JR乗車券でガッツリ途中下車の旅

おそらく鉄道旅行に慣れた方やマニアの方からすると、何を今更感な事に思われるかも しれないんですが…

松江から東京行きの乗車券
●松江から東京行きの乗車県●


JRの乗車券って、途中下車ができたりするんですね…

恥ずかしながら、今回 旅行するに あたり初めて知りました。


僕にわかに“鉄”だとか言ってますけど自分の住んでる所が私鉄沿線と いうことも あり専攻も地下鉄方面だったりして、JRを趣味的にも あまり対象に してなかったもの でして…



例えば上記の乗車券の場合だと、

「9月20日に松江から東京まで一気に行くための切符」

だと思うじゃないですか。
出雲大社
●出雲大社●

ですが僕は今回、島根県だけでは なく復路にて ちょこちょこ泊まりながら立ち寄って行くという旅程で ございまして ですね…


…出雲や松江のあとは、

足立美術館
●足立美術館●

足立美術館のある安来に途中 寄って、

鳥取砂丘
●鳥取砂丘●

鳥取に一泊して、

姫路城
●姫路城●

で、さらに姫路で一泊してってから東京に戻る、みたいな感じ だったんですが…


この旅程が上記の1枚で済んでいます。

「松江~安来」間、

「安来~鳥取」間、

「鳥取~姫路」間、

「姫路~東京」間を、別々に買わなくて いいんですね。別々に買うと初乗りの分だけ高くなりますし…

実際、別々に買うのとでは2000円以上ほど差が あるっぽいです。

鳥取駅の改札口
●鳥取駅の改札口●

改札を出る時も途中下車と判断され、最終目的地まで回収されません。

僕の時は たまたま有人改札で通りましたが、自動改札でも多分 出る時に ちゃんと戻ってくるはず だと思います。


しかも もうひとつポイントなのが、日も またげる ということ。

「○○日まで有効」と書いてある日まで途中下車が可能みたいで、距離の長さによって日数が増えるようです。


そんなわけで、「松江~東京」までの ぶっ通し1枚の乗車券だけで上記の旅程に使えたと いうわけでして…


なるほど…長距離の鉄道旅って こういうふうに工夫して やるわけか…奥が深いですね…

注意点


●松江から東京までの道のり●

冒頭に出した乗車券に

「経由:山陰・因美・智頭・智頭急行・上郡・山陽・姫路・新幹線」

と書いてあるんですが、これは僕が今回 安来と鳥取と姫路に立ち寄りたいが ために わざわざ そういうふうに取った乗車券なんですね。


一口に松江~東京間と いうと それ以外にもルートがあり最短ルートは他に あるんですが、今回みたいな旅程の場合は行きたい経由地をキチンと決めた上で その通りに進まなきゃいけないと いうこと みたいです。


また、後戻りとかも無理みたいですね。

どうせ比較的 近いからと いって松江に泊ったまま安来に ちょっくら行って来て また松江に戻ってくるとか、そういうのは無効みたいです。一筆書きに進むのがルールのようです。

別途 特急券は必要

たまーに新幹線とか特急に乗るくらいだと そのまんま単純に往復で買って、その場合 乗車券と特急券が1枚セットの切符に なるから あまり意識しなかったり するんですが…

今回のように1枚通しで途中下車が有効なのは乗車券のほうだけ なので、特急券は乗り継ぎ毎・途中下車毎に個別に必要と なるんですね。


今回の僕の場合だと、

特急「やくも」
●特急「やくも」●

松江から安来までは特急「やくも」に乗り、

特急「スーパーまつかぜ」
●特急「スーパーまつかぜ」●

安来から鳥取までは特急「スーパーまつかぜ」に乗って、

特急「スーパーはくと」
●特急「スーパーはくと」●

さらに鳥取から姫路までは特急「スーパーはくと」に、

新幹線「のぞみ」
●新幹線「のぞみ」●

最後 姫路から東京までは新幹線「のぞみ」を利用したわけ なんですが…


コレ、特急ごとに1枚1枚 特急券を購入しております。

だから今回の旅行では切符が多かったですね。予めネットで全部 買ってたので…


もちろん特急を使わない場合は特急券は無くても いいんですが、さすがに上記の旅程を鈍行で行くのはキツいです…

せいぜい松江~安来間くらいなら なんとか なりますけども…


あと、一度に色んな特急に乗れるのも楽しいですしね。古いの、速いの、気動なのと…

と、いうわけで

当初はフツーに下車毎に全部まともに特急券&乗車券を買っちゃおうと してたんですが、たまたま色々情報を漁っていたら発見した法則でして…


…て いうか知らない人のほうが多いと思うんですが…どうなんでしょうかねぇ?少なくとも多少なりとも鉄道に興味が ないと、ここまで調べないと思いますし…


…なお、今回も また この旅行の様子を執拗に紀行を綴ったりなんかしたり しますので…

もし貴方が退屈で暇を持て余しているような状態で あったりするならば、是非とも お読み下されば多少は暇つぶしには なるかと思われますので…ひとつ宜しく頼み申し上げますです、ハイ。
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