【2020年秋の島根・鳥取・姫路紀行その15】世界遺産『姫路城』を観光

前回↑までに、姫路に1泊して姫路城の夜景を堪能しましたが…

●姫路城 入り口●
明けて次の日、今回は いよいよ普通に日中の姫路城を観光いたします。
いざ入城

●姫路城 三の丸広場●
この日も また いい天気でして…
今回の島根・鳥取・姫路紀行は天気には恵まれ過ぎましたね…全日程ともに快晴で ございました。
曰く付きであった2020年ですが、やはり9月くらいに なると出雲大社とか鳥取砂丘とかも そうでしたけど観光客は普通に訪れて楽しんでいる様相ですね。

●大天守 入り口●
料金は大人一人1000円。
クレジットカードや電子マネー各種にも対応していて、古くを残しながらも先端も進んでいます。
天守閣までの待ち時間は0分。
…でも こういう表示が あるって事は、正常時で あれば何時間待ちとかが ざらに あると いう事なんだと思われます。「約 時間」の欄も用意されていますし…

●城へ向かう●
さあ、いよいよ お城本体を目指します。
姫路城では“平成の大修理”と呼ばれる大規模な改修工事を、数年前に完了させたばかりとの ことですが…
まぁ部分部分では それとは別に、日常的に ちょこちょこ補修したりとか するものなんでしょうかね。

●途中の城壁●
所々 四角の他に三角の穴が開いているのが面白いな、と思いました。
古くから何か意味が あるもの なんでしょうか…
城内

●履物を持って城内へ●
城内は土足厳禁なので、靴は こうやってビニール袋に入れて持ち歩くことに なります。
このビニール袋、ココで くれるモノなんですが ある意味コレも記念っちゃあ記念に なり得るかも しれません。「姫路城」って書いてあるし…
係員の人も、

是非 持って帰ってもらっても いいですよー
…とアナウンスして おりましたしね。
僕は躊躇なく捨てちゃいましたけど…

●時代を感じさせる城内●
一口にお城と いっても当時を再現した復元タイプだったりとか、外観こそ天守閣だけど中身は近代的な博物館タイプとかも あったりしますが…
姫路城は基本的にマジの ちょんまげ時代から建物が残っている歴史的価値があるタイプ。
なので、城内の木の柱の付け方とかも如何にも歴史的な雰囲気みたいなのが漂いますね…

●城に溶け込む監視カメラ●
しかし法令上、セキュリティ対策は しないと いけない決まり なんでしょうねぇ…
なるだけ景観を壊さないように防災設備が取り付けられています。

●階段が急●
しかし、近代的な方針のほうのお城で あればエレベーターとかも設置し放題できるんでしょうが…
この姫路城みたいにガチ歴史建造物の場合は当然そんなエレクトリックなモノの設置なんて許されるわけが ないので、見学の際には必然的に地道な階段の昇り降りを強いられるわけ でして…
…これは観光を検討するに あたりポイントのひとつですよね…足が不自由等の事情で自力で昇り降りができるか どうかは事前に確認を しておかなければ いけないと思うので…
…しかし片足杖をついて頑張って見に来ていた方も見かけたので、やはり それぐらい見逃せない価値が あると いうこと なんでしょうかねぇ、姫路城は…

●城の中に神社が●
天守閣最上階に神社が構えられているんですね。「長壁(おさかべ)神社」と いうそうです。
せっかくなので ちゃんと お賽銭 入れましたよ、ええ…

●城下町を見下ろす●
そして この大天守からの眺め!
いいですねー…天気も いいし、実に いい眺めです。
駅までの商店街とかが さながら城下町みたく見えて、「良きに計らえ」とか言ってみたくなる天守閣ですね。
改めて外観を眺める

●間近から眺める姫路城●
…でも、僕は やっぱり外観を追及するほうに夢中に なっちゃうんですよねぇ…
教養が ないせい なのか中の建築方式とかよりも外観の遺構の立体感に興味を持ってしまうんだと思われます、僕の脳みそは…

●ライトアップ用の照明●
昨夜の夜の姫路城編の時にも触れましたが訪れた9月21日 当時、期間限定でオレンジ色のライトアップをしていたと いうことだったのでオレンジ色のプラ版を取り付けてあるわけ なんですね。

●鯱の変遷●
先日 見た松江城の時と同様、ここも また鯱は時代によって世代交代を しているようです。
基本的には、これまた松江城の時と似たような傾向の ようで ございまして…

●実際に今 付いてる鯱●
近年に なれば なるほどコスパが考慮されて、量産チックに なっていくのは避けられないんですね、やはり…
プラモみたくパーツがユニット化されている感じに なってて、逆に言えば破損しても補修が容易と いうこと なんでしょう。

●姫路城で描くヒト●
絵を描くことより、画になる写真が目的の執筆です。
しかし、意外にノッてきたので まさかの ここで この原稿は完成させてしまいました。
漫どころ劇場No.397『負けてやり足りない』の2ページ目ですねコレは。
総評
そして最後に帰り際に、姫路駅にあるデッキから姫路城のある景観の撮影を……って いうか こんな眺めの いいデッキが まさか いきなり駅に あるなんて、この事を知ったのが帰り際だったのが実に悔やまれます。
これが最初から わかっていれば、昨日の夜景も もうちょっと いい条件で撮れてただろうに…

●城下町 姫路●
…この景観、見事です。本当に見事だと思います。
ちょんまげの時代から、さらには戦争時に町は焼け野原に なっても姫路城だけは残ったそうで…そうした経緯の結果、現代の街に古来の城が鎮座する風景が誕生したのでは なかろうかと…
今でも姫路市の偉い殿様が あそこから城下を眺めていそう ですもんね、なんか…
…と いうわけで ございましたけども、姫路城の観光…
よかったです。かなり見応えが ありました。おそらく日本の城の中でもトップクラスだと思います。さすが世界遺産っていう事なんでしょうね…
…ただ ひとつ思ったのが お城マニアでも 無い限り一つの旅行で2件もお城を見比べるもんじゃあ ないな、と…
この先日に松江城も見て来ているわけで ございまして…
松江城が決して劣っているわけでは ないんですが、姫路城と比べちゃうと どうしても…姫路城が凄すぎて…
…誤解の ないように言っておきますが これは松江城が悪いんじゃなくて、比べる相手が悪かったんだと…
なんでも かんでも一回の機会に名所を詰め込み過ぎるのも考えもの、と いうこと でしょうかね…
あと、今回ひとつ幸いだったのが、ご時世柄 混雑度合いが適切だったって いうことですね。
おそらく今までで あれば かなりの人で ごった返して いたんだと思われますが、この ご時世ですので…
特に待ち時間も なければ、順列に従って通路を行くとか いうことも なく、ほどよく じっくり見れた印象です。
…そう考えると、今のうちが逆に逆境を逆手にとったチャンスなのかも…しれませんよ?
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