけで ございますが…
…1日だけ、
1日だけ快晴とは いかないまでも なんとか曇りで踏みとどまってくれた日が あったので、貴重な この日に嵐山の観光をすることにしました。
総合的に考えて、雨天で一番テンションが げんなり くるのは この嵐山なような気がしたので…

●いざ嵐山へ●
今回は まぁオーソドックスながらも ほっつき歩いてみた嵐山と、
そして その嵐山を走る路面電車「嵐電」にスポットを当ててレポートしたいと思います。
嵐山の景観

●嵐山の象徴的な●
嵐山は たしか修学旅行でも行ったと思われます。
この渡月橋近くの お土産屋さん的な所で昼食タイムをとった記憶が あるので…
ウチの埼玉の地元の近くにも、景観が似てると いう理由で「武蔵嵐山(むさしらんざん)」と名付けられた町が あるんですが…
…やっぱり、本場とは違うよなぁ…と当然ながら思ったりしますね、ハイ。

●渡月橋で描くヒト●
ちなみに写真を見ての通り、人の出は割とチラホラと賑わっておりまして…
少なくとも この日の嵐山は、国内の観光客主体で普通に賑わいを見せていた感じでした。
竹林の小径

●人力車が似合う小径●
そして ここも、やはり来たからには外せない場所ですね。
普通に撮るだけでも十分にフォトジェニックなんですが、もっとジェニクるには どういう構図で撮ったら いいか…
色々考えられるので、非常に撮り甲斐が あるところだと思います。

●JR山陰本線の踏切●
さらに悩ましいのが この踏切の存在。
こんなもん、鉄に竹と うまくコラボして撮ってみせよ!と言ってるようなもんでしょう、ええ。

●縦構図●
しかしコレが なかなかにして難しい…
縦向きにして、竹の高さを主張させるべきか…

●横構図●
それとも横向きにして、多くの竹を画に入れるべきか…
それと光の加減で、電車は どうしてもブレるからなぁ…
う~む…

●変わり種も●
時折、観光用のトロッコ列車が通るのもポイントが高いです。
嵯峨野観光鉄道と いうやつですね。

●嵯峨野トロッコ●
営業路線としては実用的に使い辛いから使わなくなった路線を、観光用に転向したモノ。
使い辛いのが逆手に景観が大変良いらしいです。
「電車でGO!」の記念すべき第1作目の初級編が 確か この路線なので、そちらのファンには印象深いモノもある路線かも しれません。
嵐山駅

●雅なプラットフォーム●
嵐山にはJRだったり阪急だったり乗り入れている路線が いくつか ありますが、僕は一番ポピュラーであろう その名も“嵐電”でアクセスしました。
正確には「京福電気鉄道」という鉄道会社が運営している路線なんですが、通称である“嵐電”で親しまれているようですね。

●和ポール●
この駅で特徴的なのが、そこらじゅうに立っている この和服模様のポール。
なんでも京友禅という伝統的な和服の染め物を使っている、その名も「キモノフォレスト」だそうです。
すげえよなぁ京都…ありとあらゆる所に そういう仕掛けを散りばめて あるんだもんなぁ…

●そして、夜●
さらにズルい事に、夜はライトアップされてしまいます。
ホントもう…武蔵嵐山のほうにも少し分けて貰えればいいのに…と羨ましくなるくらいの映え方です。

●映える玉●
こう撮れば反射が さらに綺麗だぞ、みたいなオブジェも用意されておりますね。

●京友禅と嵐電●
こうなると やはり撮りたくなってくるのが嵐電とのコラボ。
駅に進入する手前エリアにもキモノフォレストが集まっているので、これと合わせるのが狙い目ですかね。

●この位が限界か●
撮るとしたら、真っ暗になる前の微妙な時間帯のほうが いいと思われます。
これ以上 暗くなると電車が見えなくなり過ぎるのと、ブレが抑えきれなくなりますし…
未来の古都にタイムスリップ?
これは余談ですが…ついでに夜の嵐山駅周辺をブラブラしていた時の事です。

●まさかのデロリアン出現●
いつの時代に現れても、どうにも見過ごせない車です。
ドライバーであるマーティ・マクフライ氏の ご厚意で撮らせて頂きました。
日本人に見えましたがマーティ氏に間違いないでしょう、デロリアンですから…

●車内も拝見●
…いやはや、しかし1985年から2021年の古都にバック・トゥ・ザ・フューチャーしてくるとは…
さすがは京都ですね。
と、いうわけで意外なモノが意外な場所で見れたのが面白かったです。
嵐電撮影

●太秦広隆寺のホーム●
最後に嵐電の風景写真で締め括りたいと思います。
で、やってきたのが この太秦広隆寺の電停。
東映太秦映画村の最寄り駅ですね。

●玄関出てすぐ乗れそう●
民家がホームの こんな位置まで迫っているあたりが駅と いうよりは停留所って感じがします。
せっかく映画村が近くに あるんですけども、僕が撮影したい目的は別の部分に ありまして…

●お寺と路面電車●
停留所の すぐそばに その名のとおり広隆寺の門が そびえ立っていまして…この前を路面電車が走るという風情ある風景が撮れます。
それにしても、この風景は旅行最終日の帰る前に撮ったんですが…今回の旅行では連日ほとんど ずっと雨雲だったくせに、この日に限って晴れやがってくれまして…
そうだと わかっていれば、どうせなら金閣寺とかは この日に撮りたかったなぁと…
…悔しいですが、天気だけは どうにも運でしか しょうがない ですからねぇ…
…と、いうわけで嵐山ならびに嵐電の風景を眺めてきたわけで ございましたが…
いくら名前が嵐山でも、やっぱり雨嵐の日は避けたほうが賢明なんだとは思いますね…ハイ。
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