【2020年秋の島根・鳥取・姫路紀行その7】松江城と足立美術館の2大観光地をやや駆け足観光

前回
前回
↑までで出雲大社方面を観光したので…


一晩 明けて今日は松江、そして その後は途中 安来(やすぎ)と いう所に寄りつつ鳥取へ向かう予定なんですけども…


…昨日に ですね、どうせ出雲や松江らへんを周るなら細かい事を考えずにコレを買っちゃったほうが色々 割に合うかな?と思って、勢いでコチラのチケットを買ったわけなんですが…
縁結びパーフェクトチケット
●縁結びパーフェクトチケット●

…もしかしたら、もう少し細かい事を考えてから購入を検討したほうが よかったかな…?とか ちょっと思い始めまして…なにしろ4000円しますので…


…しかしコレは一晩 明けた今日も有効ですし、今日これから行く観光施設でも幾らか割引が利くという事らしいので…


…と わけで今回は そういう事も多少 気にしつつ まずは松江城

そして次に足立美術館、この2か所を観光して行ってみようと思います。



まずは松江城へ

路線バスで向かう
●路線バスで向かう●

とりあえずJR「松江」駅から、バスに乗って松江城に向かいます。


本当は観光向けの「ぐるっと松江レイクラインバス」と いうのに乗ってみたかったんですが…タイミングの問題ですかね、姿が見当たらず…

そしたら ちょうど、「松江城方面…」と いうアナウンスをしている路線バスを見つけたので それに乗って行っちゃうことに しました。どこ行きかは全く 確かめも しませんでしたが まぁ行くでしょう、アナウンスしてたくらい ですし…


この区間の料金は170円らしいですが、例の縁結びチケットで乗車が可能です。路線バスは小銭両替が めんどいので、チケットだけで乗れるのはメリットですね。


ちなみに昨日の「出雲市」駅から出雲大社へ行くのに乗った路線バスも この縁結びチケットで乗りましたが、本来は530円かかるそうです。ココは もしかしたら お得だったかな?


…本当は昨日ホテルに向かうときの一畑電車の「松江しんじ湖温泉」駅からJR「松江」駅までの区間でもバスに乗れていれば、さらに お得だったでしょうに…時間が遅すぎてバス終わっちゃってましたからねぇ…

お城が見えてきた
●お城が見えてきた●

「県庁前」と いうバス停で降りました。おお、もう見えてますね お城が…写真だと まだ ちょっと小っちゃいですけど…


島根県庁の近くに あるんですね。

松江城に到着
●松江城に到着●

さあ さあ着きましたよ松江城。

僕はお城は全然 詳しくないので素人なりの感想ですが、イメージよりも ちょっと小ぶりな感じも しますね…


料金は、

  1. 天守登閣オンリー券…680円

  2. 2館共通入場券…950円

  3. 3館共通入場券…1100円


の3つが ありまして…2と3はお城以外の博物館がセット料金になってるんですね。

僕は2の2館共通入場券を購入しました。


で、例の縁結びチケットを提示すれば幾らか割引になるみたいな情報を得ていたんですが…

券売スタッフさん
券売スタッフさん
コチラはセット価格で、すでに割引に なっておりますので…ハイ。

…使えないんですね、ハイ…


…いやはや、まぁしかたない…


そして ご時世柄、手の消毒と共に名前を記名して入場するように なっています。

何か あったときに追跡できるようにと いうことでしょうね…松江天守、なかなかに して厳重で ござりまするな…!

城内
●城内●

お城でも例えば大阪城みたいに外観こそ本格的だけど中身は現代、というのも ありますが この松江城は基本そのまま残っているほうのタイプ。

江戸時代以前、すなわち日本がガチちょんまげ時代だった頃から残っている貴重な お城の一つと いうこと らしいですね。


城内は土足厳禁なので、靴は袋に入れて自分で持ち歩きながら見学していきます。
ここから下の人に石を落とす
●ここから下の人に石を落とす●

こすいようで いて、地味に有効な攻撃手段だったんでしょうね。
柱の解説
●柱の解説●

特徴的な見どころとしては この柱の形状。

橋桁の補強とかと同じ感覚でしょうかね…柱の周りをを板で包んでグルグルに補強してやれみたいな効果を狙っていたみたいで、この感じのやつは松江城にしか残ってないようです。
天守閣からの眺め
●天守閣からの眺め●

右に見えるのが宍道湖(しんじこ)でしょうかね。


今日も また天気は良くて、奥のほうの山々も見えて なかなかの景色です。

城内にあった旧鯱
●城内にあった旧鯱●

コレってお城のてっぺんに あるやつ…ですよね?


…ってことは、今てっぺんに あるのは…新鯱ってことか?
てっぺんにある鯱
●てっぺんに ある鯱●

…ああ、なるほど…

言われてみれば確かに ちょっとキレイすぎるまでに整っていて“新”鯱っぽいですね…
現代の鯱
●現代の鯱●

うーん…旧型に比べると ちょっと量産型っぽいかなぁ…

まぁしょうがないんでしょうけどね、ランニングコストを考えるとね…

松江歴史館の案内
●松江歴史館の案内●

僕の買った2館共通入場券は この「松江歴史館」もセットに なっているんですが…


僕、松江歴史館って城内の基本展示のことかと勘違い してたんですよ…なんだ、お城だけだったら1の天守閣オンリー券で よかったのか…


…せっかくだから この歴史館と いうのにも行ってみたいところですが、この後の予定が…


…「足立美術館」が…

あそこも あそこで時間を確保しておきたい ところなので…


…残念ですが、チケットも もったいないんですが、松江歴史館は断念と いうことで…

「松江」駅に戻って来た
●「松江」駅に戻って来た●

あった、アレですよ あのバス。

本当はアレに乗ってみたかったんですけどね…中もレトロっぽいと いう話を聞くので…ちなみに帰りも また普通の路線バスで帰ってきました。


…と いうわけで やや駆け足気味だったんですが、松江城のほうの観光を終えまして…


早速 次の目的地へ向かおうと思います。

安来にある足立美術館へ

特急「やくも」
●特急「やくも」●

この特急列車に乗って今度は「安来(やすぎ)」と いうところまで向かいます。


ちなみに列車の詳細等はコチラの別記事にて“鉄”ネタとしてウザく語っておりますので…ここでは割愛いたしますです、ハイ。

「安来」駅に到着
●「安来」駅に到着●

「松江」から大体20分くらいで到着しました。


そういえば「安来節」と いうのも よく聞きますね…そんな安来ですが、一番 求心力を持っているのは やはり足立美術館と いう所では ないかと…


駅前から その足立美術館まで行く無料シャトルバスが出てるので、それに乗って行きます。


ちなみにデカい荷物は ご遠慮くださいとの事で、ゴロゴロリュックは駅の観光案内所に預かってもらうことに しました。料金は500円。まぁコインロッカー代って ことかと…

足立美術館に到着
●足立美術館に到着●

さあ いよいよ着きましたよ、足立美術館と やらに…


僕は本来あまり美術館とかは性に合わないタチなんですが、さすがにココは せっかく島根~鳥取まで来たので あれば行かない手は ないだろうな と思いまして…
チケット購入
●チケット購入●

入館料は大人一人2300円。

…なんですが、例の縁結びチケットを提示することで1900円に なりました。500円おトクです。


また、シャトルバス利用者は いざ観覧する前に 入り口で配布されている帰りのバスチケットを受け取っておかなければ ならない点に要注意ですね…理由は後で わかります。

創立者・足立全康氏の像
●創立者・足立全康氏の像●

この美術館における最大の展示物は、やはり日本庭園ですかね…

まるで絵になる…いや もう「庭園も一つの絵画だ」って この足立さんも おっしゃってたようで、この庭園こそが この美術館が人々を惹き付けてやまない最大の魅力のようです。
絵になる庭園
●絵になる庭園●

この他 横山大観などの日本絵画や、北大路魯山人の食器の芸術作品とかも多数 所蔵・展示されております。

いや まぁ、僕このへん全然 疎いので深く問われても あまり語りようが ないんですが…


なお、絵画とかの芸術作品は撮影NGな一方で庭園に関しては撮影OKなので僕なんかは思いっきり その撮れ高 目当てですね…ハイ。

絵になる庭園
●絵になる庭園●

窓枠を額縁に見立てて絵画風に見える窓…というので知られているヤツですね。右のところに たまたま いやがった虫が少々 残念で なりませんが…


大体カメラのオートモードで照準を合わせれば、窓の景色の明るさに合わせて周りが黒くなると思われます。

喫茶店がある
●喫茶店がある●

そして、その庭園を眺めながらに して喫茶を楽しめる空間が…


コレは行ってみたい。是非とも行ってみたいところ なんですが…
メニュー一覧
●メニュー一覧●

全品1000円均一と いう、超強気の価格設定です。おおおおおぅ…


…でも好きな人は行きますよ、ええ…

と いうわけで入店で ございます。
至極の窓際席
●至極の窓際席●

なお、窓際席が やはり人気が高くてタイミングによっては窓際を所望する場合は待ち時間を要するようです。

僕も わざわざ十数分 待った上で、待望の窓際に座りました。
1000円のあんみつ
●1000円のあんみつ●

スイーツだろうがオレンジジュースだろうが1000円均一なので、ここは白玉クリームあんみつを注文しました。


ちなみにコーヒーだと おかわりできるとメニューに書いてあるので、それも それでアリですね。
足立美術館で描くヒト
●足立美術館で描くヒト●

恐れ多くも、ちょっとだけココで執筆しました。

窓際席を待ってる人も いるので あまり長居は できませんが、2~30分くらいはココで くつろぐ資格は あるのでは なかろうかと…そういう贅沢をするための所だと思いますし…

先へ進む
●先へ進む●

なお、館内には もうひとつ別の庭園を堪能できるカフェがあります。

こっちのカフェのほうが、やや安いメニューも あるようですね。

生の掛け軸
●生の掛け軸●

今度は奥に見える景色を掛け軸に見立てると いう構図ですね。


でもね、コレ撮り方が難しいんですよ…光の取り込み加減が…
撮影した写真
●撮影した写真●

部屋を見えるように明るく しすぎると掛け軸の景色が真っ白になるし…

景色に合わせちゃうと周りが暗すぎて部屋が真っ暗に なるし…


…間を取ってコレが妥協点、これが僕の技術とカメラの限界ですね…

まさに芸術
●まさに芸術●

手前の砂の模様のやつとか、僕だったら不器用だから自分で整備して自分で踏んじゃって永遠に終わらなそうで…繊細で凄いなぁと いつも思います。

帰りのシャトルバス
●帰りのシャトルバス●

…と いうわけで堪能してきました、足立美術館。


多少お子様も見かけたんですが…正直キツイでしょう、子供には美術館って…


僕でもギリギリなんですから…アラフォーになって、庭園の撮れ高を楽しめるようになって やっとギリギリ堪能できるレベルなんですから…


…でも、美しい日本庭園は確かに見る価値が非常に あるものだと感じました。人を魅了してやまない理由が うなずけますね…ハイ。


さて、帰りは予め入り口で貰ったチケットでバスに乗ります。行き当たりばったりでは乗れないんですね。

ちなみに駅までの路線バスも あるっちゃあるみたいですが…あとは車じゃない人は、最悪タクシーですかね…

てなわけで総評

「安来」駅に戻って来た
●「安来」駅に戻って来た●

足立美術館に かけた時間は2時間ちょいほど でしょうか…これは大体 平均的な所要時間な ようです。


松江城あたりで時間を割くか、足立美術館で時間を割くかの2択みたいな ところが あったんですが…まぁ本当は別日に分けたほうが いいのかも しれないですね、どっちかを駆け足で行かざるを得なくなりますし…

僕は今回 足立美術館を優先しましたが、それは それで よかったと思っております。あとは人それぞれの好みの問題でしょう。

結局 例のチケットは

で、冒頭に言って念頭に置いていた例の縁結びチケット(4000円)の件なんですが…

上記までで ざっと途中途中の出資額を計算し…

さらに昨日の一畑電車の電車賃も換算したりすると…


…うん、計算しなきゃよかったと思いました。


…まぁ、楽しかったから よかったと思いましょう…そうしましょう…


…しかも、一畑電車のフリー切符(1600円)のほうを買ったとしても元が取れてねえ事が発覚してしまったので…楽しかったから よかったと思わなきゃ、やってられないでしょう…ハイ。








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