【2020年秋の島根・鳥取・姫路紀行その1】寝台特急サンライズ出雲のシングルに乗って出雲へ
事実上、海外への紀行は不可能と なってしまった2020年ですが…
それならばと、これを機に日本国内の紀行を ちょっと やってみようかと…そういう方向性に致しました。
で、どこに どういうモノを見に行きたいかと考えたところ…
寝台列車に乗りたい!と。
そうなると今現在レギュラーダイヤで存在している寝台列車は、サンライズエクスプレスという列車だけで ございまして ですね…

●寝台列車の切符●
…と、そんな感じで自ずと旅程内容が決まりまして…2020年の9月に行ってまいりました。
っつーことで今回より複数回に亘り「島根・鳥取・姫路紀行」のネタを、しばし お送りしたいと思います。
どうか、お暇であれば お付き合い くだされば幸いで ございますです。

●夜景の映える東京駅●
今回 乗る寝台列車は東京駅22:00発。
お約束、東京駅の夜景を わざわざ撮影してから いざ乗車準備に かかります。

●切符発行マスィーン●
切符はネットで事前に予約をしてあります。
ただ、今現在サンライズエクスプレスの個室の予約はJR西日本のほうのサイトでしか できません。
そうすると、JR東日本エリアのマスィーンでは基本的に切符が受け取れないんですが…
…実は「東海道新幹線が停車する駅」にJR東海のマスィーンがあるので、それなら受け取れるらしいです。
と、いうわけで乗車当日に東京駅にあるJR東海のマスィーンで問題なく冒頭画像の切符を受け取りました。

●飲食店の混雑度チェック●
サンライズエクスプレスでは食べ物の販売とかは ありませんので乗る前に夕食を何か食べようかと思います。
この日は連休1日前と いうことで2020年の この ご時世にしては人の出は多かったほうなんですが、どの店も そこまでは混んでない感じですかね…

●かつ丼をチョイス●
とんかつ「まい泉」ブランドの「まい泉食堂」でロースかつ丼です。
「かつや」とか「富士そば」に飼いならされちゃってる僕から すると気持ち お値段お高め ですが東京駅だから しょうがない、うん。
無難に美味しく頂きました。

●サンライズエクスプレス入線●
やってきました、今回乗車する寝台特急サンライズエクスプレス。
出発まで若干時間がありまして、格好の撮影タイムで ございます。
寝台個室を満載に積んでいると いうことで、足回りも天井のクーラーも覆うほどの すっぽりした車体に なってますね。

●お顔を真正面から●
かつての寝台列車の代名詞で あった「ブルートレイン」とはイメージが異なり、朝日が昇る「サンライズ」をイメージした車体色に なってるんですね。

●ドッキング部分●
サンライズエクスプレスの行き先は四国の高松行きと出雲大社で有名な出雲行きの2つ。
東京から発車する時点では この両者を併結して長大14両編成で出発していきます。

●行き先表示●
今回 僕が向かうのは出雲、島根県のほう ですので…
「サンライズ出雲」の「出雲市」行きの列車のほうに乗車で ございます。

●個室の窓●
僕の今回乗る所は あそこです、屋根のほうの窓から見える部屋ですね。
写真は まず部屋に入って荷物を置いてから外に出て撮ったので、中に僕のゴロゴロリュックの持ち手が見えてますが…

●車内の通路●
この寝台列車は個室が主体。通路も なんかホテル感覚です。
2階層に分かれていて、1階にも部屋が あります。

●今回 泊まる部屋●
1ランク上質な「シングルデラックス」や お値打ち価格の雑魚寝の「ノビノビ座席」とかも あるんですが、今回 僕が乗るのはスタンダードな「シングル」。
この日の切符は群雄割拠で当初 雑魚寝席しか取れなかったんですが、しつこく毎日ネットを見張ってキャンセル分を捕まえて予約を取りました。
やっぱり せっかく乗るなら、個室 乗ってみたいですしねぇ…やっぱり…

●枕元のコンパネ●
アラーム付き時計の他、ラジオが付いていてNHK-FMが聴けるように なっているみたいです。

●使い捨てコップ●
僕は口ゆすぎ用として使いましたが…使い道は その人次第で無限大でしょう。

●部屋の鍵●
部屋の鍵はダイヤル式 電子ロック。
部屋に鍵を かけて、ちょっと車内の探索を…

●洗面台●
当然ながら、宿泊に必要なモノは揃っております。
さながらビジネスホテルとかカプセルホテルとか、そんな感じですね。

●自動販売機●
食べ物は売ってませんが、ドリンクの自販機は あります。
これなら僕みたいに朝飯は そもそも要らねぇ!と割り切る人なら、何も持ち込まなくても全然 問題ないですね。

●用意されている寝具●
さーぁ いよいよ出発…
で、僕は多少 早めに寝ますかねぇ…
せっかく浴衣も用意されているので、コレを しっかり利用させて頂きます。
ちなみに出発後しばらく すると乗務員さんがチケットチェックに来るので、寝るのは それから ですね。

●カーテンも ある●
カーテンありますが せっかくの屋根側の2階席と いうことで「朝日を浴びて起床」という贅沢を味わいたいので…あえて開けておきましょう、うん。
ただ、1階席の場合は寝姿がホームの人から丸見えになる位置に あるので閉めたほうが いいかもよ?との ことです。

●朝の車窓から●
いやぁー…サンライズです。
天気も いいし、まさに理想のサンライズエクスプレスという感じの朝ですねコレは…

●お手洗い●
ちょうど表示幕の所にトイレットペーパーのストックが置いてありますね。

●シャワーカード販売機●
僕は利用していませんが、シャワーも ちゃんと あります。
でも、それを利用するためのカードも また群雄割拠らしいです。多分 昨日の出発前の時点で すでに売り切れちゃったんじゃないでしょうかね。

●ラウンジ コーナー●
共用のラウンジ スペース。みんなで談笑しながら食ったり飲んだりするところ ですね。ご時世的に あまり それは できませんが…
さて、比較的 早起きしたのには また理由が ありまして…

●ドッキング解除●
高松行きと出雲行きを併結して出発した この列車ですが、岡山駅にて これを分割するのです。
大体6:30頃に岡山に到着して分割するんですが、この分割作業を拝められるのが“鉄”的に撮りどころと なっておりまして…
分割したあとは高松行きのほうが先に すぐ発車、ほどなくして出雲行きも すぐ発車します。
割とサクッと分割しちゃうので、乗り遅れだけは重々に避けたいところですね…

●サンライズ出雲で描くヒト●
あとは出雲到着まで、のんびりと…
「どこでも描くヒト」としては当然ながら、今回も このサンライズ出雲の車内で描いたりしてたんですが…
…2階席って、比較的 揺れるみたいなんですよね…なんとか下描きを進めるので精いっぱいでした…ペン入れは無理ですね…
…なにより酔いますね、まさかの…
…と いうわけで長時間の執筆は無理と判断して、テキトーに寝っ転がったりしました…

●気が付いたら出雲市に●
…そしたらガッツリ寝落ちしてたようで…
まさかサンライズ出雲で、

乗務員さん
…と いう起こされ方をされるとは思いませんでした…
本当は到着までの景色も眺めてみたかったんですが、ちょっと しくじりましたね…早起きが祟ったのか むしろ二度寝のほうがグッスリでした、ハイ…

●出雲市駅の駅舎●
実は僕自身の旅程的には本当は手前の「松江」で降りたほうがホテルのチェックイン関係とかでスムーズでは あるんですが…
せっかくサンライズ出雲に乗ったんだから やっぱり終点まで乗り通してみたいなー、と いうことで…
効率よりロマンを優先しました。
…て いうか寝過ごしてるので結果的に もはやロマンも何も なかったんですが…

●出雲大社へ行くバス●
出雲市駅は出雲大社からは離れた所にあるので、路線バス等で移動します。
さぁ、と いうわけで…
寝台列車は やはり いいなぁ、と…
これだけは強く言っておきたいし、言えますね…ハイ。
仕事が終わった後に東京駅に行って22:00に出発して、次の日の10:00頃に出雲市に到着…うん、ちょうど いい。実に ちょうど いい。
総時間では約12時間かかりますが、どうせ寝てるんですし…
仕事が終わった その日の夜に東京に いたのが、次の日の朝には出雲に降り立っていると いうことに なるので大いなる時間効率の良さだと思います。
さて…もうコレで かなり満足しちゃったんですが…
本質的には観光は ここからスタートなので、紀行は引き続き 進めてまいりたいと思いますです。
それならばと、これを機に日本国内の紀行を ちょっと やってみようかと…そういう方向性に致しました。
で、どこに どういうモノを見に行きたいかと考えたところ…
寝台列車に乗りたい!と。
そうなると今現在レギュラーダイヤで存在している寝台列車は、サンライズエクスプレスという列車だけで ございまして ですね…

●寝台列車の切符●
…と、そんな感じで自ずと旅程内容が決まりまして…2020年の9月に行ってまいりました。
っつーことで今回より複数回に亘り「島根・鳥取・姫路紀行」のネタを、しばし お送りしたいと思います。
どうか、お暇であれば お付き合い くだされば幸いで ございますです。

●夜景の映える東京駅●
今回 乗る寝台列車は東京駅22:00発。
お約束、東京駅の夜景を わざわざ撮影してから いざ乗車準備に かかります。

●切符発行マスィーン●
切符はネットで事前に予約をしてあります。
ただ、今現在サンライズエクスプレスの個室の予約はJR西日本のほうのサイトでしか できません。
そうすると、JR東日本エリアのマスィーンでは基本的に切符が受け取れないんですが…
…実は「東海道新幹線が停車する駅」にJR東海のマスィーンがあるので、それなら受け取れるらしいです。
と、いうわけで乗車当日に東京駅にあるJR東海のマスィーンで問題なく冒頭画像の切符を受け取りました。

●飲食店の混雑度チェック●
サンライズエクスプレスでは食べ物の販売とかは ありませんので乗る前に夕食を何か食べようかと思います。
この日は連休1日前と いうことで2020年の この ご時世にしては人の出は多かったほうなんですが、どの店も そこまでは混んでない感じですかね…

●かつ丼をチョイス●
とんかつ「まい泉」ブランドの「まい泉食堂」でロースかつ丼です。
「かつや」とか「富士そば」に飼いならされちゃってる僕から すると気持ち お値段お高め ですが東京駅だから しょうがない、うん。
無難に美味しく頂きました。
いよいよ乗車

●サンライズエクスプレス入線●
やってきました、今回乗車する寝台特急サンライズエクスプレス。
出発まで若干時間がありまして、格好の撮影タイムで ございます。
寝台個室を満載に積んでいると いうことで、足回りも天井のクーラーも覆うほどの すっぽりした車体に なってますね。

●お顔を真正面から●
かつての寝台列車の代名詞で あった「ブルートレイン」とはイメージが異なり、朝日が昇る「サンライズ」をイメージした車体色に なってるんですね。

●ドッキング部分●
サンライズエクスプレスの行き先は四国の高松行きと出雲大社で有名な出雲行きの2つ。
東京から発車する時点では この両者を併結して長大14両編成で出発していきます。

●行き先表示●
今回 僕が向かうのは出雲、島根県のほう ですので…
「サンライズ出雲」の「出雲市」行きの列車のほうに乗車で ございます。
車内の様子

●個室の窓●
僕の今回乗る所は あそこです、屋根のほうの窓から見える部屋ですね。
写真は まず部屋に入って荷物を置いてから外に出て撮ったので、中に僕のゴロゴロリュックの持ち手が見えてますが…

●車内の通路●
この寝台列車は個室が主体。通路も なんかホテル感覚です。
2階層に分かれていて、1階にも部屋が あります。

●今回 泊まる部屋●
1ランク上質な「シングルデラックス」や お値打ち価格の雑魚寝の「ノビノビ座席」とかも あるんですが、今回 僕が乗るのはスタンダードな「シングル」。
この日の切符は群雄割拠で当初 雑魚寝席しか取れなかったんですが、しつこく毎日ネットを見張ってキャンセル分を捕まえて予約を取りました。
やっぱり せっかく乗るなら、個室 乗ってみたいですしねぇ…やっぱり…

●枕元のコンパネ●
アラーム付き時計の他、ラジオが付いていてNHK-FMが聴けるように なっているみたいです。

●使い捨てコップ●
僕は口ゆすぎ用として使いましたが…使い道は その人次第で無限大でしょう。

●部屋の鍵●
部屋の鍵はダイヤル式 電子ロック。
部屋に鍵を かけて、ちょっと車内の探索を…

●洗面台●
当然ながら、宿泊に必要なモノは揃っております。
さながらビジネスホテルとかカプセルホテルとか、そんな感じですね。

●自動販売機●
食べ物は売ってませんが、ドリンクの自販機は あります。
これなら僕みたいに朝飯は そもそも要らねぇ!と割り切る人なら、何も持ち込まなくても全然 問題ないですね。

●用意されている寝具●
さーぁ いよいよ出発…
で、僕は多少 早めに寝ますかねぇ…
せっかく浴衣も用意されているので、コレを しっかり利用させて頂きます。
ちなみに出発後しばらく すると乗務員さんがチケットチェックに来るので、寝るのは それから ですね。

●カーテンも ある●
カーテンありますが せっかくの屋根側の2階席と いうことで「朝日を浴びて起床」という贅沢を味わいたいので…あえて開けておきましょう、うん。
ただ、1階席の場合は寝姿がホームの人から丸見えになる位置に あるので閉めたほうが いいかもよ?との ことです。
次の日の朝

●朝の車窓から●
いやぁー…サンライズです。
天気も いいし、まさに理想のサンライズエクスプレスという感じの朝ですねコレは…

●お手洗い●
ちょうど表示幕の所にトイレットペーパーのストックが置いてありますね。

●シャワーカード販売機●
僕は利用していませんが、シャワーも ちゃんと あります。
でも、それを利用するためのカードも また群雄割拠らしいです。多分 昨日の出発前の時点で すでに売り切れちゃったんじゃないでしょうかね。

●ラウンジ コーナー●
共用のラウンジ スペース。みんなで談笑しながら食ったり飲んだりするところ ですね。ご時世的に あまり それは できませんが…
さて、比較的 早起きしたのには また理由が ありまして…

●ドッキング解除●
高松行きと出雲行きを併結して出発した この列車ですが、岡山駅にて これを分割するのです。
大体6:30頃に岡山に到着して分割するんですが、この分割作業を拝められるのが“鉄”的に撮りどころと なっておりまして…
分割したあとは高松行きのほうが先に すぐ発車、ほどなくして出雲行きも すぐ発車します。
割とサクッと分割しちゃうので、乗り遅れだけは重々に避けたいところですね…

●サンライズ出雲で描くヒト●
あとは出雲到着まで、のんびりと…
「どこでも描くヒト」としては当然ながら、今回も このサンライズ出雲の車内で描いたりしてたんですが…
…2階席って、比較的 揺れるみたいなんですよね…なんとか下描きを進めるので精いっぱいでした…ペン入れは無理ですね…
…なにより酔いますね、まさかの…
…と いうわけで長時間の執筆は無理と判断して、テキトーに寝っ転がったりしました…
出雲市駅に到着

●気が付いたら出雲市に●
…そしたらガッツリ寝落ちしてたようで…
まさかサンライズ出雲で、

お客さん終点ですよ!
…と いう起こされ方をされるとは思いませんでした…
本当は到着までの景色も眺めてみたかったんですが、ちょっと しくじりましたね…早起きが祟ったのか むしろ二度寝のほうがグッスリでした、ハイ…

●出雲市駅の駅舎●
実は僕自身の旅程的には本当は手前の「松江」で降りたほうがホテルのチェックイン関係とかでスムーズでは あるんですが…
せっかくサンライズ出雲に乗ったんだから やっぱり終点まで乗り通してみたいなー、と いうことで…
効率よりロマンを優先しました。
…て いうか寝過ごしてるので結果的に もはやロマンも何も なかったんですが…

●出雲大社へ行くバス●
出雲市駅は出雲大社からは離れた所にあるので、路線バス等で移動します。
さぁ、と いうわけで…
寝台列車は やはり いいなぁ、と…
これだけは強く言っておきたいし、言えますね…ハイ。
仕事が終わった後に東京駅に行って22:00に出発して、次の日の10:00頃に出雲市に到着…うん、ちょうど いい。実に ちょうど いい。
総時間では約12時間かかりますが、どうせ寝てるんですし…
仕事が終わった その日の夜に東京に いたのが、次の日の朝には出雲に降り立っていると いうことに なるので大いなる時間効率の良さだと思います。
さて…もうコレで かなり満足しちゃったんですが…
本質的には観光は ここからスタートなので、紀行は引き続き 進めてまいりたいと思いますです。
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