房総半島の鉄道聖地?いすみ鉄道で『ポッポの丘』へ
以前から気には なっていたんですが、そこそこ地味に遠かったので なかなか今まで重い腰が上がらなかったんですけれども…
こんな ご時世だからこそ俺が行く、という勝手な使命感に燃えている2020年以降の僕ですので、この機会に是非とも行ってみることに しました。

●JR総武快速線●
てなわけで今回は、2020年の11月に行きました千葉県は いすみ市に あります「ポッポの丘」のレポートをお送りしたいと思います。
いざ房総半島へ

●東京駅の運賃表●
まずは ひとまず東京駅に やってまいりまして…
切符売り場の運賃表に書かれている最高額の1690円。
僕は今回この最高額の切符が必要です。
ちなみに表の左の価格が紙の切符の運賃で、右がICカード改札の運賃と なっておりまして。
通常はICカード運賃のほうが安くなるはずなんですが、どういうわけか最高額の区間とも なると値段が逆転しちゃってますね…

●1690円区間の切符●
まずは東京駅から総武快速線に乗って上総一ノ宮(かずさいちのみや)という駅まで、約1時間半かけて行きます。
首都圏とはいえ、千葉県は突き詰めると房総半島の分だけ結構 奥が深いんですよね…

●房総色の209系●
そして、上総一ノ宮駅で今度は外房線に乗り換えです。
東京から乗ってきた総武快速線が15両編成なのに対して、外房線は4両編成。
うっかり一番後ろの15両目に乗ってきてしまった上に、

…と親切でスパルタな案内放送に急かされて走らされて、乗客は皆いい運動に なったと思われますね。
ところで、「上総」は「かずさ」と読むみたい なんですが…
千葉県は結構 読み方が独特な所も多いような気もします。

●いすみ鉄道●
そして、今度は大原という駅にて いすみ鉄道という路線に乗り換えです。
これは また愛すべきローカル感を醸し出す路線で、いいですねー。

●上総中川駅●
今回の目的地への最寄り駅に到着です。
東京駅からだと、実に2時間半くらい かかりましたね…
さぁ、ここから目的地までは徒歩で向かうんですが…

●のどかな道のり●
最寄りとは言いましたが、徒歩で30分くらい かかるみたいです。
山に囲まれた田んぼ風景の道と いう、まるで箱庭のような田舎風景を歩いて行きますと…

●何気に案内板が●
看板を発見。
ここまで来れば、あと少しですね。
ポッポの丘に到着

●ポッポの丘 入り口●
と、いうわけで到着いたしました、目的地である「ポッポの丘」とやらに。
丘の上に早速 鉄道車両が見えております。
基本的には無料で見学が できる施設みたいなんですが…

●駐車料金は かかる●
自動車で来ると、駐車料金が かかるしくみに なっているそうです。
とは いえ、多分 大体の人は車で来るんだと思われますね。
この時、この道のりを徒歩で やって来たのは僕一人だけ でしたから…

●卵目的なら無料●
実は、本来ここは鶏卵牧場だったらしいです。
卵が購入できる他、「TKG」こと卵かけご飯もイートインできたりするそうですよ。

●駐車場に電車が同居●
そもそも この丘自体 牧場用地として持っていたモノだったらしいんですが、たまたま使わなくなった鉄道車両を購入して とりあえず土地に置き始めた所から発展していって なんか こうなっちゃった、と いう経緯の ようで…
今では、もはや積極的に鉄道車両を集めては保存に務めている施設として有名な存在と なっておりますね。

●斜面仕様のケーブルカー●
まぁ例によって博物館とかは、説明するよりも実際に見て頂ければ それに勝るものは ないわけで ありますので…
やはり今回も全てを冗長に紹介するのは控えておいて、特に気になったものに なるべく絞ってレポートをしていこうかと思います。
ブルートレイン

●ブルートレイン入り口●
今回やはり一番 注目の存在だったのは、このブルートレイン24系客車でしょうかねぇ…
常時 車内を見学できるとは限らないそうで…
幸い この日は見学可能だったので、これは もう見ないわけには いきませんねぇ、ハイ。

●A寝台の車内●
実は僕は、現役時代のブルートレインには乗ったことが ないのです。
今更ながら、一人旅を始めるのが もうちょっと早かったら乗ってただろうなぁ…とは思いますね…

●A寝台下段席●
「どこでも描くヒト」は、「どこでも寝れるヒト」でも あるので…
このくらいのスペースが確保できれば、十分に快適に寝ることが できると思われます。
旅情が楽しそうですよね、これは。

●A寝台上段●
多少 天井が窮屈そうですが…
…まぁでも、カプセルホテルだって こんな感じか…

●B寝台の車内●
お次はB寝台。
A寝台は布団がレールに沿った方向だったのに対しB寝台は枕木に沿った方向で寝ることに なるので、通路が端側に寄らざるを得ないわけなんですね。

●B寝台の座席●
おそらく僕の経験の中だと、ジョージアからアルメニアに行く時に乗った旧ソ連の客車で使用した席と同等くらいの感覚ですかね…
ちなみに その時は下段でした。
上段だと ちょっと…
僕は寝相が必ずしも良くは なく、これがホントのジョウダンじゃ済まされないっつー話に なると思われますので、色んな意味で事故になってしまうかと…
丸ノ内線

●丸ノ内線400形●
もうひとつ、個人的に地下鉄好きとして見逃せないのは この丸ノ内線の旧型車ですね。
…とは言っても まぁコイツは元々残っている個体数も比較的多く、なんなら地下鉄博物館と いう施設でトップナンバー車がオフィシャルに簡単に見れるので車体自体は特段 珍しい個体では なかったりするんですが…

●パンチラにも注意●
マニア的に心が くすぐられるのは、昔のドアステッカーが当時のまま残っていると いうこと。
よくぞ剥がさず残してくれた!と…
むしろ今となっては車体よりも こっちのほうが貴重かも しれないです。知ってる限りでは このステッカー、もう ここにしか残ってないと思われますので…
おそらく1988年~1989年頃のステッカーかなー、と推測されます。

●警笛体験ができる●
この丸ノ内線車両、警笛を自分で鳴らすことが可能です。
もちろん年齢制限などは無し。
僕のような40代を向かえたオッサンでも、好きに鳴らして悦に浸ることが できます。

●ペダルで警笛●
あんまり やたらと やり過ぎると古くて壊れちゃうから節度ある使い方を してほしい、みたいな事が確か書かれていましたね。
ベタ踏みか軽く踏むかで音の使い分けが出来るようなのですが…
恐れ多くて、ベタ踏みは あまりしないように遠慮しながら鳴らしました。
各所から来た色々な旧車

●あの車両や この車両も●
元々は千葉に ゆかりのある車両から始まったらしい、この施設。
今や各所から旧車が集まってきているようで…

●どこかの旧車●
この車両も、どこの車両かな?と思ったんですが…

●残されていた広告●
「メガネのいとう」って どこかで聞いたことが…
…そうだ!長野!これは長野電鉄の旧型みたいですね。
僕は長野に住んでいたことが あるので、広告が残っていた事で情報が判明した一例で ございます。

●犬吠・外川行き●
コイツは行き先的に どう見ても同郷・千葉の銚子電鉄の旧車ですね。っていうか「銚子電鉄」って書いてありますね。
車両的にも もちろん骨董品なのですが…

●まさに鉄道資料館●
車内が図書資料館のように なっておりました。
しかも置かれているのが昔の鉄道雑誌なので、これがこれで また興味深い品々でして…
もしかしたら、これを読みに通ったりする人も いたり するんじゃないでしょうかね?

●皆様の良心で成り立つ施設●
と、いうわけで見てまいりました「ポッポの丘」。
つい この前に公的な鉄道博物館にも行ってきたばかりですが…
こういう施設だからこそ?むしろブルートレインの中も細かく見学できたりと、興味深いモノが いっぱい ありまして…
しかも無料なのが凄いですね。
ただ無料とは いえ世の中そんなに都合よく回るわけは なく施設維持は大変な課題なようで、主に卵とか特産物の販売等で維持費を補っていたり…
ところどころに募金箱も置かれておりまして、僕も少額では ありますが寄付してきました。僕なんか駅から徒歩で来てるから駐車場代とかも無く完全なる無賃乗車ですので、せめてもと思いまして…
ある意味オフィシャルにも負けず劣らずに奮闘している施設なので、応援したくなる気持ちで いっぱいに なりますね。
いすみ鉄道の景色

●紅葉と いすみ鉄道●
往路と同じく、いすみ鉄道に乗って帰路へ…
ところで この いすみ鉄道、すでに見てもらえば わかると思いますが沿線風景も また非常に素晴らしいモノが ありまして ですね…

●色がイイ●
この時は秋。秋も紅葉で大変 素晴らしいんですが、この沿線は春が特に映えるそうです。
車体が黄色いのも、沿線に多く咲く菜の花をイメージしているとか…

●国鉄形車両も●
今回は あくまで「ポッポの丘」を目的に来ているため、往復の行き来でしか乗りませんでしたが…
今後また別の機会に訪れて、風景を堪能してみたい路線だと思いました。ハイ。
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